最新更新日:2024/04/30
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

厳寒の中、梅の蕾が膨らんでいます!

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 立春を過ぎたというのに、1月の下旬から今日まで、日本列島は「超一級の寒波」、「数年に一度の寒波」と呼ばれる程の寒気の影響で、広島も厳しい寒さに襲われています。庭では、花木は葉を落とし、小さな芽は花開く春を夢見ながら風雪にじっと耐えています。

 この姿に私がいつも思いを馳せるのは、雛祭りに華やかな彩りを添える桃の花でも、春の喜びを全身で伝える満開の桜の花でもありません。それは、二月の凛として澄み渡った寒気の中、仄かな香りを漂わせながら、美しい花を咲かせる梅の木の姿です。
その傍らに立つ時、にっこりと微笑んでいる梅の木に語りかけられているかのような錯覚に陥る時があります。
 「人生には、身も心も凍えてしまう程に辛く苦しい時もありますよ。しかし、どのような逆境にあっても、耐えるべき時にはじっと耐え、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人々を包み込める人になってくださいね。」
 苦難、逆境は誰にでも訪れます。それに正しく処する時、私たちは志をより確かなものにすることができます。「私」という美しい花を咲かせる力を蓄えることができます。そして、梅の花のように、誰よりも先に春の訪れを告げ、ふくよかな香りで人々を包み込むことができる「私」になれるのです。

 同志社英学校(後の同志社大学)を興した新島襄先生は、このような梅の姿を一つの詩に詠われました。

 寒梅
庭上(ていじょう)の一寒梅
笑って風雪を侵(おか)して開く
争わず 又 力(つと)めず
自(おの)ずから百花の魁(さきがけ)を占(し)む

(【大意】暦の上では既に春というのに、未だ寒さの厳しい中、庭先の一本の梅の木が、凍えるような風や雪に耐えながら、にっこりと微笑むように花を咲かせた。一番に咲こうと、ほかの草木と競い、争っている様子もなく、また、独り力んでいる風もなく、あらゆる花の魁となって咲いているよ。)

 5年生の朗唱の一つに選んでいるこの詩を、より実感的に理解し、深く味わい、身に付けて欲しいと願い、昨年、中庭に紅梅と白梅を植えました。この寒さの中でも、蕾が膨らみ、小さくて茶色一色だった外皮に、赤や白の色を付けています。花が開くのも、もう間もなくです。

これが本校の教職員の力です!

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 2月6日(火)、学校朝会でのことです。

 初めに、2月の生活目標「短く はっきり よい返事」について、生活部から指導がありました。子供達は、学年毎に「短く はっきり よい返事」を実演しそれぞれ褒めてもらったり、学校朝会のような特別な機会にできるだけでなく、普段の何気ない生活の中でも意識してできるようになることが大切であることについて指導を受けたりしました。

 そして、その後のことです。今日は、文集ひろしま、校内書道コンクール、体力優秀賞の3つの表彰がありました。その際、それぞれの担当の先生が、全員、「先ほど、生活目標の『短く はっきり よい返事』について指導があったように、名前を呼ばれたら、きちんと返事をしましょう。」といった一言を添えて、受賞者の呼名をしたのです。勿論、閉会を行った司会の先生も同じです。

 一つの指導が、点で終わらず、線となり、面となっていく。一つの指導の場を受けて、その後、4名がそれに関連付けた指導を行いました。それを行う教員集団であることが、本校の様々な成果を生み出している要因であると、改めて実感しました。
 本校の素晴らしい教職員集団を誇りに思っています。

心が通い合った嬉しい瞬間

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 今週、来週と、1年生の道徳の授業をもとに、低学年ブロックで授業研究を行っています。昨日、2月5日(月)には、1年3組の道徳の授業を観させてもらいました。

 最初から最後まで、子供達は集中して子供を思う親心について考え、書いたり発表したりして深めていました。半年前に比べて、一人一人がそれぞれに立派に成長している様子を見ることができ、とても嬉しく思いました。
 その中に、とりわけ心に残った子供がいました。45分間、こわいほど真剣な顔で学習に取り組んでいた子供です。

 2月6日(火)の朝、寒気の中を登校してきたその子を見つけました。挨拶を交わした後、私は「昨日の授業、とってもよく頑張っていたね。校長先生、すごいなと感心したよ。」と気持ちを伝えました。
 正面に相対していた時は、笑みも浮かべず少しうなずいただけでしたが、私の横を通り過ぎた瞬間、前を向いたままの横顔が、破顔一笑、嬉しさいっぱいの笑顔に変わったのを見ました。
 きっと、自分でも、「頑張ったぞ。」という気持ちがあったのだと思いました。
 心が通い合ったような、とっても嬉しい瞬間でした。

