最新更新日:2024/05/25
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本校は、校訓「やさしく つよく まじめに」のもと、「心豊かでたくましく、平和を求める子どもの育成」を基調とする教育活動を推進しています。明治6年(1873年)に創立した歴史と伝統のある学校です。卒業生には、児童文学史に燦然と輝く鈴木三重吉氏がいます。

原爆死没者名簿の風通し

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 5月15日,平和公園で行われた原爆死没者名簿の風通し作業を見学しました。8時15分に黙祷後,児童たちは真剣な表情で作業を見つめていました。並べられていく名簿を間近に見ることで,児童たちは,原子爆弾が広島に及ぼした被害をあらためて実感することができました。今回の学習で感じたことを基に,22日には平和資料館を見学したり,碑めぐりをしたりすることで学びを深めていきます。

子どもたち

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 教室に入ると,写真のような表情で子どもたちは,担任を見つめています。

 一生懸命な瞳。
 嬉しそうな笑顔。
 「分かった。できた。」とつぶやく声。

 こんな子どもたちの姿を見るたび,目頭が熱くなる私です。一人一人を大切にしていかなくてはと心から思います。

 

絵の具でゆめもよう

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 左の写真は,本校の図工室から見える原爆ドームです。(本川小学校は,原爆ドームの対岸にあります。)

 今日は,この図工室で4年生が図画工作科「絵の具でゆめもよう」の学習をしていました。マーブリングやスパッタリングなどの技法を用いて,色や模様の特徴を生かしながら表現していました。

読書と子ども

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 1年生は,初めて図書室で本を借り,静かに読んでいました。読書をしている子どもたちの表情を見ると,嬉しくなります。本の世界にじっくりと浸っていることが分かるからです。

 読書をすることで,

○語彙が増え,理解できることが増えます。
○語や文をとらえることで,曖昧だった感覚が,明確になります。
○興味や関心を広げることができます。
○人の生き方や考え方を学び,自分に生かすことができます。
○物事を深く考えることができます。

 これからもたくさんの本を読んでほしいと思います。
 

遠足へ行きました!

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 今日は楽しみにしていた遠足でした。3年生は2年生と一緒に千田公園へ行きました。本川と元安川の川沿いを交通に気を付けながら歩きました。

 千田公園では,たくさんの遊具に歓声をあげながら遊んだり,2年生と楽しく交流したりすることができました。おいしくお弁当を食べ,こまめに水分補給をして,時間までしっかり楽しみました。
 

遠足

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 「あのね,今日のことが楽しみで,昨日の夜,寝られんかったよ。」
 「わたしは,今朝,いつもより早く目が覚めたよ。」
 どの子も嬉しそうに話してくれます。

 今日,本川小学校は遠足の日でした。1・6年は,中央公園へ,2・3年は,千田公園へ,4・5年は竜王公園へ行きました。新緑が目にまぶしい1日でした。

学ぶ遠足

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 遠足でも学ぶことが多くありました。
 
・集団で目的地まで移動する際,交通ルールを守ったり,安全に気を付けたりするなど,必要な行動の仕方を身に付けます。

・自然の中で,植物や昆虫などを目にし,いろいろな気付きをもちます。

・友達を誘い合って,楽しく遊んだり一緒に弁当を食べたりして,よりよい関係を築いていきます。

・使った場所のごみを拾うなど,公衆道徳についての体験をします。

 このように,遠足で,子どもたちは,大切なことを学んできました。

 今日は,気温もぐんぐん上昇しました。子どもたちもきっと疲れていることと思います。明日,元気に登校することができるように,今日は,ゆっくり休んでほしいと思います。

可愛いお客様

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 校長室にいると,廊下から,子どもの可愛らしい声が聞こえてきます。出てみると,2年生の子どもたち。今度,生活科の学習で,1年生に学校を案内するため,校長室にどんなものがあるのか確かめに来たそうです。
 
 早速,中に案内しました。「原爆ドームの絵がある。」「写真もいっぱいある。」といろいろな発見をしていました。歴代の校長先生の写真の数も数えていました。

 この間まで,1年生だった子どもたち。昨年度,自分たちが案内される立場だったことを思い出しながら,意欲的に準備をしていることがうかがえます。2年生になって,立派なお兄さん・お姉さんになりました。

わたしたちのくらしと水

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 4年生の教室では,社会科「わたしたちのくらしと水」の学習をしていました。真剣に地図に向かい,「あった。あった。」と嬉しそうにつぶやいていました。水は,どこから送られてくるのか,地図をもとにして調べているところでした。

