最新更新日:2024/04/30
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≪校訓≫ 皆のおかげと思い 実のある人となる  ≪学校教育目標≫ 豊かな心と健やかな体をもち、自ら学ぶ児童の育成      

11月1日 学校朝会

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 11月1日は古典の日です。今日の学校朝会では,教頭先生が色々な昔話について図書室にある本も紹介しながらお話をされてました。話した内容は以下の通りです。

みなさん、おはようございます。
 
 今日は、11月1日、古典の日です。
いきなりですが、この写真をみてください。
テレビのコマーシャルで見たことがある人が多いと思います。
ここに出てきているのは、みな、昔話の登場人物ですね。
桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫、乙姫、鬼、織姫、
みなさんは、この人物が出てくる昔話を全部知っているでしょうか。
桃太郎は、「ももたろうさん、ももたろうさん。おこしにつけた きびだんご・・・」
金太郎は、「まさかり かついだ きんたろう。くまにまたがり お馬のけいこ・・・」
浦島太郎は、「むかし、むかし、うらしまは、助けた亀に 連れられて・・・」
と、歌にもなっていますね。
昔話は、もともと昔々の古典文学だったものもたくさんあります。今日は、古典の日ですので、昔、書かれたときのままの文を紹介してみたいと思います。

 さて、これは、どのお話のもとの文でしょうか。

 今は昔、竹取の翁といふものありけり。野山にまじりて竹をとりつつ、よろづのことに使ひけり。名おば、さぬきの造となむいひける。その竹の中に、もと光る竹なむ一筋ありける。あやしりがりて、寄りて見るに、筒の中光たり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうてゐたり。

 「竹」「光る」「美しい」などのキーワードが出たので、分かった人もいると思いますが、これは、「かぐや姫」のもとの文です。「御伽草子」という古典文学に出てきます。
現代のことばに直すと、

今となっては昔のことですが、竹取の翁という者がいました。野や山に分け入って竹を取っては、いろいろなことに用立てたのでした。その名をさぬきの造と言いました。ある日、その竹の中に、根元が光る竹がひとつありました。不思議に思って、近寄ってみると、竹筒の中が光っています。中を見ると、三寸(9cm)ぐらいの人が、とてもかわいらしい様子で座っています。

となります。2つの文を比べてみて、どう感じますか。もとの文の昔のことばには、今のことばとは異なる、美しいひびきがあると思いませんか。

 高学年の皆さんは、国語の学習で、日本の古典文学である「春はあけぼの・・・」で始まる「枕草子」や「祇園精舎の鐘の声・・・」で始まる「平家物語」、「春暁」などの漢文を学習しますね。中学年のみなさんも、俳句の学習などで、昔の言葉遣いに触れます。
 古典の日をきっかけに、昔話を読んだり、それをもとの文で読んでみたりするのもよいと思います。図書室にも本がたくさんありますので、ぜひ探してみてくださいね。
これで、お話を終わります。


収穫の秋

たんぽぽ学級の教室の裏には,柿の木があります。たわわに実る柿を,今年もたんぽぽ学級のみんなで収穫しました。たくさんの柿をとることができました。その柿を使って,数を数えたり,お世話になっている方にプレゼントする時の話し方を勉強したりしています。勉強が終わったら,味をじっくり味わいたいと思っています。
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広島市立皆実小学校
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