異学年に学ぶ取組の成果 〜6年生「神崎未来プロジェクト」の発表を通して〜

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     答える6年生          質問する5年生

 1月31日((水)の5校時、6年1組、2組の教室で、5年生の全児童と、地域の方や保護者をお招きし、総合的な学習の時間「神崎未来プロジェクト」の発表会を行いました。
 6年生による「神崎未来プロジェクト」の取組は、本年度で4回目となります。どのグループも、これまでの学習や経験の積み重ねが活かされた素晴らしい発表でした。音声的にも、視覚的にも、大変分かり易く、発表する力も育っているなぁと思いました。
   → こちらから発表の様子を御覧ください。   

 このように、6年生のこれまでの取組と発表については、ここで改めて詳しく述べるまでもありませんが、今年、それに加えてよくなったなぁと思ったことがありました。それは、「異学年に学ぶ」ことが、かなりよくできるようになったことです。

 私が参観していた学級では、最後に、担任が「プレゼンを聞いての感想や、6年生に聞いてみたいことを発表してください。」と5年生に振られました。
 6年生の発表に圧倒され気味だった5年生、どうするかなと見ていると、次々と手が挙がりました。そして、感想だけでなく、「いつ頃から取組を始めたのですか?」「どのようにしてテーマを決めたのですか?」などの質問や、「来年、自分達がやる時に生かしたいと思ったことは・・・。」といった、今の自分達の学習に生かそう、来年度に自分達が取り組むときの参考にしよう、という姿勢が強く感じられました。
 また、質問を受けた6年生も、さっ、さっと手が挙がり、しっかりと答えていったのです。表情や発言内容に、余裕や自信さえ感じられました。

 1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生、保育園と1年生、中学生と6年生、また、学校全体でと、様々な形で取り組んでいます。その成果の一端がこのような形で見られ、嬉しく思いました。

感動をありがとう! 〜1年生・2年生の音楽発表〜

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 1月30日(火)、7時25分ぐらいに中庭に行くと、既にランドセルに黄色いカバーを付けた1年生が5人、見えない線の前に立っているのが見えました。気温は氷点下1度以下の、厳しい寒さです。1年生ばかりでしたので、「あれ!?」と少し驚きました。
 最近は、余りにも寒さが厳しいので、特例措置で7時30分から順次校舎内に入れるようにしていましたが、風邪を引かせてはいけませんし、安全上の問題もありますから、「学校に登校してもいい時刻より随分早いですよ。こんなに寒いのに、風邪を引かないように気を付けてね。何時に家を出たのですか。」とお決まりのお話をしました。
 すると、この5人の1年生が、それは、それは素敵な笑顔と光の玉が次々とはじけるような声で、「7時15分に家を出たよ。」「今日はね、歌の練習があるの。」「音楽朝会で歌うの。」と口々に話し始めました。
 今日は、音楽朝会があり、そこで1年生・2年生が、合同で歌の発表をすることになっていたのでした。それをこんなに楽しみにし、こんなやる気をもって登校していたのです。そんな様子に私の心はメロメロになり、直ぐに校舎に入れました。
 その後も、続々と1年生が登校してきました。いい顔をして。

 7時50分頃から1年生・2年生は体育館に移動し、竹本先生の御指導を受け、最後の練習を行いました。そして、本番・・・。
 1年生・2年生の発表では、強弱の効いた、上手に息継ぎをした、とても美しい歌声による発表でした。上級生の子供達や先生方は、歌い終わった1年生・2年生に心からの拍手を送っていました。
 音楽朝会が終わり、ひな壇に整列している1年生・2年生の前に立ち、話をしました。その時、170名の子供達の顔が、一人残らず私の方を向き、340の瞳が私を見詰めているのを感じました。どの顔も、誇らし気でもあるような、充足感の溢れる、光り輝くような表情をしていて、私は、その光に気おされ、めまいのような感覚がしました。
 校長室に戻ると、竹本先生がお話をしてくださいました。「1年生はすごいです。静かに整列し、とってもよく話を聞いてくれます。そして、歌をぶつ切りにするような息継ぎをしていたので、そこを指導したら、直ぐにできるんですから。すごいです!!」

