校舎内では，教職員が卒業生をアーチで見送りました。１年生の時，「１年生をむかえる会」でくぐったアーチです。
　中庭では，保護者の方々が花道を作ってくださいました。

　卒業し，新たな一歩をふみ出した子どもたちが，自信をもって大きく羽ばたくことを願っています。

　今年度は，新型コロナウイルス感染拡大予防のため，卒業生による「旅立ちのことば」は行いませんでした。参観日も中止になり，思いを伝える場のなかった子どもたちが，卒業するにあたって，保護者の方に気持ちを伝えたいと学級ごとにメッセージビデオを制作しました。
　式終了後，保護者の方々に見ていただきました。

　卒業証書を手にし，６年間の思い出が胸をよぎったのではないでしょうか。

　卒業生は，ステージ上を緊張しながらも堂々と歩いていました。一人ひとり，校長先生から卒業証書を受け取りました。

　在校生のいない校舎は，しんと静まり返り，心地よい緊張感に包まれていました。

　春のあたたかな日差しのもと，令和２年度第４９回卒業証書授与式を行いました。

　５年生の力を借りて，無事，式場が完成しました。

　明日は，これまでの天気予報をくつがえし，晴天のもよう。
　在校生の思いものせて，６年生を送り出したいと思います。

　卒業生が通る道，座る椅子，それぞれが気づいたところを分担してふき，仕上げていきます。
　最後の最後までチェックをする５年生。心を込めて作業していました。

　明日の卒業式に備え，５年生が給食後に残って，前日準備を行いました。
　まずは，すみからすみまでふき掃除です。

　明日は，卒業証書授与式です。１年生から５年生までの在校生は明日はお休みです。

　６年生のお兄さん，お姉さんのいる子にとっては，きょうだいで一緒に登校できる最後の日でした。いつも仲睦まじく登校していたので，６年生が卒業後の２２日（月）の朝は，きっとさびしく感じることと思います。

　そして，６年生から次期リーダーとなる５年生へ校章旗の引継ぎです。
　厳かな雰囲気の中で行われました。

　今回，ビデオ撮りをして校内放送を使った６年生を送る会でしたが，庚午小学校全員の気持ちがそろった心あたたまる会になりました。

　テーマ通り。笑顔いっぱいの６年生からの贈り物となりました。

　さりげない日常に組み入れたり，全員で集合したり…。
　それぞれが主人公です！

　撮影場所もいろいろ。スタイルもいろいろ。それぞれの思いがこもっていることが伝わってきます。

　そこからは，歌詞とともに音楽にのせてメッセージ発信です！

　さぁ，いよいよ６年生の登場です。メイキング動画風に仕上げていました。まずは実行委員によるテーマ決めの様子からスタートです。
　テーマを「笑顔」に決めたところから，歌が始まりました！

　在校生最後は，５年生です。
　制限がある中，恒例の「ルパン三世のテーマ」の出だしを工夫し，トーンチャイムでのスタート。最初からぐっとひき込まれました。
　そして，５年生の子どもたちが手にしていたのは，６年生一人一人の名前が書かれたカードです。曲に合わせてテンポよく，名前が登場するという嬉しい仕掛け。それだけでなく，全員の名前をひっくり返すと「かがやく 未来へ」というすてきなメッセージが出現しました。感動を与える発表となりました。

　４番目に登場したのは，この一年間，一番６年生と接することが多かった１年生。学級ごとにカラフルな手袋を付けて，虹の曲に合わせたダンスです。
　感染予防のため大きな声で思いを伝えることができない分，体いっぱいを使って表現していました。その表情から「ありがとう」や「さみしいな」という気持ちが伝わってくるようでした。

　４年生は楽器演奏も加えて，より迫力のある発表です。感染予防の観点から，リコーダーや鍵盤ハーモニカができない中，手拍子と打楽器で演奏です。テレビ越しでも分かるように，大きな文字でメッセージを伝えました。

　続いて，３年生。一人一人の写真を使って，アニメーションで作り上げるお祝い人文字からスタート。学級ごとの出入りでは，６年生が体育参観日で発表した集団行動にちょっとだけチャレンジ。映像処理をする先生の技術と相まって，たくさんのメッセージが伝わってくる発表となっていました。