最新更新日:2024/05/23
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

朝の一風景

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 秋も深まり、中庭や正門周りは、赤や黄の落ち葉でいっぱいです。登校時間は、落ち葉掃きをしながら子供を迎えているという状況です。

 正門から離れた場所で歩道を掃いていた時です。後ろの方から「おはようございます!」と気持ちのよい声がしました。振り向いて見ると、正門前で丁寧にお辞儀をしている子供の姿がありました。

 登校してくる子供達から見ると正門の陰になるような所で掃いていた時です。竹ぼうきの地面を掃く音が聞こえたのでしょうか。わざわざ通用門から私の方に来て、「おはようございます!」と丁寧にお辞儀をしている子供の姿がありました。

 目の前に居ても、居なくても、このように挨拶をしてくれる子供達がいる。とっても幸せなことです。元気をもらっています。

先生方に日々感謝!

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 最近、先生方が話していること聞いたり、書いていることを読んだりしていると、嬉しいなぁと思うときがたくさんありました。

○公民館祭りに、引率やお手伝いで参加していた教員たちが、合唱・演奏の発表を見て、「本当によかったね!」「こんなに立派になったんよね。」と嬉しそうに話していたとき。
○公民館祭りで、神崎学区子ども会の発表を見て、「年々上手になって・・・。」「あんなに小さかったのに、立派になって。」「今までで、最高の発表よね。」「今日、ここに来て、本当によかった!」と感動を分かち合っていたとき。
○5年生が文化の祭典で発表する合唱曲の練習をしているのを見て、教頭や昨年度の担任が、歌声の余りにもの美しさに、取り組んでいる姿の真剣さ、集中度に、涙をぼろぼろ流していたとき。担任も、鳥肌が立つほどに感動し、「教員になって本当によかったと思ったんです。」と話していたそうです。
○先生方の「神崎版まちぐるみの教育『笑顔輝け!神崎っ子運動』とそれに関連付けた学校の様々な取組が定着し成果が出てきており、その素晴らしさを年々強く実感している。」とか、「この取組が地域や学校にしっかり根付いたものとなるよう、更に研究・実践を重ねていきたい。」「運動が浸透し、子供達の成長が著しい今こそ、子供達のために更に尽力したい、役に立ちたい。」「先生方が同じ方向を向き、熱心に教育活動に励んでおられ、児童はとても落ち着いて生活し、歌声も朝に夕に校舎内に響き渡り、学校に行くのが毎日楽しい。」といった思いを知ることができたとき。

 こうした先生方の姿や言葉は、子供達がよりよい方向に変容・成長している姿の中に、教職員みんなで取り組んでいることの成果を見出し、自分達が取り組んでいることの意義や価値を実感し、自信をもち、更に邁進していこうという思いの現われであると思います。

 こんな素晴らしい先生方のお陰で、全学級で「躾の三か条」「神崎っ子の誓い」「神崎っ子の朗唱24編」の取組が確実に進められ、「神崎っ子の学びのルール」の指導が徹底され、落ち着いて、生き生きと学習に取り組む学級集団が育っています。
先生方に日々感謝です。

みんなと一緒にやれてよかった!!

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 先日、学校便り10月号で、全国のすべての6年生を対象とする国の調査で、達成感を尋ねた「学級などで協力してやり遂げ、嬉しかったことがありますか。」という質問に、「よく当てはまる」と答えた6年生が国平均より29.7ポイント高い88.2%(肯定的評価96.0%)であったことを報告しました。

 こうした調査結果を見るまでもなく、最近、子供達を見ていると、みんなと一緒にやり遂げて満足感を味わっているなぁと感じるときがよくあります。

○「舟入公民館祭り」で合唱や演奏をやり抜き、素敵な笑顔で大きな拍手を受けていたとき。
○「神崎っ子集会」で、6年生がグループ毎にたくさんの下級生の面倒をみながら最初から最後まで楽しそうに活動していたとき。
○「志を育てる講演会」で目をキラキラさせて聞き入っていた5年生が、講師の先生への感謝の気持ちを込めて一生懸命に合唱をしていたとき。
○4年生が、総合的な学習の時間を使って調べてきた温暖化防止について、3年生に分かり易く、よく聞こえる声と堂々とした態度でプレゼンテーションをしていたとき。
○1年2組と3年2組が合同の音楽をした時、つられることなく合唱が美しくできたとき、そして、3年生が「口はこんな風にあけて。」「足はこうしたらいい声が出るよ。」と一生懸命1年生に教えていたとき。  等々

