最新更新日:2024/05/17
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校訓「志高く 美しく」のもと、できる喜びや、花と本と歌声の溢れる学校を目指す、神崎小学校のホームページへようこそ!! 「笑顔輝け! 神崎っ子運動」 躾の三か条、神崎っ子の誓いにみんなで取り組みましょう!

年度初めの教室を回って

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 4月15日(金)。今週に入り、教室を回り、新年度の学級の様子を見てきました。
 クラス替えがあり、担任が替わった子ども達もたくさんいます。2学年と5学年は、昨年度3学級だったところが2学級になり、1クラスの人数も大きく増えました。そんな中での、各学級の船出の様子は、とても気になるところです。
 しかし、2学年から6学年まで、どの学年、どの学級も、とても落ち着いた雰囲気の中、学習規律を守り、学習に取り組んでいる様子が見られました。
 本校の先生方の指導力の素晴らしさに改めて感謝するとともに、全教員が同じ方向を向いて指導してきた積み重ねが児童の学習態度となって表れていることをとても嬉しく思いました。
 どの先生が、どの学級をもっても、ある程度、同じスタンスで指導していくことができる。そして、その指導に児童が応えることができる。そのように感じました。
 子ども達に、「分かった!」「できた!」という喜びや達成感を味わわせ、確かな力を付けることができるよう、これからも、Team Kanzakiとして、学習指導や生活指導に取り組んでまいりたいと思います。

1年生の挨拶について その2

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 4月14日(木)、登校してくる1年生の中に、まだまだ少ないのですが、お辞儀をしながら挨拶をする子ども、立ち止まって挨拶をする子どもが見られるようになってきました。

 何より嬉しかったのは、一緒に登校しているお兄さん、お姉さんの中に、正門から10m、15m離れている頃に、1年生の耳元に口を寄せ、身振りから、お辞儀をするように話している様子が窺える姿が見らたことです。私の前に来て、自ら模範を示しながら、園通りやるように1年生に話している姿が見られたことです。
 なかなか神崎式で挨拶をしない弟、妹に、「これではいかん。」という気持ちになっている様子が窺えて、微笑ましく思いました。
 
 神崎式の挨拶を続ける上級生がいる限り、この挨拶の習慣は、必ず1年生にも受け継がれていくと思います。そして、神崎式の挨拶が、いつか、決して崩れることのない神崎の伝統に、神崎の当たり前の風景になることを願っています。

1年生の挨拶について

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 4月11日(月)、正門前で登校してくる子ども達を迎えました。

 その時、1年生の挨拶の様子に、昨年の1年生と何か違うなと感じました。それは、今年の1年生の挨拶が、余りにも幼い仕草で行われ、かわいらしく感じるということです。
 重いランドセルを背負い、たくさんの荷物を持ち、よちよち(?)、よろよろ(?)と歩きながら近付いてきます。そして、私の顔を見上げ、嬉しそうに「校長先生だ!」と言いながら、「おはよう。」「おはようございます。」と挨拶をしてくれます。たくさんの子が、かわいい笑顔で挨拶してくれて、とっても幸せな気分になりました。

 しかし、です。1年生は、誰も立ち止まらない。ほとんどの子が会釈をしない。
 2年生以上の子ども達との違い、コントラストが、去年以上に際立っているように感じました。
 新入生と上級生を比べれば、当然といえば当然のことなのですが・・・・。

 この1年生に、お兄さんやお姉さん達がどのように関わっていくのか。
 先生方がどのように指導を重ねていくのか。
 そして、この1年生がどのように変っていくのか。

 もう楽しみで、楽しみで、たまりません。

1年生の初めての授業

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 4月8日(金)、入学式、記念撮影が終わり、教室に入っていった1年生。
 その様子を見たくて、急いで教室へ行きました。

 教室では、学校生活を楽しく送るためのオリエンテーションを受けていました。
 笑顔いっぱい、身振り手振りいっぱいの先生方の指導。黒板に貼った掲示資料やモニターテレビに映す画像を使っての指導。
 子ども達は、きちんと席に着いて、一生懸命、話を聞いていました。

 素晴らしい子ども達、そして、素晴らしい先生達。
 素晴らしいスタートが切れました。

入学式を迎えて

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 4月8日(金)、81名の新入生と保護者、御家族の方々を迎え、入学式を実施しました。
 上級生は、新入生を歓迎するため、大変立派な態度で式に臨むことができました。1学年ずつ進級した子ども達の頑張ろうという気持ち、新入生を大切にしたいという気持ちを感じることができ、嬉しく思いました。
 また、本日は、入学を祝うために、20名を超える地域の方々がおいでくださいました。また、PTA会長をはじめ、本部役員の方々が御支援くださいました。
 ありがとうございました。

