最新更新日:2024/05/22
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

平和の取組み

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 本校で開催された本川地区社会福祉協議会主催の原爆死没者慰霊祭に長崎市長・田上富久様と広島市長・松井一實様がいらっしゃいました。
 慰霊祭が始まる前に,6年生の計画委員の子どもたちが,お二人を平和資料館にご案内する機会を与えていただきました。
 子どもたちは,地下のパノラマやニワウルシなどを紹介しました。また,平和の実現に向けて,考えていることをお伝えしました。この後,長崎の被爆樹木2世のクスノキの苗をいただき,大切に育てることをお約束しました。
 田上市長から,
「本川小学校の子どもたちが平和資料館を一生懸命に案内してくれました。これからも平和について,一緒に考え続けていきましょう。考え続けることが大切です。」
という旨のお話をいただきました。
 平和を希求し続ける本川小学校の子どもたちにも,私たち教職員にも胸に響く温かいお言葉でした。貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

追悼演奏

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 8月5日,本川地区原爆死没者慰霊祭に先立って,追悼演奏が行われました。4年生の児童が学校を代表して出演し,平和資料館の前で「折り鶴」と「アオギリのうた」を歌いました。

 平和を大切にする心を表現する方法は,様々にあります。歌もその一つです。歌詞に込められた意味を4年生なりに感じ,歌声と表情で表現しました。聴いてくださった方に4年生の思いが伝わったことと思います。

灯籠の設置

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 8月5日,平和について学習した子どもたちは,下校前に,一人一人が作った灯籠を中庭に設置しました。

 本川地区の慰霊祭や盆踊りが開催されるこの日の夜に,火を灯し,原爆の犠牲となられた方々の霊を慰めるためです。

 子どもたちが手に持っているのは,灯籠を固定するための重石です。約400の灯籠を設置し,本川地区の祈りの日の準備が整いました。

平和資料館の見学

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 雨の中,見学者が続々とお越しになっています。この様子を見て,私たちは,改めて本川小学校平和資料館の意義を感じています。

 本日は,北門と正門の両方を開放しています。ご都合のよい門からお入りください。北門からお入りの場合は,直接館内で受付をしています。正門からお入りの場合は右手にある管理校舎前で受付を行っています。

 17:00まで開館していますので,どうぞごゆっくりご覧ください。

誓い

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 雨の8月6日を迎えました。

 謹んで御霊のご冥福をお祈り申し上げます。

 本川小学校は,爆心地に最も近い学校として,これからも平和の大切さを発信してまいります。

追悼の辞(原爆死没者慰霊祭)

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 新しい令和の時代を迎えました。今、本川小学校は、被爆樹木が生き生きと茂る緑豊かな環境の中、子どもたちの明るく澄んだ声が響き渡る場となりました。現在、408名の子どもたちが本校で学んでいます。私は校長として、この408名の子ども一人一人が、心から愛おしく、未来を築く無限の可能性を秘めた大切な存在に思えてなりません。

 この思いは、74年前、原爆が投下された日の本校での悲しい事実に思いをはせるとき、より一層強くなるものです。

 昭和20年8月6日、本川小学校は、原子爆弾の炸裂とともに、校舎は鉄筋の外郭だけを残し全焼、約400名の子どもたちの尊い命が一瞬のうちに奪われました。今、本校に在籍する子どもたちとほぼ同じ人数です。この多くの未来ある子どもたちが、地獄と化した状況の中で、全身に大けがや大やけどを負い、家族を恋しがり、泣き叫びながら、無残な最期を迎えた事実に、胸が張り裂ける思いがいたします。また、当時の川崎校長先生をはじめ、10名の先生方は、あの時、この本川小学校で、何を見、何を聞き、何を思い、その命をとじられたか、察するに余りあります。

 「ずっと笑顔でいるよ」「新しい家族ができたら平和の思いを伝えるよ」「困っている人がいたら助けます」「思いやりの心を大切にします」これは、原爆で犠牲となられた方々への慰霊の気持ちを込めてつくった灯籠に子どもたちが書き添えたメッセージです。本校の子どもたちは、自分の言葉で平和の大切さを発信することができるよう、1年生から系統的に被爆の実相を学んでいます。子どもたちのメッセージは、単なる「平和への願い」にとどまらず、平和な社会を実現するために自分は何をするのか具体的な行動を表しています。この後、日暮れを待って約400の灯籠に火を灯し、鎮魂の祈りを捧げます。

