最新更新日:2024/09/20 | |
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卒業証書授与式素晴らしい好天の下,平成31年度卒業証書授与式を行いました。 似島学園小学校,似島学園中学校,似島学園高等養護部合同の卒業証書授与式です。 どの学校も,新型コロナウイルス感染予防の観点から,徹底した衛生管理と式次第を削減したシンプルな式を挙行した(予定の)ことと思います。本校も例外ではなく,似島学園寮での集団生活という特殊な事情もあり,来賓だけでなく保護者の皆様にもご遠慮いただく中での式になりました。 実質40分という例年の半分以下の式でしたが,参列した教職員からは, 「心に残る式だった。」 「近年でも最も感動的な式のひとつだった。」 という感想が聞こえてきました。 何より,子どもたちの「いい顔」が溢れていました。例年,小学生は卒業後も大きな環境の変化がないため平静なのですが,今年は涙を流していた卒業生もいました。 本校の子どもたちにとっては,今回のようなシンプルな式次第が,より緊張感を保ち,「卒業」に対する気もちや思い,集中力を高めることができるのかもしれない。そのように感じました。 例年の式次第はどれも必要な,大切なものばかりです。ただ,私たちは既成概念にとらわれ,卒業証書授与式とはこういうものだ,と決めつけているところもあるのではないか。 卒業生にとって,在校生も含めた子どもたちにとって,式の目的を鑑みた上で,本当に大切なものは何か,どのような式であるべきなのか,今回の対応の中から学ぶべきものがあることに今更ながら気付きました。 新型コロナウイルスへの対応は世界的な不安や恐れをかき立てていますが,逆境の中にこそ次のステップへの知恵や経験が転がっています。私たち,特にこれから歩むべき途を子どもたちと共に考える立場にある教職員は,不安や混乱の中から学ぶべきもの・ことを見極めなければなりません。 今回の卒業証書授与式をふりかえり,精査して,今後の取り組みに生かしたいと思います。 フライング今年は早くから気温も上がり,桜の開花予想も軒並み観測史上最速を記録しそうな勢いです。 本校でもフライング気味のチューリップが顔を出しました。「一億一心」の碑の周りに,可愛い色々がちらりほらり。それでも今朝は冷えたからでしょうか。少し寒そうに首をすくめて辺りを窺っています。 本当は新年度の始まりに合わせたかったところですが,待ちきれないようです。卒業生のお祝いをしたかったのでしょうか。 昨日も書いたとおり,少し形は違っても祝う気もちはいつもと同じです。 明日を迎えます。 花の道いつもの春とは違う時間が流れています。 本校の卒業証書授与式は,似島学園高等養護部と合同で18日(木)に行います。急な臨時休校で,卒業生を送る会などの取り組みも十分にできませんでしたが,せめて廊下を華やかに飾りたいという思いで,在校生(小学校低学年)の子どもたちが力いっぱい描いた花の絵を掲示しました。 季節の違う花々ですが,思いはたくさん伝わることでしょう。 今日は冷えましたが,明後日は穏やかな暖かい日になるそうです。 昨年までと変わらない,同じ気もちで卒業証書授与式を迎えたいと思います。 美しく捨てる年度明けの清掃等の指導の中で子どもたちに紹介し,ごみの分別意識,そして「美しく捨てる」ことの価値について学ばせたいと思います。 春の小径暖冬の影響か,かなり早くから咲き始め,長い期間私たちの目を楽しませてくれました。梅花を名残惜しむように,うぐいすが声を交わしていました。柔らかな陽射しの中で,いつもの似島の時間が流れていきます。 来月の今頃は,本校にもいつもの似島の時間が戻ってくるのでしょうか。 日本中の子どもたちのために今できることに精一杯取り組み,想定外の年度末を過ごしたいと思います。 春前回の学習をもとに,学習成果発表会や生活科,校外学習,駅伝大会などの諸行事の写真に言葉を添えて,大きな写真絵本ができあがりました。 前回と比べ,使っている言葉が多様になり,書写力も身に付いていることが一目でわかります。内容が充実し,より整った写真絵本。ここにも子どもたちの成長のあとが咲いています。何より,自分たちがつくった写真絵本を手に,嬉しそうに見せに来た子どもたちの満ち足りた表情が素晴らしい。 春です。 あちこちで花開く時期になりました。 |
広島市立似島学園小・中学校
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