最新更新日:2024/04/26 | |
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全校朝会・ミュージックタイム今日は、たんぽぽ学級について、お話をします。担任の先生が用事で遅く来られた時に教室に入り、1年生の人の連絡帳を見ていました。するとその中に「たんぽぽ学級では、何をしているの?」とおうちの人に質問した、と書いてあるのを読みました。また、「校長先生、たんぽぽ学級の人は、病気があるの?」と聞かれたこともあります。1年生の皆さんも、南観音小学校で1年近く生活していれば、当然「あれっ?」と思うことがでてきますよね。たんぽぽ学級のことについて、正しく知って欲しいと思い、お話をします。 ますは、昨日の2時間目のたんぽぽ学級の様子です。ビデオを観てください。 たんぽぽ学級と通常の学級のちがうところを説明します。大きく3つあります。 まず1つ、1クラスの人数です。通常のクラスは、1学級35人までですが、たんぽぽ学級は1学級8人までです。少ない人数です。逆に先生は、通常の学級は、担任の先生が一人ですが、たんぽぽは一学級2人です。もう一人、たんぽぽ学級の指導を助けてくださる先生もおられます。少ない人数の子どもを多くの先生で観ていただいています。 2つ目、たんぽぽ学級は、少ない人数で学習する方が自分の成長につながると判断し、おうちの人があるいは自分が、たんぽぽ学級を選んだということです。学校が、「あなたはたんぽぽ学級に入りましょう。」と決めたわけではありません。 一人一人たんぽぽ学級に入った理由はちがいます。たくさんの人の中では、友達が気になって集中しにくいとか、自分の学習をじっくり見てくれる人がいた方が自信がつくとか、静かな中で学習がしたいとか、時間をかけて自分のペースで学習したいなどといった理由で選ばれました。病気があるわけではありません。 3つ目、たんぽぽ学級は、学年の違う子がクラスをつくっているということです。だから、自然と上の学年の子が下の学年の子のお世話をする場面もあります。とても優しく面倒をみてくれるので安心できます。特に、みんなで同じ内容の学習をする時には、よいリーダーになってくれます。 逆に、みんなと同じところは、ビデオからも分かったと思いますが、自分の学習に真面目に取り組んでいるというところです。「ビデオに撮るからちゃんとして。」と声をかけたわけではありません。どの時間を見ても、真剣です。だから、たんぽぽ学級の人たちも、毎年着実に成長することができています。図書室に行くときに、学習に集中しているたんぽぽ学級の学習の様子を見たことがあると思います。 できること・分かることを増やし、自分を成長させるという学校に来る目的は、南観音小学校のみんな一緒です。そのために、たんぽぽ学級の皆さんは、自分のペースに合った、少ない人数で学習をするという方法が違うだけです。今日のお話が、たんぽぽ学級の正しい理解につながればいいと思っています。 今年度も残り少なくなりました。大事な学年のまとめの時期です。体調管理には気を付けて、次の学年に自信をもってすすめるように、まとめにがんばりましょう。 |
広島市立南観音小学校
住所:広島県広島市西区南観音六丁目5-45 TEL:082-232-0494 |