最新更新日:2024/05/25
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

学校朝会

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 朝,通学路を歩き,子どもたちの登校の様子を見守りました。久し振りに出会う子どもたちは,礼儀正しく
「おはようございます。」
と挨拶をすることができていました。夏休み前と変わらない気持ちよい挨拶を嬉しく思いました。

 朝会では,次のような話をしました。
【校長の話】
 今日から学校生活がスタートします。気持ちを切り替えて,生活していきましょう。夏休みに入る前に,どんな小さなことでもよいので,毎日続けることを決めて,丁寧に積み重ねてくださいというお話をしました。夏休みの間,どうでしたか?今日からも,毎日続けることを決めてみましょう。 
 「継続は力なり」ということわざがあります。このことわざの意味は,「小さなことでも続けていればいつかは大きな力になる。何事も途中で辞めずに毎日こつこつと努力をすることが大切」ということです。私も毎日続けることを決めました。私は,毎日本を読んで,本の内容や文章から,言葉の勉強をします。そして,物事をもっと深く考えたり,上手に話したりできるようになりたいと思います。皆さんも毎日続けることが決まったら,私に教えてくださいね。

 さて,今日は,昔,本川小学校の先生だった尾形静子先生について紹介します。尾形静子先生は,75年前,本川小学校の隣の学校,広瀬小学校に務めておられ,そこで被爆されました。そのとき,とても辛くて,苦しく,そして悲しい経験をされました。尾形先生ご自身も顔にやけどを負い,また周りの多くの人が傷付き亡くなっていくのを見たそうです。このときの経験を被爆体験記に書かれていました。原稿用紙27枚もの長い体験記です。この体験記を本川小学校にいただくことになったのです。尾形先生は,被爆された次の年から本川小学校の先生になられました。やけどを負った顔を鏡に映して,涙を流し,死んでしまいたいと思うこともあったそうです。でも,本川小学校の子どもたちといると,その苦しみを忘れ,幸せだと感じたそうです。そして,最後には,子どもたちにこの戦争の苦しい体験をさせてはならないと書いておられます。尾形先生は,既に亡くなられていますが,尾形先生の思いは,この作文の中でずっと生き続けていきます。戦争の悲惨さや平和の大切さを勉強している本川小学校のみんなで,この体験記を大切にしていきたいと思います。
 
 尾形先生から学ぶことの一つに「命の大切さ」があります。皆さんにも,自分の命を大切にしてほしいと思います。今日はもう一つことわざを紹介します。「命に過ぎたる宝なし」これは,「命より大切な宝はない」ということです。自分の命を大切にするために引き続いて感染症や熱中症を予防していきましょう。

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行事予定
8/25 登校指導 給食開始 あおぞら身体計測
8/26 1・3年身体計測
8/27 5・6年身体計測
8/28 2年身体計測
8/31 4年身体計測 図書会館 生活調べ(〜4日)

校長室だより

学校だより

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広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39
TEL:082-232-3431