本年度の取組の重点

学習の定着や体力の向上，場に応じた言葉遣い，コミュニケーション力の育成，学習規律の定着について，学習環境づくりによる発展をめざします。温かな雰囲気を保ちながら，子どもたちの成長を支援します。
　特に地域や学校への，帰属感，愛着心，誇りを育てる学校づくりを根幹におき，学校の大くすの木にちなんで，「やるき，げんき，だいすき」をキャッチフレーズに取り組みます。

（１）やるき（目標を決めて，挑戦する子どもの育成）

○児童理解を進め，児童の実態に応じた支援を行います。
　できにくいこと，苦手なことに支援をするだけでなく，個性を生かし伸ばす学習に取り組みます。児童一人一人に応じた目標を決めて，挑戦する児童を育てます。
○最後までやりぬく児童を育てます。
　目標に向かって最後までやりきることができる児童を育てます。そのために，計画的な支援，指導を行います。
○学習したことを使って表現できる児童を育てます。
　学習したことを使って，課題解決し，自分の思いや考えを表現できる児童を目指して，伝え合う授業づくりに努めます。
○くすのきタイムを中心に学習規律の定着をめざします。
　生活のふりかえりを行いながら全学級で共通した指導を行い，温かな雰囲気の学習環境をつくります。
○授業改善に努めます。
　思考力と豊かなコミュニケーション能力を身に付けるために，伝える力を伸ばします。

（２）げんき（体力つくりの推進）

○体育朝会を実施し，体力つくりに毎日取り組めるように月ごとの目標を，振り返りながら１年間取り組みます。
○少人数を生かした縦割り班をもとに８の字縄跳びに挑戦します。年間を通じて，児童が教えあい，記録をとりながら練習します。

（３）だいすき（表現力の向上）

○総合的な学習の時間，生活科，音楽，図画工作科を中心に表現活動を充実させます。
○元宇品の自然，暮らしを取り上げ学習します。アースミュージアム元宇品構想推進委員会と連携し，元宇品の自然を学習します。体験したことをもとに，新たに調べたり，まとめたりして，発信するための発表会を開きます。
○学習発表会（元小のつどい）を開きます。
○図画工作科では元宇品をもとにした題材でも学習します。児童の思いや生活に根ざして意欲を高めます。
○児童作品にあふれるよう学校環境を整えます。
○元宇品町内会や子ども会活動など地域と連携して学習を進めます。