 本川小学校は、今後も、新しい時代を担っていく子どもたちに、平和な世界を築くための行動力を培い、周りの人々を大切にする心を育むことを教育活動の基盤としていきます。

 最後に、犠牲になられた方々の御霊に心から哀悼の意を捧げ、平和な世界の実現に向けて不断の努力を重ねることをお誓いし、追悼の辞とさせていただきます。

令和元年8月5日 
広島市立本川小学校長 岡田 由佳   
 


登校日

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 本川地区では,多くの方が亡くなった8月6日の前日に,慰霊祭や慰霊盆踊りが開催されます。この日を本川小学校では登校日とし,被爆当時の広島市や本川小学校の様子を知り,平和について考える学習を行います。

 今日は,各教室において,原爆ドームの方に向かい,全校放送の合図で黙とうしました。その後,DVD「ヒロシマに一番電車が走った」を視聴しました。視聴後は,感じたことや考えたことをまとめました。

胸が熱くなる

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 「中近東大学プロジェクト」では,私からも本川小学校の紹介をさせていただきました。紹介の要旨は次のとおりです。

「子どもは,学校の宝,地域の宝,広島の宝,そして未来の希望であるとの思いで子どもたちを育てています。本川小学校は原爆投下の際,多くの尊い命を失った悲しい歴史をもっています。そこで,1年生の段階から6年間かけて,被爆の実相を学び,平和の尊さを実感し,自分の言葉で世界に発信することができる子どもたちを育てています。世界平和の実現に寄与する子どもたちを育てることが,爆心地に最も近い学校としての責任だと考えています。どうか,この学校で見たこと聞いたこと,感じたことをそれぞれの国で伝えてください。そのことが,少しでも世界平和につながるのであれば,それが私の一番の幸せです。」

 その後,代表の方から,
「ここで見たこと聞いたこと,感じたことをそれぞれの国で伝えることをお約束します。自分たちが伝えることで,何十万,何百万の人々が平和の大切さを知ることとなるでしょう。」
と言ってくださいました。胸が熱くなりました。すぐに,本校の教職員や子どもたちに伝えたいと思いました。明日,本川小学校は登校日です。早速,教職員や子どもたちに伝え,改めて本川小学校の平和教育の意義について考えていきたいと思います。

 本川小学校の平和教育を発信する場を,そして,世界の人々と平和教育をとおしてつながり合う機会を与えてくださる「本川おもてなし隊」の方々に心から感謝申し上げます。

中近東大学プロジェクト

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 今年も「本川おもてなし隊」の方々が,モロッコやヨルダンをはじめとした中近東やアメリカの高等学校の先生や大学生をおもてなしされました。この活動は,今年で4年目になるそうです。

 書道や折り紙などで,日本の文化を体験したり,「本川おもてなし隊」と平和活動交流をされたりしました。その後,本川小学校平和資料館を見学されました。

 明日の慰霊祭や盆踊りにも来てくださるそうです。

8月5日に向けて

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 8月5日の慰霊祭と盆踊りに向けて,夕刻より地域の方が準備を進めておられます。写真の1枚目は正門の様子です。2枚目は,平和資料館前の慰霊碑の様子です。3枚目は,運動場の様子です。着々と準備が整ってきています。

平和資料館

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 本日も本川小学校平和資料館を開館しています。広島市へお越しの皆様,是非お立ち寄りください。
 平日は,正門より入っていただいていますが,土曜日・日曜日,祝日等は,北門から入っていただくことにしています。写真は本日の北門付近の様子です。

 なお,資料館にはトイレがありません。学校は休みのため,他の校舎も開放しておりませんので,トイレをお使いいただくことができません。
 ご理解とご協力をお願いいたします。

平和資料館の見学

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 今日は,170名近くの方にご来館いただきました。ありがとうございました。

 来館された方からのメッセージに次のようなものがありました。

○この平和資料館がいつも清く静かな様子であるよう心を配り,周囲をきれいにお掃除してくださっているのでしょう。皆さんの先輩が体験させられてしまったことや平和を守っていく大切さを伝える活動をこれからも大切になさってください。戦後すぐの運動会の写真には,先生方の心を思って涙が出ました。

