最新更新日:2024/05/01
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平素から本校の教育活動にご理解とご協力を賜り誠にありがとうございます。学校教育目標「『未来の創り手』となる児童の育成」の達成のため教職員一同、取組を推進していきますので、ご理解とご支援のほどをよろしくお願いいたします。

牛田の昆虫たち 〜ナミアゲハ〜

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今回は、ナミアゲハの幼虫を紹介します。朝、体育館前にあるミカンの木で、今にも脱皮しそうなナミアゲハの4齢幼虫を見つけました。ナミアゲハの場合、1齢幼虫のときは黒っぽい体をしています。脱皮を繰り返し2齢幼虫〜4齢幼虫までは、黒色に白色が入ったトリの糞(ふん)に似た体になります。そして、5齢幼虫(終齢幼虫)になると、これまでとは違う緑色の体になり、さらに、眼状紋(がんじょうもん)といわれる目玉模様が現れます。こうした体の模様は、ゆっくりとしか動けない幼虫が、外敵から身を守るための一つの助けになっています。見つけた4齢幼虫は、いちばん上の写真の通り、黒っぽい体の下に5齢幼虫の緑色の体が透けて見え、さらに、頭殻が下がっていたため、脱皮が近いことがわかりました。

大休憩になって行ってみると、なんと、目の前でみるみる脱皮が始まったのです。真ん中の写真は、4齢幼虫の皮を半分まで脱いだところです。体をくねらせさせながら、頭の方からどんどん脱いでいきます。頭殻は、まだ付いたままです。いちばん下の写真は、脱皮が終わったところです。ミカンの葉の左端に、4齢幼虫の頭殻が落ちているのが見えます。脱皮が終わったころに、大休憩終わりのチャイムが鳴りました。この後、向きを変えて幼虫の下に隠れている脱皮殻を食べるところまで見たかったのですが、ここで観察終了となりました。

現在、体育館前にあるミカンの葉には、アゲハチョウの卵がついていて、幼虫もいます。ぜひ、自分の目で探して成長の様子を観察してみてください。ただし、脱皮前や脱皮途中の幼虫に触ると、弱ったり、脱皮に失敗したりすることがあるので、気を付けて観察しましょうね。
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広島市立牛田小学校
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