 この子供達がこれから1年1年更に成長を積み重ねていくのです。どんな素晴らしい神崎っ子になることでしょう。私は喜びと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 → こちらから様子を御覧いただけます。   

「神崎の魂」を受け継いで 〜とんど祭りの中で〜

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 1月14日(日)、とんど祭りの当日。低温ながらも天気に恵まれ、体感温度が高く感じられる絶好のとんど日和となりました。

○朝早くから最終の準備をされる多くの方々の姿。
○開会行事が成功するように司会者を支えて動かれる多くの方々の姿。
○一気に燃え上がるとんどの炎、その一点を見つめる櫓を囲む多くの方々の姿。
○あったかい食事をもてなすために一生懸命調理し、満面の笑顔で飲み物や食べ物をふるまっておられる姿。
○火を囲み、おいしい物を食べながら、とっても楽しそうに、笑顔いっぱいに話しておられる地域の方々の姿。
○燃え終わった炭や灰を片付け、グランドを元に戻すためにスコップをふるい、土嚢を運ばれている姿。

 私は、そうした姿を忘れることができません。
 こんな方々によって行われるとんど祭りだからこそ、神崎学区青少年健全育成協議会中元会長は、その象徴である櫓を指して「これは神崎の魂です。」と言われるのです。

 開会式では、中元会長は「笑顔輝け!神崎っ子運動」にみんなで取り組んでいこうと呼びかけてくださいました。続いて、仙波中区副区長は神崎の「笑顔輝け!神崎っ子運動」から始まった「躾の三か条」を中心に据えた取組を中区として推進していることを話され、協力を呼びかけられました。
 本校は、子供達の生涯の幸せのために、今後も、神崎学区や江波中学校区、そして、中区においてまちぐるみで進めていただいている「笑顔輝け!運動」に直結した学校教育を推進し、家庭・地域と一体となって子供達を育ててまいりたいと考えています。
 御支援・御協力の程、宜しくお願い致します。

<校長挨拶 概要>
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 神崎学区の皆様、明けましておめでとうございます。
本日は、神崎とんど祭りが、かくも盛大に執り行われますことを、心よりお祝い申し上げます。また、平素より、本校の児童並びに職員を温かく見守り、支えていただいておりますことに対し、厚く御礼申し上げます。
 さて、5年前、この大きな櫓を前に、中元会長が「これは神崎の魂です。」と言われました。
 以来、その言葉は私の胸に留まり、「神崎の魂」を受け継ぎ、神崎を愛し、神崎のために貢献していこうとする子どもを育てたい、日本人の心、美しい生き方や文化を継承し、発展させていく子どもを育てたいと考え、学校は、校訓「志高く美しく」のもとに、「笑顔輝け!神崎っ子運動」に真正面から取り組み、理想の実現に向けて心を一つにして努力してまいりました。
 こうした中、江波中学校区での成果が認められ、「躾の三か条」を中心とする取組は、中区民の絆を深める地域コミュニティの核として取り上げていただくところとなり、本年度、中区役所の支援のもと、中区の全小学校区に拡がりました。
 私の夢は、この取組が、地域の御支援のもとに、これから先も永く続けられ、「躾の三か条」や「神崎っ子の誓い」の教えが、地域にしっかりと根をおろしたものとなることです。今年、NHK大河ドラマで取り上げられている西郷隆盛の薩摩、郷中教育のように、今の子ども達の子どもや孫の代にも引き継がれ、神崎の教育的風土して定着することです。学校はしっかりと取り組んで参りますので、御支援・御協力の程、宜しくお願い致します。
 本日は、本校の児童、教職員が、たくさん参加させていただいています。どうぞ宜しくお願い致します。
 本日は、誠におめでとうございます。
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地域の方々の力が結集 〜神崎とんど祭りの準備〜

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 1月13日(土)、神崎学区とんど祭りの前日。竹採り、櫓の組み立て、食べ物の下ごしらえ・・・と、一日をかけて準備が進められました。

 竹採りは、この冬一番の寒気の影響で、昨年同様に積雪と強風の吹く中での作業になりました。昼から運動場で行われた櫓の組み立ても、冷たい風が吹く中、大変な作業になりました。
 また、今までになく多くの児童が準備に参加しました。続けて参加する児童も増え、はかまづくりも、手際よく、早くできました。

 今年は、太い竹がたくさん運びこまれ、しっかりした櫓となりました。「神崎とんど祭り」「笑顔輝け!神崎っ子」の縦看板、そして、子供達が準備したはかまと子供達の書いた習字が取り付けられ、とっても立派な櫓が完成しました。
 今年初めて見させていただいた教職員は、その素晴らしさに心から感動していました。

 こうした準備が、神崎学区の多くの方々の奉仕により為されていること、その姿に今年もたくさんの子供達が接することができ、大変有難く思いました。

瞬間移動したんですか?