 このように、日頃から集中して学習に取り組んでいる子供達や、生き生きと活動に取り組んでいる子供達を見ていると、国の調査結果で達成感を感じている児童の割合が高くなっているのも、納得できるような思いがしました。

 「一生懸命にやってよかった。」
 「みんなと一緒にやれて本当によかった。」
 子供達がこんな実感をもつことができるよう、これからも教育活動の充実に取り組んでいきたいと思います。

公民館祭りで 〜子ども会の発表 2〜

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 神崎学区では、4年前から、校訓「志高く美しく」のもと、「品格と逞しさを兼ね備えた日本人」の育成を目指す神崎版まちぐるみの教育「笑顔輝け!神崎っ子運動」に取り組んでいます。そして、目指す子ども像として、(1)夢や志をもち、その実現に邁進する子ども (2)果敢に挑戦し、変化・成長する喜びを感じ、自分に自信をもつ子ども (3)ふるさとの歴史を理解し、伝統と文化を誇りをもって語る子ども を掲げ、学校、PTA、子ども会を中心に取組を進めてきました。

 今回の発表を見ていて、「美しく」や「品格と逞しさ」、「挑戦」「変化・成長する喜び」「自信」、そして、「伝統と文化」「誇り」といった「笑顔輝け!神崎っ子運動」のキーワードが次々に浮かんできました。
 6年生の中には、4年間、5年間と続けて参加している児童がいます。その変化・成長している姿に、私自身が感動し、深い喜びを得ています。

 PTA総会の度にお話ししている通り、学校と子ども会は、家庭教育を支え、子どもを育てる両輪です。学校と思いを一つにし、多くの時間をとり、子供達を導き、支え、励まし続けてくださる子ども会役員の皆様に、心から感謝しています。

公民館祭りで 〜子ども会の発表 1〜

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 11月5日(土)の公民館祭りで、神崎学区連合子ども会の子供達が発表しました。

 古くから伝わる「風呂敷」を取り上げ、役に立つ折り方や使い方、そして、風呂敷を使った昔ながらの遊びについて、工夫されたパフォーマンスが繰り広げられました。

○ 静かな日本の伝統音楽をバックに、落ち着いた所作で風呂敷を扱う子供達。
○ グループ毎に丁寧に、動きを合わせて挨拶(お辞儀)をする子供達。
○ 分担された役割を、滞ることのないように一生懸命に行う子供達。
○ 息を合わせ、一生懸命にダンスをする子供達。
○ 学校朝会や授業の初め終わりにするように、語先後礼の挨拶をする子供達。

6年生を中心とするしっかりとまとまった発表に、感動しました。

公民館祭りで 〜4年生の演奏 2〜

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 こんな子供達のパフォーマンスが行われている中、「さすが神崎の子だね。」というささやき声が聞こえてきました。
 報恩保育園の年中、年長の園児が身動きもせずに見入っていました。先生方の中には涙を拭っている方もいらっしゃいました。

 お客様でいっぱいになった観客席から大きな拍手を何度もいただき、子供達の顔は達成感、喜びに輝いていました。この子供達は神崎小学校の宝です。

 このような素晴らしい機会をいただいたこと、このようにあたたかく受け止めていただいたことをありがたく思いました。この日も8名ほどの教員が参加しましたが、本校職員の献身的な働きに感謝しています。

公民館祭りで 〜4年生の演奏 1〜

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 11月5日(土)、公民館祭りのオープニングに4年生が参加しました。

