最新更新日:2024/05/25
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

平和のかけ橋

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 小原友行先生の「ヒロシマの校庭から届いた絵〜本川小学校の物語〜」の授業を受けた子どもたちは,新聞記者になって,記事をまとめました。新聞には次のような記述がありました。

「その事実を知ったぼくは,最初に,なぜ本川小学校から送られた絵を保存していたのか疑問に思った。でも,よくよく考えてみると,教会の人々は,この絵が後世に平和の大切さを伝える力があると思ったから保管しておいたのだと気が付いた。ぼくは,アメリカとヒロシマのかけ橋となったこの絵に感謝するとともに,この絵を大切に保管してくださった教会にも感謝したい。」

「私は,本川小学校の子どもがかいた絵や習字を教会の人が永く保管したのは,この先,もう争うことがないように平和の大切さをずっとつないでいくためだと思いました。本川小学校の子どもたちは「やさしさ」,教会の人は「感謝の気持ち」からお互いを思いやることができました。その平和への一歩が今につながっていると思いました。」

ヒロシマの校庭から届いた絵〜本川小学校の物語〜

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 「本校の平和に関する資料をこんなふうに子どもに対面させることができるのか。」
それは,私にとって,新たな発見と深い学びのある授業でした。

 福山大学の小原友行先生が本校の6年生に「ヒロシマの校庭から届いた絵〜本川小学校の物語〜」の授業をしてくださいました。

 原爆が投下されて数年後,本川小学校には,アメリカから文房具が送られ,当時の子どもたちがそのお礼に絵や書写を送った歴史があります。小原先生はこのことを題材にした授業をしてくださいました。子どもたちに
「アメリカの教会やハワード・ベル博士が子どもたちの作品を永く保存したのはなぜか。」
「ハワード・ベル博士の遺族が子どもたちの作品をハワイ日本文化センターに寄贈したのはなぜか。」
と問い掛けてくださいました。さらに,
「自分が,新聞記者なら,この内容のどの部分を切り取って記事にするか。」
とも問い掛けてくださいました。子どもたちの知的好奇心が揺さぶられ,思考が深まっていくことを感じました。
 小原先生は,実際にアメリカの教会やハワイ日本文化センターに足を運ばれ,入念に調べた上で授業化されています。本川小学校のこともよくご存じでした。
 
 「題材に思い入れがなければ,つまり魂を込めなければ子どもの心に届く授業はできない。」
小原先生のお姿から学んだことです。

並行読書

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 5年生は,国語科で「伝記を読み,自分の生き方について学ぼう」という単元を学習します。教科書には,「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんの伝記が掲載されています。この伝記を読み,やなせさんの生き方や考え方を,自分とかかわらせながら読んでいきます。そして,その他の伝記も読み進めていきます。教科書教材と並行して他の本を読むことを「並行読書」と呼んでいます。教科書で学習して身に付けた力を他の本を読むとき活用していきます。

 5年生の廊下に司書が数冊の本を用意しています。並行読書のための本です。よく見ると,教科書に紹介されている本もありました。きっと5年生の子どもたちは興味をもって読み進めていくことでしょう。

代表委員会

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 代表委員会の様子です。3年生以上の学級代表と計画委員会の子どもたちで構成しています。今回は,計画委員会から「そろえるキャンペーン」についての提案がありました。自分たちの力でよりよい本川小学校にしていくために,次のことに取り組んでいこうという提案です。

・あいさつをそろえる。
・靴をそろえる。
・身だしなみをそろえる。

 11月に実施するために,各学級から意見を集めます。今年度も,子どもたちによるこうした自主的な取組みや呼び掛けを大切にしていきたいと思います。

かけっこ

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 秋の澄み切った青空が広がっています。校庭のイチョウの葉が少し黄色くなってきました。 
 写真は,3年生の体育の時間の様子です。かけっこをしています。2年生のときまでは,75mを走っていましたが,3年生では,90mを走ります。昨年に比べると,走り方も力強くなってきました。運動会(体育参観日)でも走りますので,保護者の皆様,楽しみにしていてください。

放送室

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 放送室では,古い放送機器を大切に使っていましたが,昨日,新しい機器が入りました。音や声が,澄んで聞こえます。こうして見ると,機器だけでなく,放送室全体が新しくなったように感じます。

 放送委員会や給食委員会の子どもたちは,今日初めて使いました。新しくきれいな機器を見て子どもたちも喜んでいました。写真は,放送機器の使い方を確認しているところです。きっと明日からの担当の子どもたちも,新しい機器を使って張り切って放送することでしょう。

ナップザック

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 5年生は,家庭科の時間にミシンを使ってナップザックを製作しています。今日は,ナップザックの脇を直線縫いしていくのですが,その脇の部分にひもを通すカラーテープを挟んで縫うという難しさがありました。しかし,子どもたちは,友達と教え合いながら,丁寧に縫っていきました。写真を見てください。子どもたちの後ろ姿から一生懸命さが伝わってきます。