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 1月10日(水)〜12日(金)、子供達が登校する時間帯に、教員は通学路の要所に立ち、登校指導を行っています。私は、通学路を歩きながら様子を見たり、正門前で迎えたりしています。
 11日(木)のことです。東側の陸橋の様子を見て、ガソリンスタンドの横を南へ歩いていた時、1年生の集団に出会いました。みんなきちんと立ち止まり、とってもいい笑顔で、お辞儀をしながら、元気よく挨拶をしてくれました。とっても気持ちがよかったです。
 そして、2号線より南の主たる通学路をぐるっと回って、学校に帰り、中庭で子供達を迎えていました。
 ある一段の子供達が登校し、挨拶を交わした時、何か、今朝、二度見かけたような顔が・・・。彼らは、私の目の前まで来て、驚いたように「校長先生、瞬間移動したんですか?」と私を見上げました。
 なんと、先ほど、ガソリンスタンドの横で出会った1年生集団でした。
「そう、瞬間移動したんよ!」とは答えましたが、心の中では「今まで、何をしながら歩いていたの?」と笑っていました。ところどころに残っているわずかな雪を見ながら(雪で遊びながら?)歩いてきたのでしょうか。
 かわいい子供達です。

感謝の気持ちでいっぱいです! 〜ガードボランティアの皆様へ〜

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 1月10日(水)、11日(木)は、大変寒い一日になりました。朝、神崎学区内を歩いていますと、寒気が目に当たり、直ぐに涙が出てきました。また、余りの寒さに唇の辺りが引きつったようになってきました。
 そんな中、たくさんのガードボランティアの方々が街角に立たれ、子供達に元気な声で挨拶を送ったり、あたたかい声を掛けたりしてくださっていました。
 新年の御挨拶と日頃のお礼を申し上げ、寒さが益々厳しくなる中、健康にはくれぐれも気を付けてくださるようにお願いしますと、子供達や教職員が頑張っている様子を話してくださるなど、逆に励ましの言葉をくださいました。
 そのような地域の方々の思いに満たされて、心があたたかくなりました。有難うございます!

平成30年 初めの学校朝会で

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 いつもの通り、しーんとした体育館に入ると、その凛とした雰囲気に背筋の伸びる思いがしました。
 長い冬休みでしたが、どの学年の子供達も、12月最後の学校朝会の時と同じように立派な態度で開会を待っていました。また、「これから学校朝会を始めます。」の司会の言葉に続く全児童の「はい!!」という返事や、「朝の挨拶をしましょう。あけましておめでとうございます。」に続く挨拶の張りのある大きな声に、神崎の子供達の素晴らしさを感じ、安心すると同時に、今年もこの子供達と一緒に過ごすことができる喜びを感じました。

 校長挨拶では、初めに、正門前で、笑顔いっぱいの子供達、丁寧な挨拶をする子供達を迎えた時の喜び、とっても幸せな気持ちにしてもらえたことを話しました。
 そして、次のようなメッセージを子供達に伝えました。

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 これは何か分かりますか。日本の旗、国旗、日の丸です。
 お正月、祝日、オリンピック、国際大会等などで掲揚されます。学校でも毎日掲揚されていますね。

 今日は、日本という国の名前、日の丸という日本の国旗についてお話しします。皆さんがこれから行う3つの質問に答えられるようになってくれることを願っています。

 第1の質問です。私達の国の「日本」という名前はどのようにしてできたのでしょうか。
 日本の「日」は、お日様、太陽のことを意味しています。本というは、「木」という漢字に、木の最も大切な根元、幹の部分を示す記号を付けてできた漢字で、「大本」、「最も大切なもの」という意味があります。
 だから、「日本」とは、お日様、太陽が、私達の最も大切な命の源、基だと信じ、大切にしてきた国ということを表しています。実際、今日の発達した科学は、太陽がなくなると、地球上の生命はすべて死に絶えてしまうことを教えています。昔の日本人は、それを肌で感じ取り、知っていたのです。
 だから、日本では、元旦の朝、初日の出を見に行く人、拝みに行く人がたくさんいるのです。
 