 館内に通る声で開会の口上を述べ、全員で息の合った挨拶をしました。「ビリーブ」と「アクロス ザ ロード」を合唱しました。カスタネットとピアニカを使ったパフォーマンスと演奏を披露しました。

 ○ 学校生活で見られる普段通りの気持ちのよい立ち居振る舞い。
 ○ ウォーミングアップや本番での自信にあふれた歌う姿、演奏する姿。
 ○ 館内に響き渡る美しい調和のとれた歌声。
 ○ そして、素敵な表情、笑顔。

 感動しました。

皆実高等学校書道部のパフォーマンスを御覧ください

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 「わいわい神崎」のオープニングでは、県立皆実高等学校書道部によるパフォーマンスが行われました。本校の創立百周年記念事業で観音高等学校書道部に書いていただいた「笑顔輝け!神崎っ子」に続き、今回は「我ら神崎っ子 志高く美しく」を書いていただきました。
 書道部の生徒達の礼儀正しい凛とした姿・表情、書道にかける情熱に、子供達は感じるものが多くあったと思います。完成した書が立てられた時、多くの子供達の口から感動の声が上がりました。
 皆実高等学校書道部の皆さんに心から感謝しています。

→ こちらからパフォーマンスの動画を御覧いただけます。
      最後に児童の感嘆の声が上がる様子を是非御覧ください。

日曜参観・「わいわい神崎」を振り返って

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 10月30日(日)は秋晴れのとっても気持ちのよい一日になりました。参観授業には、たくさんの御家族、地域の方々においでいただ、ありがとうございました。皆様を前に、子供達はいつも以上に頑張っていたのではないかと思います。また、「わいわい神崎」にも、たくさんの方々においでいただき、ありがとうございました。ふれあい推進委員会、子ども会、体育協会、消防団などの地域諸団体や、PTA、保護者の皆様の御支援・御協力により、子供達は多くのよい経験をし、心から楽しむことができました。御協力いただきました全ての方に心から感謝申し上げます。

 「わいわい神崎」のオープニングでは、県立皆実高等学校書道部によるパフォーマンスが行われました。本校の創立百周年記念事業で観音高等学校書道部に書いていただいた「笑顔輝け!神崎っ子」に続き、今回は「我ら神崎っ子 志高く美しく」を書いていただきました。
 書道部の生徒達の礼儀正しい凛とした姿・表情、書道にかける情熱に、子供達は感じるものが多くあったと思います。完成した書が立てられた時、多くの子供達の口から感動の声が上がりました。
 皆実高等学校書道部の皆さんに心から感謝しています。

 「我ら神崎っ子 志高く美しく」には、次のような願いが込められています。
○ 子供達が抱き始めている神崎小学校や神崎学区を誇りに思う気持ち(愛校精神や郷土愛)をこれからも大切にし、より高めてほしい。
○ 神崎小学校や神崎学区をよりよい学校、地域にするのは自分達であるとの自覚を持ち、それを学校や地域で行動につなげてほしい。
○ 校訓「志高く美しく」をより深く理解し、生活に生かし、人生の指針として心に染み込ませてほしい。

 そして、この文面を子供達がいつも目にしながら生活できるように、南校舎屋上に横断幕を掲げていただきました。

「この言葉を胸に、これからも神崎っ子として、自分を高め、素晴らしい神崎小学校をつくってください。」(「わいわい神崎」オープニングで)
「横断幕は、これからも屋上に掛けていますので、神崎っ子としての誇りを胸に、がんばってください。」(「わいわい神崎」横断幕の掲示時に)
 末友PTA会長が話してくださった通り、子供達が今まで以上に、自分達に自信と誇りをもって頑張ってほしいと思います。

 今年の「わいわい神崎」は、今まで以上に6年生が準備や後片付けに参加してくれました。また、ゴミステーションだけでなく、体力測定や巨大迷路、車いす体験など、色々なブースで受付などの手伝いをさせていただきました。みんなとってもいい顔で奉仕していました。

一番好きな言葉

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 ある4年の児童が、自主勉強のノートだったと記憶していますが、「好きな言葉ベスト3」について記述していたそうです。そのナンバー1として取り上げていたのは、校訓の「志高く美しく」という言葉でした。