<お祝いの言葉 概要>
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 八十一名の一年生の皆さん、入学 おめでとうございます。
 神崎小学校では、二年生から六年生までのお兄さんやお姉さん、そして、たくさんの先生方が、皆さんに会える日を待ちわびていました。

 一年生の皆さんを見ると、全員の顔が校長先生の方を向き、目がきらきらと輝いて、とってもきれいです。足を床にペタッとつけ、背中をピンと伸ばし、手を膝にトンと置き、「シー。」、おしゃべりもありません。「足ペタ、ピン、トン、シー」ができていますね。「今、こうしなければいけない」と分かっていることをきちんと行えるのは、大変立派なことです。
 そこで、校長先生は、これから、皆さんがもっともっと立派な人になることが出来るよう、頑張ってほしいことを一つだけ話します。よく聞いてください。

 それは、「自分から挨拶をする」ということです。
 朝、起きたら、必ず、お家の人に自分から先に「おはよう!」と挨拶をしましょう。学校に行く途中、皆さんを見守ってくださっている地域の方にお会いしたら、学校で先生や友達に会ったら、自分から先に「おはようございます!」と挨拶をしましょう。
 挨拶は「自分から先に」というのが大切です。これが出来るようになると、自分からやろうとする強い心が育ちます。そして、勉強でも、運動でも、どんなことでも、熱心に、一生懸命に行える人になることができます。だから、自分から挨拶できる人は、立派な人になること間違いなしです。
 また、相手の人を大事にするためには、顔を見て、立ち止まり、お辞儀をしながら、礼儀正しく挨拶をすることが大切です。
 皆さん、しっかり努力して、神崎一の挨拶名人になってください。

 それでは、これからお家の人にお話をしますので、静かに、よい姿勢で待っていてください。

 保護者、御家族の皆様、お子様の御入学、おめでとうございます。
 深い愛情をもって慈しみ、育ててこられたお子様は、今日、義務教育九年間の第一歩を踏み出されることになりました。その晴れの姿に、感慨もひとしおのことと、心よりお祝いを申し上げます。
 本日から、お子様を、神崎小学校の大切な子どもとしてお預かりいたします。「我が子であれば」という思いを心に、職員が一つとなって教育に当たって参りますので、御安心ください。
 先程、子ども達に話しましたのは、「躾の三か条」と呼ばれるものの一つで、古より家庭教育の要として、大切にされてきました。「進んで挨拶をする」の後には、「はっきり返事をする」「履物を丁寧に揃える」と続きます。
積極的な心、素直な心、最後までやり抜く心を育てるため三年前から、学校、PTA、子ども会を中心に、まちぐるみで取り組んでいます。
 学校では、この三か条を、日々の学習規律や月々の生活目標に位置付け、一年間を通して指導しています。
 子どもの健全な育成は、家庭と地域と学校が互いに信頼し合い、連携していくことによって実現するものです。子ども達の為に、共に取り組んでいただければ幸いです。

 最後になりましたが、本日の入学式に公私とも御多用にもかかわらず、御臨席賜りました PTA副会長 堀江征治(せいじ)様、神崎学区顧問前山雄一様をはじめとする御来賓の皆様、子ども達の入学を共に祝っていただき、心より感謝申し上げます。
 どうぞ、これからもこの子ども達を温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。

 一年生の皆さん、よい態度で、静かに待つことができました。自分に負けない神崎小学校の子どもとして、立派に第一歩を踏み出すことができました。これからが楽しみです。明日から、毎日、元気いっぱいの挨拶と、輝くような笑顔で会いましょう。
 これで、校長先生のお祝いの言葉を終わります。
 
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転校生の保護者の方から

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 今年も、年度始めに、本校に転入してきた方がありました。
 4月7日(木)の始業式で、全児童に紹介しました。
 おいでいただいている保護者の方には、就任式、始業式、担任発表に一緒に参加していただき、その後、教室で最初の様子を参観いただいています。

 慌しい一日が一段落した頃、担任から嬉しい報告を受けました。それは、保護者の方から、体育館や教室での児童の態度を見て感動したこと、このような学校に転校してくることができて嬉しく思ったことを話していただいたというものでした。

 転校は、児童は勿論、保護者の方にとっても、大きな出来事、とても心配されていることと思います。そのような思いの保護者の方に、このように安心感を抱いていただけたことは、何よりのことと思いました。