 家庭科の時間には,ミシン縫いについて,丈夫で速く縫えるという特徴や使い方を知り,直線縫いができるようにします。また,縫い始めや縫い終わりなどの基本的な操作についても学んでいきます。

話をつなぐ

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 2年生が国語科「みんなで話をつなげよう そうだんにのってください」の学習をしていました。この単元は,互いの話に関心をもち,相手の発言を受けて話をつないでいくことをねらいにしています。友達の相談ごとに考えを出し合う場を設定しています。「質問する」「繰り返して確かめる」「共感の気持ちを表す」「感想を伝える」などで相手の話をつないでいくことができます。まずは,相手の話を受け止めることが大切です。

 子どもたちは,グループで話し合いをしました。こうした国語科の学習が日常生活につながって,生きて働く力となることを願います。話がつながることの楽しさを味わってほしいと思います。

芋掘り

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 実りの秋,収穫の秋です。あおぞら学級の子どもたちが芋掘りをしていました。ホームページでもお知らせしたように,子どもたちが6月23日に苗を植えたサツマイモです。

 まずはツルを切って掘りやすくします。ツルを引っ張ると,いくつかのサツマイモがつながって土の中から出てきて,子どもたちは大喜びでした。ツルがなくなった状態で,土を掘り起こすと,大きなサツマイモが出てきて,また,子どもたちは大喜びでした。

 収穫したサツマイモが廊下に並んでいました。今年もこんなにたくさん収穫することができました。

業務支援

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 今日は,月一回の業務支援の日です。

 学校業務支援員の皆さんがロータリーや平和資料館前の草取りをしてくださいました。雑草はすぐ生えてくるので,こうして支援をしていただくと大変助かります。きれいにしていただき,気持ちよくなりました。いつもありがとうございます。

永井博士ゆかりの薔薇

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 写真は,「レッド・ラジアンス」という薔薇の花です。平和資料館前の花壇に咲いています。これは,医師の永井博士ゆかりの薔薇です。永井博士は,長崎に原爆が投下されたとき,ご自身も被爆されながらも,被爆者の治療にあたられました。永井博士は平和の象徴として広島に薔薇を送ってくださったとのことです。資料館を見学される方は,どうぞ薔薇もご覧ください。

 今日は,広島市立安小学校の皆さんが資料館を見学されました。皆さん,静かに熱心に見学されました。

1年生の体育

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 1年生3クラス合同の体育の授業の様子です。今日は,「にこにこポンポン」というゲームをしました。真っ直ぐ並ぶこと,体育座りで話を聞くこと,ルールを守ってゲームをすること,友達と協力することなど,上手にできるようになりました。
 
 今年の運動会は,体育参観日という形で,日ごろの体育の授業の様子を保護者の皆様に見ていただきます。1年生にとっては,初めての運動会が例年とは違う形になりますが,入学して半年の間に成長した子どもたちの姿を楽しみにしてお越しください。

あいさつ運動

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 爽秋という言葉がぴったりの朝です。昨日からスタートした後期。頑張る子どもたちを応援してくれるかのような気候です。

 昨日,校舎を歩いていると,たくさんの子どもたちが始業式の「チャンス・チャレンジ・チェンジ」の話に触れてくれました。子どもの心に残ったことを嬉しく思います。

 今朝も地域の方が「あいさつ運動」で,子どもたちに声を掛けてくださいました。いつも温かく見守ってくださりありがとうございます。後期もどうぞよろしくお願いいたします。

短距離走

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 爽やかな秋晴れの下,4年生は,運動場でかけっこをしました。1人90mを走りました。4年生では,調子よく最後まで走ることや,真っ直ぐ前を見て腕を前後に大きく振って走ることを大切にしています。
 運動会(体育参観日)でも,今日と同じように90mを走ります。カーブの走り方に気を付けて一生懸命走ります。保護者の皆様,楽しみにしていてください。

後期スタート

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 後期がスタートしました。子どもたちは,気分も新たに授業に臨んでいます。

 写真は,6年生の体育の様子です。先日から「エイサー」に挑戦しています。今日は,新しい動きも増え,いよいよ本格的になってきました。子どもたちが持っているのは,パーランクーです。バチでこのパーランクーをたたきながら踊ります。「エイサー」と言えば,躍動感溢れる踊りです。運動会(体育参観日)でも披露しますので,保護者の皆様,どうぞ楽しみにしていてください。

始業式

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 10月12日(月),後期の始業式で次の話をしました。

【校長の話】
 一昨日のことです。後ろから
「校長先生!」
と呼ばれたので振り返ると,1人の男の子がいました。生き生きした表情でこちらに手を振ってくれています。この男の子は,新しい学年になってから,いろいろなことに一生懸命取り組むようになりました。その頑張りは,職員室でも話題になるほどです。私は,この男の子の変身ぶりをとても嬉しく思います。この男の子にとって,新しい学年になったことは,自分を変える一つのチャンスだったと思います。そして,このチャンスを逃さず,これまで苦手だったことや避けてきたことにもチャレンジしました。そして,見事に前の自分からチェンジすることができたのです。この日,
「校長先生!」
と呼ばれたことが嬉しくて,見事に変身した男の子に手を振り返しました。