 今の4年生は、「笑顔輝け!神崎っ子運動」が始まり、校訓「志高く美しく」が定められ校訓の碑が建立された年度、そして、「躾の三か条」の取組が始まった年度に入学してきた子供達です。
 2年生になると「神崎っ子の誓い」の取組が始まり、3年生になると「神崎っ子の朗唱24編」の取組が始まりました。そして、4年生になると、これらを取り上げた副読本を使って、朝の会や道徳の時間、総合的な学習の時間などを中心に、学校教育活動全体を通して、道徳教育やキャリア教育が進められていました。

 水が地面に染み込んでいくように、よりよく、より幸せに人生をいきていくために必要な教えが、子供達の心に染み渡っていくことを心から願っています。
 すべては「みんなを笑顔にするために」そして「私も笑顔になるために」(「神崎っ子の誓い」から)

さすが6年生! 〜お客様への丁寧な応対〜

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 10月27日(木)、校長会の会合の席で、一人の校長先生から嬉しい話を伺いました。

 先日、用事があって車で本校に来られた時、誤って正門から入ろうと正門前に車を着けられました。すると、それに気が付いた中庭の正門近くで写生をしていた男子児童と女子児童の二人が、そばに行き、「こちらからはお入りになることができません。あちらの北門からお入りください。」と大変丁寧な態度で応対しました。そして、指導に回っていた担任にそのことを伝えました。
 その様子を見られた校長先生は、二人の児童の礼儀正しい態度、丁寧な応対に、とても感動されたとのことでした。

 その時、中庭で写生をしていたのは6年生でした。本校に来られた、初めてお会いするお客様に対して、このような態度で応対できたことを、私もとても嬉しく思いました。本当に素晴らしい6年生です。
 翌日、早速、6年生の担任にこのことを話しました。彼女は、「褒めていただいたことを、二人にしっかり伝えます。」と笑顔で応えました。

本日の下校について

 主要の通学路を点検して回りましたが、異常が認められませんでしたので、本日は通常通り下校させます。
 宜しくお願い致します。

 ※ 緊急メールで配信済みです。

先ほどの地震について

 全員無事です。
 学校にも被害はありません。
 御安心ください。

 ※ 緊急メールで配信済みです。

心温まる朝の風景

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 登校してくる児童を正門前で迎える時、多くの笑顔と気持ちのよい挨拶に、元気をいただいています。それはこれまでと変わりません。

 しかし、遠足が終わり、変わったことがあります。それは、大きな体のいかつい6年生の男子が、小さな体のかわいい1年生の男の子に、「おはよう!」と挨拶したり、中庭で一言二言話しかけたりしている姿が多く見られるようになったことです。1年生も、ちょっと恥ずかしそうに言葉を返しています。先の遠足で、ペアーになったり、同じグループになったりした1年生でしょうか。

 キンモクセイの甘い香りが子ども達を包み込んでいます。

学校朝会の中で 〜後期委員長、学級代表の紹介〜

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 10月18日(火)、学校朝会で後期の委員長と学級代表の紹介がありました。

 ステージの前に歩いていく姿、礼をする姿、返事の声、そして、一言挨拶を述べる委員長全員のマイクなしでも体育館の後ろまでよく通る声、分かりやすい話。感動しました。
 立ち居・振る舞い、声に凛としたものがあり、その姿に接した下級生は、きっとあんな風になりたいと思ったに違いありません。

 学校朝会などの様々な機会に、模範となる上級生の姿に接することを通して、また、それを毎年繰り返すことにより、必ずやこの6年生の姿が本校の伝統として引き継がれていくものと信じています。

遠足に参加して

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 10月14日(金)、延期になっていた遠足の朝。多くの子供達が、早く、そして、普段にも増してとってもよい表情で、登校してきました。挨拶する時の笑顔、正門前で反対方向から歩いてくる友達と顔を合わせての笑顔。素晴らしいニコニコ顔でした。
 学校を楽しみにして登校すると、こんな表情になるのだと、嬉しく思いました。と同時に、毎日の学習活動について、子供達に意義や意味を感じ取らせること、知的好奇心を高めるような、わくわくするような学習活動を、学校としてさらに追究していかなければならないと感じた次第です。