 神崎の子ども達を、そして、先生を、また誇らしく感じることができました。

平成28年度の始業を迎え

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 4月7日(木)、平成28年度が始まりました。

 久しぶりに正門で登校する子ども達を迎えました。どの子ども達も、1学年進級し、「やるぞ!」という思いが表情に表れているように思いました。ほとんどの子ども達が、とても気持ちのよい挨拶をし、喜びと力をもらうことができました。今年度も、こんな素敵な子ども達と一緒に過ごせるのかと、嬉しくてたまりませんでした。

<始業式での話の概要>
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 1学年ずつ進級した皆さんに、先ず、心からおめでとうを伝えたいと思います。そして、明日、入学してくる1年生を温かく迎えてくれること、1年生が素晴らしい神崎っ子になれるよう、上級生として、挨拶、返事、靴揃え、聞く態度、学ぶ態度など、よい模範を示してくれることを、期待しています。

 少しの間、校訓「志高く美しく」について考えてみましょう。
 
 皆さんは、大村智(さとし)さんを知っていますか。そう、昨年、ノーベル医学・生理学賞を受賞された方です。 
 日本で、二十三人目のノーベル賞受賞者です。なぜ「志高く美しく」についての話で、この方を取り上げたのか、考えながら聞いてください。
 
 ノーベル賞受賞の理由となった大村さんの業績は、土の中にいる無数の細菌、微生物を調べ、目が見えなくなるなどの恐ろしい病気を引き起こす寄生虫の駆除に有効な物質を発見し、病気を治す特効薬をつくったことでした。
 この薬は、目が見えなくなることや深刻な病気におびえる人々に光をもたらす「革命的な治療法」でした。
 日本では、医師の診断と指示のもとに、薬を飲んでいますね。しかし、世界には、医師のいない村や、医師や看護師のいけないような村、薬の量を決めるために必要な体重計すらない村がたくさんあります。
 しかし、この「魔法の薬」は、そんな村にも届けられているのです。
 村の代表者、ごく普通のおじいさんやおじさんが、「この薬を一回飲んでください。」と、住民一人一人に薬を配っています。
 なぜそんなことができるかというと、この薬が極めて安全な薬だからです。だから、医師でなくても、誰でも配ることができるのです。しかも、何回も飲むことで効果が出る薬がほとんどですが、この薬は年に1回だけ飲めばいいのです。
 だから、世界中の人々が救われているのです。

 それだけでも受賞に十分なことですが、大村さんは、この薬をアフリカや南アジアなどの最も貧しい地域の人々に、無償で提供できるようにしているのです。現在、三億人がその恩恵を受けていると言われ、毎年、四万人もの人を目が見えなくなることから救われています。
 二○○四年九月にアフリカのガーナに行った時、たくさんの子ども達に囲まれ、「薬のおかげで、目が見えなくなることがなくなりました。」と笑顔の歓迎を受けました。

 その一方で、大村さんは、こうして開発した26の新薬について、製薬会社と契約を結び、多くの収入を得ています。そして、こうして自分の働きで得た収益を、自分のものだけにすることなく、大学の研究費にしたり、北里研究所を再建したり、美術館を造って地域に贈られたりするなど、地域貢献に積極的に取り組んでいます。

 大村さんは、これまでの研究人生を振り返り、「何か役に立つことはないかと絶えず考え、人の役に立つことをやりたいと思っていた。」と言われました。
 大村さんのおばあちゃんから「人のためになることをしなさい」と言われ続け、分かれ道に立った時は、それを基準に考えてきたそうです。
 同僚や部下の研究者には、「世のため人のためになる研究をしなさい。」「困っている人を助ける研究をしなさい。」「科学者は人のためにやらなければダメなんだ。人のためにやるということが大事。」と言い続けられてきました。

 志とは何か、美しい生き方とは何か、大村さんの話を通して考えてみてください。
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入学受付、入学説明会で

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 4月1日(金)、平成28年度の入学受付を行いました。入学予定の子ども達と保護者の方が、体育館に集まってくださいました。

 ステージの前に設置された低学年用の椅子に座った子ども達。
 話を聞く時のきまり「足ペタ、ピン、トン、シー」(足をペタッと床につけ、背筋をピンと伸ばし、手を膝の上にトンと置き、口を閉じてシー。)を教えると、みんなきちんとできました。素晴らしい子ども達でした。褒めてあげると、さらに素晴らしい態度になりました。
 そして、保護者の方々に、少し長くなりましたが、子ども達は一歩一歩階段を登るように成長していくこと、それを学校と保護者が信頼し合い、連携して見守り、導いていくことが大切であることを話しました。
 子ども達は、その間も、とっても立派な態度で待っていました。
 入学式の日がとっても楽しみになりました。