 私の話を紹介しましょう。私は子どもの頃,恥ずかしがり屋で発表することが大の苦手でした。みんなが手を挙げていても,1人だけ手を挙げていないこともありました。そんな自分を駄目な子だと思っていました。そんなとき,新しい担任の先生が
「発表できなくても大丈夫。この子は芯がしっかりしている。」
と褒めてくださいました。今から振り返ると,このときが,私が変身するチャンスだったのだと思います。褒められて自信をもった私は,いろいろなことにチャレンジするようになりました。そして,発表することもできるようになり,変身しました。自分をチェンジすることができたのです。

 さあ,後期のスタートです。気持ちを切り替えるチャンスです。この節目のチャンスを逃さず,いろいろなことにチャレンジしましょう。すると,よりよい自分にチェンジできるはずです。私も,「チャンス,チャレンジ,チェンジ」を大切にして,よりよい本川小学校にしていきたいと思います。

終業式

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 10月9日(金),前期の終業式で次の話をしました。

【校長の話】
 校長室から出すお便りは「エール」という名前です。「エール」は,「応援する」という意味があり,読んでくださる方を元気付けようと思って名付けました。ホームページも「エール」にしています。前期も,「エール」に皆さんの学習や生活の様子を紹介しようと,教室を回ったり,先生方から皆さんの様子を聞いたりしました。すると,私の方が子どもである皆さんから反対にエールを送られることが度々ありました。
 今日は,その中の二つの出来事を紹介します。
 一つ目です。あるクラスが「いのちの歌」(Miyabi作詞 村松崇継作曲)を歌っていました。その歌は,新しい生活様式をしている今の私たちに重なる部分があり,思わず涙が溢れました。皆さんにとって,例えば,友達とおしゃべりをしながら笑顔で食べる給食がどんなに美味しかったか。例えば,友達と手をつないだりじゃれ合ったりして遊ぶ休憩時間がどんなに楽しかったか。例えば,マスクをせずに,大きな声で歌を歌うことがどんなに気持ちよかったか。そして,私にとって,そんな皆さんの姿を見ることがどんなに幸せだったか。こんな当たり前のことが当たり前にできなくなった前期の生活でした。これまでの生活はかけがえのないものだったと,歌を聴いて,改めて思いました。さらに,このクラスのきれいな歌声から,
「こんな状況でも,前に進んでいこうよ。」
とエールを送られた気がしました。

 二つ目です。放送委員会の人たちが「本川小を放送でよりよくしようキャンペーン」を始めました。今年の運動会は,これまでの運動会とは違うので,みんなを元気付けるために,気分を盛り上げる応援ソングを給食時間に流すというアイディアです。
私は,
「こんな状況だから,できない。無理だ。」
と考えることが多くなっていましたが,放送委員会の人たちから
「こんな状況だからこそ,できることがある。」
とエールを送られた気がしました。

 私の好きな絵本「星の王子さま」に
「ものごとはね,心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは,目に見えない。」
という文章があります。皆さんからのエールと同じだなと思います。これからも,心の目で,本川小学校にとって一番大切なことをしっかりと見つめ,皆さんと一緒に知恵を出し合い,工夫し,いろいろなことにチャレンジしていきたいと思います。

引用:「星の王子さま」サン=テグジュペリ 河野万里子訳 
(株)新潮社 平成28年4月1日

4年生の国語科

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 4年生は国語科の時間に教材文「ごんぎつね」を読み,心に残ったことや考えたことを交流する学習をしています。黒板に貼ってあるのは,各グループの交流に使った「Xチャート」です。物語の心に残ったことについてそれぞれが発表し,この「Xチャート」に分類しながら友達の考えと自分の考えを比較していきました。物語の叙述を根拠にしながら交流していきました。

 子どもたちは,授業の終わりに,
「考えは同じでも,根拠とする叙述が違っていることに気が付いた。」
「場面と場面をつなげて読むと,思いもしない考えが生まれる。」
「登場人物の気持ちを考えるとき,証拠の文を探せばよい。」
などと発表していました。
 
 この学習で付けた力を日常の読書にも生かしてほしいと思います。

前期を振り返って

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 あおぞら学級では,前期の生活や学習,係の仕事を振り返って,よくできたことや後期に頑張りたいことをみんなの前で発表していました。前期の頑張りを後期につないでいくために,大切な活動です。友達の頑張りにも温かい拍手を送っていました。

お楽しみ会

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 6年生の教室では,学期末のお楽しみ会をしていました。写真は,各グループの出し物で,寸劇をしているところです。演じる子どもたちも見ている子どもたちも楽しそうで,こちらまで楽しくなる幸せな時間でした。それにしても,子どもたちの演技力,企画力,演出力は素晴らしいです。
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校長室だより

学校だより

平和資料館

非常変災時対応

インフルエンザに関する報告

その他

広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39
TEL:082-232-3431