 私は、1年生と6年生と一緒に、千田公園で過ごしました。
 すべての1年生が、6年生と一緒に、とっても楽しそうに、活発に遊んでいました。長い滑り台があり、そこで暫くの間、一人一人の背中に手を添えて押し出してやっていましたが、どの子の背中も汗で温かく湿っていました。6年生や友達と、また、先生方と、しっかりと話をしていました。
 6年生は、1年生の活発さ、活動量に、早々に顎を出していましたが、一生懸命に1年生一人一人に声を掛けながら世話をしていました。担当する1年生を放っておいて自分達だけで楽しんでいる、という6年生を一人も見ませんでした。素晴らしい6年生です。

 私は、自分が小学校1年生の時に、掃除時間にお世話をいただいた6年生のお兄さんの姿、掃除時間の一コマを、その表情、動き、そして、大人のようなすごい存在感を、今でもはっきりと覚えています。今年の1年生も、あんなお兄さんやお姉さんのようになりたいな、という思いを強く感じたことと思います。この子らが6年生になった時、同じように立派な6年生になってくれることを願っています。

  → 6年生と1年生 1
    6年生と1年生 2
    6年生と1年生 3
    6年生と1年生 4
  → 4年生と5年生 1
    4年生と5年生 2
  → 2年生と3年生 1
    2年生と3年生 2

とっても嬉しい話 〜1年生の力〜

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 10月7日(金)、とっても嬉しい話を1年生の担任から聞きました。

 8月29日(月)、学校朝会が終わり、児童は教室に帰り、朝の会が始まりました。1年生の一つの学級での出来事です。
 担任の目が一人の児童に留まりました。「起立!」の号令がかかり、気を付けをした時の背筋がぐっと伸び、指先までピンと伸びた両腕がびしっと体側についていました。今までになくよい姿勢ができていたのに驚き、嬉しくなった担任は、名前を呼び、姿勢がよいことを褒め、思わず「どうしたの?」と尋ねたそうです。
 その児童がなんと応えたと思いますか?
 彼は、「校長先生が立派な人になりなさいと話したから。」という趣旨のことを答えたそうです。
 担任は、更に「校長先生のお話、分かったの?」と尋ねました。
 彼は、「うん、分かった。全部分かった。」と答えました。

 1年生から6年生までを対象とする小学校では、全校児童に向けて話をするのは難しいとよく言われます。6歳から12歳という時期における6年間という発達段階の差は、かなり大きなものだからです。
 しかし、私は、「人間として大切なこと、価値の高いことは、年齢に関係なく感じ取ることができる。」という信念のもとに、話をしてきました。

 8月29日の話は、リオデジャネイロ・オリンピックで大きく躍進した日本男子柔道の監督井上康生氏が大躍進の理由として語られたチームの究極の目標「最強の選手、最高の選手」を題材としたものでした。
  (→ 話の概要はこちらを御覧ください。

 話をする私の願い、意図を感じ取り、直ぐに生活の中で実践しようとした1年生がいた。私の胸は喜びでいっぱいになりました。

神崎っ子としての力を発揮した5年生

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       出発式             解散式

 野外活動から学校に帰り、出発式の時よりも背筋の伸びた解散式での姿勢や挨拶・返事の様子を見て、大切なことを学んで帰ったなと嬉しく思いました。
 1泊2日だったとはいえ、スケジュール的にハードとなった上に、一つ一つの活動に全力で取り組んだ子供たちは相当疲れていたと思います。似島での夜も、多くの子は直ぐに爆睡。帰りのわずか20分間のフェリーの中でも、多くの子が寝ていたそうです。
そんな状態で、よい姿勢を保ち、よい挨拶・返事を行い、よい顔をして話を聞くことができる。素晴らしいです。