 では、第2の質問です。日本の国旗、「日の丸」は何を表しているのでしょうか。
 もう分かりますね。そう、私達の命の源である太陽、あたたかなお日様、お天道様を表しているのです。

 最後に、第3の質問です。「日本人ってどんな人ですか?」と尋ねられたら、どう答えたらよいのでしょうか。
 校長先生は、「日本人は、どんな人に対しても、太陽のように、丸くて、あたたかく、礼儀正しく接し、人々を幸せな気持ち、元気にすることを大切にする、願う人々だ。」と考えています。
 だから、「神崎っ子の誓い」の初めに「みんなを笑顔にするために」と入れたのです。
 朝、皆さんを迎える時、いつも笑顔で迎えられるように努力しているのです。
 その時、笑顔を返してくれるたくさんの子供達から、とってもあたたかい、幸せな気持ちを貰うことができています。神崎小学校には、それは、それは素敵な笑顔で挨拶してくれる人がいるのです。増えているのです。そんな人達から毎日元気を貰えているので、私は心から笑顔が大切だなと思うようになりました。

 皆さんは挨拶を礼儀正しくできるようになりました。今度は、それにあたたかい、素敵な笑顔を添えてほしいなと思っています。

 最後に、マザー・テレサというとっても立派な方がこんな言葉を残しています。
「平和は微笑から始まります。」
「多くの人は、一切れのパンではなく、愛に、小さな微笑に飢えているのです。」
「笑ってあげなさい。笑いたくなくても笑うのです。笑顔が人間には必要なのですから。」
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 生活部による1月の生活目標についての話も、「立ち止まり笑顔で送ろう挨拶を」で、挨拶に笑顔を添えましょうという内容で、実にタイムリーでした。

 → こちらから指導の内容を御覧いただけます。

素敵な子供達が帰ってきました!

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 1月9日(火)、17日間の冬休みが終わり、子供達が学校に帰ってきました。
 7時40分頃には、待機場所の中庭は、友達と久しぶりに会えて嬉しくてたまらないといった子供達の笑顔でいっぱいになりました。その姿を見ているだけで幸せな気持ちになりました。7時45分、教室への移動が始まると、「立ち止まり相手の目を見てお辞儀して」という礼儀正しい挨拶は、休み前と変わらず、1年生から6年生まで、どの学年の子供達もきちんと行っていました。

 学校が始まって早々から、とっても幸せな気持ちをいただくことができました。感謝です。

明けましておめでとうございます!

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        新年明けましておめでとうございます。
        本年も"Team Kanzaki"の力を発揮し、
        子供達のために素晴らしい教育活動を
        進めて参りたいと思います。
        どうぞ宜しくお願い致します。

お正月を迎える準備が終わりました

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 お正月を迎える準備が終わりました。
 明日から年末・年始の休業に入ります。
 1年間、ありがとうございました。
 来年も宜しくお願い致します。

よい息子、よい娘であるように 〜学校朝会で〜

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 本年、最後の日。多くの子供達が元気よく、素敵な笑顔で登校してきました。
 子供達は17日間の休みに入ります。1月9日(火)には、全員が元気に登校してくることを心から楽しみにしています。


<学校朝会での話の概要>
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 昨日、12月21日(木)、給食が終わり、給食室に食器を返却する時間のことです。
 2年生の男子二人が、「校長先生! 校長先生!」と靴箱の側にいた私を呼びに来ました。「シチューが渡り廊下にこぼれています。」と言うのです。一緒に行ってみると、給食室に向かう渡り廊下の所々にシチューがこぼれていました。きっと食器に少し残っていたシチューが、運搬中に食器が傾いたために滴り落ちたものでしょう。「どうしたらいいと思う?」と尋ねると、二人は、はっとして、弾かれたようにポケットに手を突っ込むと、ティッシュを取り出して、拭き始めました。
 それまでに、たくさんの人が、このこぼれているシチューを見たと思います。実は、南校舎の靴箱の前にも、かなりの量がこぼれたままになっていたのです。しかし、しばらくの間、誰も先生を呼びに行く人はいませんでしたし、自分で拭こうという人もいませんでした。
○ こぼれているシチューに気付かなかったのでしょうか。
○ 気付いても、何とも思わなかったのでしょうか。
○ 拭いたらいいなと思いながらも、どうしたらよいか分からなかったのでしょうか。
○ 雑巾やティッシュを取りに行くのが面倒くさかったのでしょうか。
○ 雑巾やティッシュで拭くのが気持ち悪かったのでしょうか。
○ 早く遊びに行きたかったのでしょうか。
 しかし、誰かがやらなければ、靴箱の前や渡り廊下は、汚れたままです。そばを歩くのも嫌になるぐらい汚くなるかも知れません。そんな時、自分の気持ちや自分の都合をそっと横に置いて、そのことをする。そういう人が立派な人なのだと思います。
 