<校長挨拶の概要>
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 昨年の4月10日(金)、正門前で、お父さんと一緒に登校してきた一人の1年生と知り合いになりました。彼は、お父さん、お母さんが大好きで、二人と別れて学校に行くのがとてもつらかったのです。お父さんの手を離さず、涙を流していました。
 お父さんもつらかったと思います。お父さんは、それはそれは優しい眼差しで彼を見つめながら、励まし続けていました。そして、最後に、しゃがみこむと、同じ高さになった彼の目を見つめ、「お父さんがぎゅーっとしたら、行けるかな。」と言いました。そして、彼を抱きしめました。とってもすてきなお父さんでした。

 お父さんのパワーをもらった彼は、お父さんの手を離し、一人正門を入っていこうとするのですが、どうしてもお父さんの側に引き戻されてしまいます。
 そばで見ていた私は、思わず、「じゃ、校長先生もぎゅーっとしてあげよう。」としゃがみ、彼を抱きしめました。そばにおられた何人かのお母さん達が、「うゎー、いいね。」「校長先生のぎゅーなんて、特別よ。」と励ましの声を掛けてくださいました。
 その後、彼は、涙を流しながらも、私と手をつないで、振り返り振り返りしながら、靴箱の方へ行くことができました。

 そして、4月13日(月)、正門前でお父さんに連れられた彼に出会いました。今日も、お父さんと別れるのがつらい様子です。
 しかし、今日の彼は違っていました。お父さんの言葉に励まされると、自分から手を離し、涙を流しながらも、振り返り振り返りしながらも、友達と一緒に靴箱の方へ行くことができました。一段、成長した彼の姿がありました。

 4月14日(火)には、お父さんではなく、1年生の友達と手をつなぎ、正門を通ることができました。ちょっと涙目で私を見上げながらも、そのまま靴箱の方へ歩いていきました。少し離れてついて来ておられたお父さんは、門柱の側に立ち、黙って見送っていらっしゃいました。
 「1年生は、日毎に成長の様子が分かりますね。」と言うと、「そうですね。」と、にっこりされました。

 15日(水)には、お父さんの付き添いはなく、1年生の友達と手をつないで、登校してきました。私を見上げた目は、まだ涙目のように感じましたが、ちゃんと登校出来ました。

 そして、16日(木)、1年生の友達と手をつないで登校してきました。私のそばを通る時、今までと同じように私の顔を見上げました。しかし、その目は、今までと違って、「もう泣いてないぞ。」と言っているようでした。凛々しく感じました。

 このように、1日、1日と成長していく1年生の姿を、毎日、各教室で見ることができます。教員であることの特権でしょうか。とても幸せなことです。

 親の愛情をたっぷり受けて育った子どもも、いつか必ず親元を離れ自立しなければならない時がきます。子どもも辛いですが、親も辛いものです。しかし、子ども達は、その成長のステップを、一段ずつ確実に上がっていきます。私達は、親も、教員も、それを信じて、励まし、見守り続けることが大切です。

 そして、この3月16日、卒業式のリハーサルでのことです。私は、ちょうど目の前に座っていた1年生の頑張っている姿に、心を奪われていました。

 「大好きな6年生のお兄さん、お姉さんのために頑張るぞ!」という気持ちが、背筋をぴんと伸ばして座っている姿に、最前列の子供達のきれいに揃った足のシルエットに、6年生の顔を見つめる眼差しに、溢れ出るように現れていました。

 1年前の入学式での、まだ幼稚園の雰囲気が残っている子供達の様子を覚えています。しかし、わずか1ヶ月ほどで、その園児らしさが消え、すっかり小学生らしくなりました。そして、今、卒業式リハーサルの1時間半もの間に、「神崎っ子」として立派に成長した姿を見せてくれました。
 感動しました。

 卒業式では、それ以上に素晴らしい1年生を見ることができました。来賓としておいでくださった地域の多くの方々も、その姿に感動しておられました。

 本年度入学してくるこの子ども達も、必ずや、一歩一歩成長の階段を登り、立派な神崎っ子になっていきます。なぜなら、素晴らしい模範を示してくれる2年生〜6年生の子ども達が側にいるからです。子ども達をしっかりと受け止め、「子ども達のために」を合言葉に、一生懸命指導を行う素晴らしい教職員がいるからです。どうぞ安心してお子様をお任せください。

 また、もし何かありましたら、遠慮なく、担任に、教頭、校長に御相談ください。私達は、いつでも耳を傾け、保護者の方と共に対応してまいります。
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学校行事
4/18 参観日(高)
4/19 全国学力・学習状況調査
参観日(中) 
4/20 参観日(低)
4/21 耳鼻科検診

今月の行事予定及び下校時刻

「歌声の溢れる学校づくり」の歩み

広島市立神崎小学校
住所:広島県広島市中区舟入中町1-36
TEL:082-293-1925