※写真は,このメッセージにある戦後すぐの運動会の様子です。資料館の中に展示しています。

水泳記録会練習

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 プール開放に引き続き,広島市児童水泳記録会に参加する5・6年児童の練習が行われました。明日が本番ということで,少し軽めのメニューでしたが,それぞれめあてをもって練習していました。明日は本川小学校の代表として,堂々とした態度で臨んでもらえたらと思います。

プール開放

 今日も,保護者の皆様のご協力により,プール開放を行うことができました。今日は低学年の最終日でした。今日は暑さ指数(WBGT)が昨日より高い中でしたが,水分補給を行いながら元気に活動していました。
 保護者の皆様,本日も大変お世話になりました。ありがとうございました。
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プール開放

 今日も,保護者の皆様のご協力により,プール開放を行うことができました。今日は高学年の2回目。とても楽しそうな表情が印象的でした。
 暑さが心配される毎日ですが,10時時点でのプールサイド周辺温度は36.2度でした。暑さ指数(WBGT)は,湿度が低かったためそこまで上がってはいませんでしたが,それでも26.3度と「警戒」レベルでした。こういった数値も参考にしながら安全に気をつけていきたいと思います。
 保護者の皆様,本日も大変お世話になりました。ありがとうございました。
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平和資料館見学について

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 日頃から多くの皆様に本川小学校平和資料館を見学していただき,感謝申し上げます。お陰をもちまして,昨年度は33,000人を超える皆様にご来館いただきました。
 
 さて,8月は特に来館者が増えることが予想されます。見学の受付台を用意しておきますので,受付簿に記載をお願いします。入館者数の把握が必要ですので,ご協力をお願いします。

 受付の記入が済まれましたら,平和資料館の見学をお願いします。平和資料館は,正門から入られたら,左奥にあります。

 ご不明なことがありましたら,遠慮なく事務室までお尋ねください。多くの皆様のご来館をお待ちしております。

教育相談・支援校内研修

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 本校の教育相談・支援主任を講師として,予防的生徒指導や児童理解などについての校内研修会を行いました。教育相談・支援主任は,教育相談など組織的体制を充実・強化させていくため,本年度より設置しているものです。

 この日は,いじめや不登校などの未然防止に関する共同学習やスキルトレーニングなどについても研修しました。夏休み明けの実践の中に生かしていきます。

メンタルヘルス研修会

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 今日は,国泰寺中学校スクールカウンセラーの小池麻生先生を講師としてお招きし,メンタルヘルス研修会を開催しました。相手の気持ちや権利を考えながら,自分の気持ちや権利を相手に受け入れてもらうためのコミュニケーションの方法(アサーション)について,学習しました。アサーティブな表現をするためにはどうしたらよいか考えることができました。

祈り

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 夏休みに入り,平和資料館へのお客様が一層増えてきました。来られた方々が多くのメッセージを書いてくださっています。一部を紹介させていただきます。

○未来ある子どもたちが安心して夢を追いかけていくことができるよう,永遠の平和を願っています。祈りとともに,被爆校舎を保存してくださりありがとうございます。

○今ある平和に感謝し,未来へつなげるために,子や孫たちに伝えていかなければなりません。本川小学校の皆様,平和資料館をこれからも守っていってください。

○私も小学校6年生です。平和について学習するために,広島に来ました。400人も児童が亡くなったと知って,驚きました。二度とこんなことにならないように平和を願っていきたいと思いました。

 ありがとうございます。本校の子どもたちは,心から平和を願い,そのために自分に何ができるか考えています。本校を訪れてくださった方々が資料館をご覧になり,この思いを共有してくださることで,平和が実現することと信じています。

プール開放

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 今日も,保護者の皆様のご協力により,子どもたちにプールを開放することができました。晴れた空に光る水しぶき,そして子どもたちの歓声。夏ならではの風景です。

 保護者の皆様,暑い中,子どもたちの安全を守っていただき,ありがとうございます。心から感謝いたします。
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行事予定
10/15 後期始業式

校長室だより

学校だより

平和資料館

広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39
TEL:082-232-3431