 修学旅行で夕御飯を食べた時のことです。食べ終わると、グループ毎に「ごちそう様」をして、テーブルから返却用ワゴンまで、班毎に食器を運びます。あるグループが私の前を通った時、お盆に乗せていたナプキンが一枚落ちました。お盆を運んでいた子は気付いていない様子でした。その少し後ろを歩いていた一人の女の子が床に落ちていたナプキンに気付くと、黙ってそれを拾い、ゴミ箱に入れました。何て素敵な光景なのだろうと思いました。

 「神崎っ子の誓い」は、「みんなを笑顔にするために」から始まります。給食を片付ける時間に出会った2年生の行い、修学旅行で見かけた6年生の行い。こうした小さな行為も、みんなを笑顔にすることができる、立派な、美しい行いなのです。

 明日から冬休みです。年末・年始と、家族で過ごすことが多いと思います。
○ 毎朝、校長先生にしてくれるような気持ちのよい挨拶を自分から行う。
○ 玄関でちょっと横を向いている靴があったらそっと揃える。
○ お家の方に用事を頼まれたら、「はい!」と気持ちよく返事をして手伝う。
 お家を笑顔でいっぱいにできるよう、よい息子、よい娘であるよう、しっかり頑張ってください。 そして、来年の1月9日(火)に、全員が笑顔で会いましょう。
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2名の児童が受賞しました! 〜文化の祭典(ことばの部)で〜

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 12月16日(土)、アステールプラザ中ホールで、広島市文化の祭典(ことばの部)が開催されました。3年生作文の部と6年生読書感想文の部に、広島市の代表(最優秀賞)として児童が出席しました。
 ホールいっぱいの観客を前にして、丁寧で整った礼、よく通るはっきりした声で立派に発表することができました。表彰式でも、大きな通る返事、気持ちのよい礼がとてもよかったと思います。


   →  6年生の発表の様子を御覧いただけます。
   →  3年生の発表の様子を御覧いただけます。

 態度だけでなく、作文や読書感想文の内容もとっても素晴らしかったことは言うまでもありません。
 3年生の作文は、欲しくてたまらなかった弟の誕生の様子が、あたたかくて、子どもらしい、写実的な文章で綴られていました。弟を迎えた喜びや感動、兄としての弟に向けられたあたたかな思い、願いが伝わってきました。
 6年生の読書感想文は、「貧しい大統領」と言われた南米のムヒカ大統領について記した本を読んだ感想文でした。その方の考え方や生き方に共感し、「貧しい大統領」と言われているが実は「世界一心豊かな大統領」と気付きました。そして、科学者になりたいと思っている自分を見つめ直し、夢や志を更に一段高めていく様子が綴られています。
 校訓「志高く美しく」や神崎っ子の誓い「みんなを笑顔にするために・・・自分も笑顔になるために」の精神につながる素晴らしい内容でした。

 保護者から御了解をいただきましたので、感想文を掲載させていただきます。

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 貧しい大統領から学んだこと
                   神崎小学校6年 加藤一冴
 
