２日目は，男三瓶山への登山です。
爽やかな天候のもと，元気に出発しました。段差が大きく足場の悪いところもたくさんありましたが，「だいじょうぶ？がんばれ！」「あと１０００メートル！」など，お互いに声を掛け合いながら登っていました。
登山道や頂上にトイレが設置されていないため，始めに配られた飲み物の水分補給の仕方を考えながら登らなければなりません。たくさん飲みたい気持ちを押さえ，下山のときのことも考えながら量を考えて飲みました。
全員が頂上へ登り切り，疲れの中にも達成感あふれる表情を浮かべていました。

夜は，天体観測です。三瓶自然館サヒメルへ行って，夏の星空を観測しました。そこには，土星や月など，設定した星を追いかけて動くというたくさんの星の情報が入った大きな望遠鏡が何台も置かれていました。
　施設の方が，空へ届くような特殊なライトを使って，夏の大三角や，織り姫星と彦星の間の天の川について，場所を示しながら説明してくださいました。
私たちからは同じように見える星も，地球からの距離は様々であること，光が１年かかってたどり着く距離を１光年ということなど，星についてたくさん学ぶことができました。土星や火星を初めて望遠鏡で見た子も多く，感動の声が聞こえてきました。