最新更新日:2024/06/13 | |
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学校再開 −校長先生のお話− 6月1日(月)放送による校長先生のお話を朝会前に各教室で聞いてスタートです。 校長先生のお話 皆さん おはようございます。 段階的ですが、やっと学校を再開することになりました。 この休校期間中、家庭でどう過ごしていましたか。時間を大切にすることができましたか。今日の学校再開を待ち望んでいたことと思います。自粛生活は苦しかったと思いますが、皆さんよく頑張ってくれました。 また、分散登校中は短期間ですが、感染防止のルールを守り、集中した学習態度に感心させられました。 休校中、先生方も、課題の作成、皆さんの役に立つような教材の研究、また、学校再開の日にむけて、いろいろな準備をしてくれています。 校内の清掃、各場所の消毒作業、並大抵のことではありません。すべては皆さんとともに学習できる日を想って、頑張ってくださっています。 今回の新型コロナウイルスによって失われたものは多くありますが、得たものもたくさんあります。ただただ恐れるのではなく、「正しく恐れる」ということが大事です。 様々な情報が飛びかうこの社会において、どんな情報を取捨選択するか。正しい情報は何か。フェイクニュースやデマに気をつけてください。 人間は嫌なことがあると、どうしても現実から逃げ出したり、何かのせいにしたりしてしまいがちです。世の中では、SNS等の、根拠のない情報やうわさに振り回される様子、つまらない誹謗中傷など、すぐに他人を攻撃するような悲しい雰囲気を感じる状況があります。何かのせい、誰かのせいにするのではなく、自分をしっかりと見つめ、これからを考えることが大切です。軽はずみな言動や行動に走ることなく、冷静な判断の下、落ち着いて行動してください。もし不測の事態が起きたとしても、決してコロナウィルスを種に、安易な気持ちで友だちをからかったり中傷したりすることがないようにしましょう。 また、今後しばらくは、感染予防を意識した行動をする必要があります。手洗い、マスクの着用、3密を避けること、これは、自分自身の命を守るためであると同時に、みなさんの周りにいる人、家族など身近な人を大事にすることにもつながります。 少しでも早く「いつもの毎日」に戻せるよう、1人ひとりができることを力を合わせてがんばりましょう。当たり前だと思っていた日常がどれだけ貴重で、かけがえのない時間であったか、しあわせであったか、今だからこそ気づけたはずです。このつらい時期も必ず終わりがあります。暗いトンネルをさまように出口が見えず不安になることもありますが、自分ではどうしようもできないことはこの先もやってきます。その時、ただ流されるのではなく、自分はどんな行動ができるかを考えることができる人になってください。今のこの時期を乗り越えた先に自分はきっと強くなれると信じて、これからの日々を過ごしてください。 皆さんの健康と充実を心から祈っています。 |
広島市立祇園中学校
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