 2012年、ブラジルのリオデジャネイロで悪化した地球環境について話し合う、国際会議が開かれました。その時に、南米のムヒカ大統領が行ったスピーチが、この本の内容です。ぼくは「貧しい大統領」ってどういうことなんだろうと思い、読んでみることにしました。
 大統領というと、お金持ちで、高いスーツを着て、大きな黒い高級車に乗り、SPやお付きの人が周りにたくさんいるというイメージでした。けれど、ムヒカ大統領は全然違って、質素な背広に、ネクタイなしのシャツ姿で、大統領の公邸には住まず、奥さんと農場で暮らしています。SPも付けず、古い車を自分で運転して仕事に行きます。
 ぼくが一番驚いたのは、給料の大半を貧しい人に寄付しているということです。ムヒカ大統領は、貧しいわけではありません。自分はあまりお金を使わず、質素な生活をしているのです。「貧しい」とは何だろうと疑問がわいてきました。単にお金を持っていないことが貧しいというのではないと、この本を読んで気付きました。
 「貧乏とは、少ししか持っていないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっととほしがることである」という古代民族の言葉を引用し、ムヒカ大統領は、人間にとって何が大切かを訴えます。地球の環境がどんどん悪くなり、何とかしなければと話し合う一方で、人間は豊かさや便利さを求め、ほしいものを手に入れたいと考えています。それを追求していくたびに、人間にとって大切なものをどんどん失っているのだと思いました。
 ぼくが一番印象に残った言葉は、「目の前にある危機は、地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機です」という言葉です。ぼくは、豊かさや便利さを求めることが決して悪いとは思いません。でも、この本を読んで、一人一人が少しでも、地球や命や他人を思いやる気持ちを持てば、それがきっと地球環境のためになり、人間の本当の幸せにつながるのだと思います。それを身をもって示しているムヒカ大統領は、「貧しい大統領」ではなく、「世界一心が豊かな大統領」だと思いました。
 この夏休みも、宿題でエコチャレンジをやりました。水を流しっぱなしにしない、エアコンを我慢するなど、今の自分にできることをやりました。これを、宿題でなくても、当たり前にやるようにもっと意識しようと思いました。
 ぼくの将来の夢は、科学者になることです。まだ、どんな分野の研究をしたいか、はっきりとは考えていないけれど、便利になるというよりは、地球のためになり、人間の心が豊かになり、幸せになれるような研究をしたいと思いました。
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取組の成果と課題 〜学校協力者会議において〜

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 12月1日(金)、19時から学校協力者会議を行いました。
 学校からは、校長や教務主任、保健主事、生活部長が、本校の取組と成果・課題について、アンケート調査や学力調査の結果をお示ししながら説明しました。そして、委員の皆様から御意見をいただきました。

○ 学校が取り組んできたことの成果が数値にきちんと表れている。グラフ化されていて分かりやすかった。説明もよく分かった。
○ 総合的な学習の取組の様子がよく分かった。思考ツールを使って思考を促したり情報を整理したりしていた。自分達は社会人となって職場研修で初めて使ったものであり、それを3年生から学習しているのかと驚いた。また、総合的な学習で、インタビューに来た子供達がとてもしっかりしていた。靴をきちんと揃えて脱ぎ、受け答えも礼儀正しく、しっかりしていた。
○ 先生方がしっかり指導してくださっており、感謝している。本校の教育を、先生方の取組を、このまましっかりと続けていってほしい。私達保護者も頑張っていかなければいけないと思う。
○ 児童館でも、子供達は注意を素直に受け入れ、子供達を大きな声で指導することもない。5年生は時刻もきちんと守り、礼儀正しく、これまでの取組が実を結んでいることが感じられる。卓球など、教えてくださる人の話をしっかり聞き、楽しく活動している。

 また、今後の課題として御指摘いただいたことは、整理して担任に配付し、12月4日(月)に全学級で指導しました。
○ 横断歩道を斜め横断したり、点滅時に渡ったりしない。
○ 陸橋の前などで、周りを見ずに飛び出さない。
○ ポケットに手を入れたまま歩いたり走ったりしない。
○ ガードボランティアや地域の方に挨拶をする。
○ 夕方は5時までに家に帰るようにする。

 御家庭でも話し合っていただければ助かります。宜しくお願い致します。

自分の子どもは神崎で育てたい。 〜ある6年生の話から〜

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 先週、ある保護者の方から、6年生の娘さんについて、とっても素敵な話を伺いました。将来の夢について話をしていた時のことです。娘さんが次のようなことを話したそうです。
 「自分は、大学に行く時、広島から出てみたいと思っているんよ。でもね、結婚したら、絶対に神崎に戻ってきたい。子供は神崎で育てたいから。」

 幼い頃から神崎で過ごし、多くの方々から、たくさんの楽しい思い出をもらっている彼女。神崎の素晴らしさや、神崎の方々の素晴らしい生き方を学んできた彼女。小学6年生なりに、ふるさと神崎の素晴らしさを実感しているのだと思いました。
 素晴らしいことだと思います。お母さんも、とっても嬉しそうに話してくださいました。

素晴らしい子供達 〜広島市文化の祭典(音楽の部)で〜

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 12月9日(土)、広島文化学園HBGホールにて、第11回 文化の祭典(小学校の部)「音楽の部」が行われました。神崎小学校からは、第5学年児童が神崎小学校の代表として参加しました。