 引率した先生方から話を聞くと、似島では、挨拶も返事も、いつも通りよくできていたそうです。靴箱は勿論のこと部屋の入口も、靴はきちんと揃えてあったそうです。集合時刻に遅れることはなかったそうです。だから、5年生全体として怒られたことは一度もなかったそうです。そして、何よりも、すべての活動に全力で取り組み、とっても楽しそうなよい表情で過ごしていたそうです。

 6年生の後を受け継いで神崎小学校を任せるに足りる5年生だと思いました。
 これからの半年間、「あんな5年生になりたいな。」と下級生に思わせるような、下級生にとって憧れの、大きな目標となることができるよう、続けて努力してほしいと思います。

みんなのために

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 10月7日(金)、朝早く、元安川のほとりの車道を学校に向かって走っている時、平和公園近くで、イヤホンを耳に、小さなバッグを腕に散歩している女性を見かけました。その方は、ふと立ち止まると、ポケットからナイロン袋を取り出し、右手にはめました。そして、しゃがみこみ、歩道に落ちていたものをつかみ取ると、くるくるっと丸めてバッグに入れ、何もなかったように歩き始めました。それは犬の糞だったと思います。
 感動しました。こんな方がいらっしゃるのだと。しかも、その方は、犬の散歩をされていたわけではありません。御自身のための散歩でした。

 犬を飼ってらっしゃる方はお分かりだと思いますが、自分の犬の糞の始末は余り気にならないものです。しかし、他の犬の糞の始末には、かなり抵抗を感じます。ですから、私の場合は、自宅の出入り口近くに放置されている糞は、いやいやながらも処理していますが、離れた散歩道で見かける糞は見過ごしです。
 きっとこの方は、平和公園を愛し、誇りに思っておられるのでしょう。広島の町がお好きなのでしょう。そして、いつもきれいにしていたいと願っていらっしゃるのでしょう。そのために、いつもポケットにナイロン袋を入れていらっしゃるのでしょう。

 以前、大国主命が、兄弟神たちが荷やっかいに思い、面倒に思って嫌われた旅行道具を一切引き受けて、大きな袋に入れて背負われたことについて学校便りに書きました。それは、「できるだけたくさん、人様の世話をやかせていただくことが立派なことである。」「できるだけたくさん、他人の苦労を背負い込むことを喜びとせよ。」という「袋背負いの心」を伝える話でした。
 しかし、「大きな袋」を喜びをもって背負えるようになるには、「小さなナイロン袋」をいつもポケットにしのばせておくことが大切だと教えていただきました。

 この大切な経験を、前期終業式で子供達や教職員と分かち合いました。
 大好きな神崎学区のために、大好きな神崎小学校のために、大好きな自分の学級のために、私は何をこの袋に入れることができるか。子ども達と一緒に考えていけたらと思っています。

最高学年6年生の素晴らしい姿にまた一歩

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 平成28年度前期が終わろうとしています。
 半年前に入学してきた1年生。しばらくは、何をやってもかわいい園児らしさ満載であるとともに、体育館での学校朝会や教室での授業では、ごそごそ、ペチャクチャもありました。
 しかし、今では、他の学年と同じように、黙って体育館に入場し、開式までの時間を静かに待っていることができます。今日の終業式でも、私の話を、顔を見ながら、1年生のことを話すとしっかりうなずきながら、黙って聞くことができました。教室での授業時間も、どのクラスも、よい態度で学習に取り組むことができるようになりました。
 もう本当に立派な神崎っ子です。

 先日、学校朝会で、6年生が、前に出て、「短くはっきりよい返事」の模範を示しました。それから数日たった、1年生のあるクラスでのことです。「6年生のお兄さん、お姉さんがしていたように、短くはっきりよい返事をしましょう。」という担任の言葉で始まった授業開始の挨拶の立派だったこと!!

 先生方の指導によることは勿論のことですが、6年生や上級生の姿を見ながら、1年生が成長していることを実感した次第です。

 どの学年も、この半年間で、最高学年6年生の、あの素晴らしい姿に、また一歩、確実に近付くことができたと感じています。
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広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36
TEL:082-293-1925