 1曲目はトーンチャイムの演奏によるパッヘルベルの「カノン」です。
 トーンチャイムの演奏は、神崎小学校の演奏としてすっかりお馴染みになった感があります。一人一人が一音を担当し、全員で一つのメロディを作り上げるトーンチャイムの演奏は難易度の高いものです。しかし、今年も、5年生は心を一つにし、ホール全体に美しく澄んだ音を響き渡らせました。

 2曲目は合唱「いまだよ」です。
 今年のNHKコンクールのために作られたとっても素晴らしい曲です。難しい曲でしたが、この曲に込められた想いを会場の皆さんに伝えることができるよう、心を込めて、美しく歌いあげました。会場に美しい歌声、ハーモニーが響き渡りました。

 これまでの成果が十二分に発揮され、子どもたち自身の心にも、聴いておられる方々に、感動をお伝えすることができたと思います。
 練習で見せた集中力や話を聞く時の真剣な眼差し、ロビーで待機している時の自信に溢れたあたたかい笑顔、ステージに向かう時の凛々しい姿、豊かな表情で演奏し歌う姿、やり遂げた充実感を胸にステージを降りる姿。素晴らしい子供達です。

 → こちらから5年生の「文化の祭典」発表の様子を御覧いただけます。

12月9日は文化の祭典(音楽の部)です

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 12月5日(火)の朝、体育館の入り口近くで、花壇の土いじりをしていた時のことです。
 開け放たれていた体育館の正面玄関から、それはそれは美しい歌声が聞こえてきました。子供の歌声とは思えないような、一つにまとまった艶のある、輝くような声でした。美しい和音の響きが、体育館の外にいる私を包みました。今までに聞いたことのないような声でした。
 それは、12月9日(土)、本校の対岸にあるHBGホールで開かれる広島市文化の祭典(音楽の部)に参加するため、朝の8時から練習をしている5年生の歌声でした。
 それを聞いていて、「あぁ、大丈夫だ。」と心から感じました。

 今週の土曜日、12月9日(土)、川向こうの広島文化学園HBGホールで開かれます。是非、聞きにきてやってください。
 本校の登壇予定時刻は11時7分です。多少の前後はあると思いますので、11時にはおいでいただくとよいかと思います。
 宜しくお願い致します。 

<写真は、12月5日(火)の学校朝会でトーンチャイムと合唱を御披露している時のものです。>

先生方が美しい! 〜教育委員会の授業視察で〜

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 11月24日(金)、公開研究会の翌週のことです。広島市教育委員会教職員課の花岡服務・健康管理担当課長が庶務係の職員2名と共に所用のため来校されました。話が終わり、5校時に1年から順に全学級の授業を観ていただきました。
 学級によって教科等は様々でしたが、どの学級でも考える授業、対話的な授業が行われ、子供達はよい表情で一生懸命に学習に取り組んでいました。

 「先生方と子供達の姿を見ていると、ワクワクしてきました。鳥肌が立ってきました。」と、順番に学級の様子を見て歩いていて、課長が言われました。
 「子供達は先生方に向き合って一生懸命勉強しています。先生方は、そんな子供達に凛として向き合っておられます。子供達の発言や思いを大事にしていらっしゃるのが分かります。そんな先生方を見ていて、美しいなぁと思いました。
 そして、先生方の姿が美しいだけではありません。子供達もとてもよい姿勢で学びに向かっています。挨拶も返事もよくでき、挙手の手もきれいです。
 また、音楽室では机の上に置かれているばちがぴしっと揃っていましたし、教室では雑巾がけの雑巾が全てきれいに整えられていました。児童用ロッカーのランドセルもきちんと揃っていました。学級掲示や廊下・階段の掲示も整っています。
 校訓『志高く美しく』の『美しく』の理念が先生方や子供達、学校にと、いろんなところに浸透してきているのですね。」
 皆さん、笑顔いっぱいで、とっても嬉しそうに観て回られました。

 校長室に戻り、行政畑を歩んでこられた庶務係の職員の方からも、感想をいただきました。
 「うまく言えませんが、神崎小学校の教室はよどんでいないなと、驚きました。子供達の目がみんな同じ方向を見ていました。」
 「1年生からきちんと落ち着いて勉強しているのに驚きました。学校がざわついていないのに驚きました。よい意味で、異質な感じを受けました。」

 校長として、このようなお褒めの言葉をいただき、心から嬉しく思いました。今の神崎小学校は、これまで関わってくださった素晴らしい教職員一人一人の力で実現できています。保護者、地域の方々の御理解と御支援によって実現できています。家庭・地域の御支援を更にいただくことができるよう、教職員一同更に努めて参りたいと思います。
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