学校朝会

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 今朝は,今年度初めての全校朝会を行いました。

 まず,校長先生から,平和資料館を見学された方からの手紙の紹介がありました。その手紙の内容は,「これからも本川小学校の児童であることに誇りをもって生活してください。」というものでした。校長先生は,この手紙にある「誇り」という言葉の意味を説明されました。校長先生は,この1年間,学校朝会で「誇り」をテーマにお話をされるそうです。

 次に,生徒指導主事の先生から,「本川ブランド」として,気持ちのよいあいさつの仕方について説明がありました。今日は,二つのあいさつの仕方を習いました。
・立ち止まって,帽子を取って,相手の目を見て,あいさつをすること。
・授業の始まりは,先に「お願いします。」と言い,その後,礼をすること。
 
 あいさつをすることは相手を大切にすることにもつながります。来週からあいさつ運動が始まります。今日習ったことを意識して取り組んでいきます。

新体力テスト練習週間

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 「校長先生,今すぐに見に来てください。」との教員の言葉に,休憩時間に大急ぎで体育館へ行ってみました。

 今週は,新体力テストの練習週間で,体育委員の児童が,反復横跳び,立ち幅跳び,握力の練習コーナーを設けていました。今日は,中学年の児童が自由参加で練習することができる日です。

 体育委員の自治的な活動,そして,そこに参加する児童の自主的な態度。思わず笑顔になった私です。教員が急いで私を呼びに来た理由が分かりました。

 

避難訓練

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 今日は,火災を想定した避難訓練を行いました。子どもたちは,煙を吸わないように,ハンカチで鼻や口を押さえて,静かに避難しました。1年生も約束を守ることができました。わずか3分で,全校児童が運動場に避難しました。
 校長先生からは,「平和や命の大切さを学習している本川小学校の皆さんには,自分の命も大切にする人であってほしい。そのために,こうした避難訓練は真剣に取り組んでいかなくてはなりません。」というお話がありました。
 15日には,学年別集団下校訓練を行います。今日の訓練を生かして,さらに,緊急時の安全な下校の仕方を身に付けるようにします。

10連休中の来館者数

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 平和資料館前のバラが写真のように,見事に咲きました。

 この10連休中は,トータルで468名もの方が平和資料館を見学されました。今後も,土曜日,日曜日,祝日等も開館しますので,是非お越しください。

 なお,本校の運動会である10月26日(土)と年末年始にあたる12月28日(土)〜1月4日(土)は閉館しますので,ご理解とご協力をお願いいたします。

折れ線グラフと棒グラフ

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 あおぞら学級では,4年生が算数の学習をしていました。今日は,折れ線グラフと棒グラフを重ね合わせたグラフが登場しました。左右の目盛りが違う量を表していることから,これまでより難しい内容となっていますが,一つ一つ丁寧に学習を積み重ねていました。
 

子どもの存在

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 写真は,昭和22年の本川小学校の子どもたちの様子を撮影したものです。輪になりつないだ手を掲げている子どもたち。その向こうには,原爆ドームが見えます。私は,資料館にあるこのセピア色の写真の前に立つたび,胸が熱くなります。

 この撮影のわずか2年前,昭和20年8月6日,本川小学校は,原爆投下により,校舎骨格を残し,全焼しています。そして,10名の教職員と約400名の児童がその尊い命をなくしています。この写真が撮影された昭和22年は,復興が始まったとはいえ,まだまだ困難な時代であったことと思います。

 こうしたことを想像しながら,この写真を見ると,子どもの存在は,いつの時代にあっても,未来の希望であり,人々の元気の源であることを感じずにはいられません。

 今日も,この写真を見て「何よりも子どもを大切にする」と心に誓いました。10連休が明けて,学校生活の再スタートです。
 

学区の概要

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○広島市を流れる太田川の本流である「本川」と,分流となる「天満川」が挟む三角州の中間に位置する七つの町(十日市町・本川町・猫屋町・榎町・堺町・小網町・土橋町)を学区としています。
○天満橋から本川橋への通りは,旧山陽道で,本川河岸には,舟着場としてのがんぎがいくつもありました。「十日市」は市場町の名残で,堺町問屋街をはじめ,昔からの商業地域として栄えてきました。
○昭和20年8月6日の原爆は,本校の東410メートル,高度約600メートルの上空でさく裂し,一瞬にして本川学区も焼土と化しました。本川小学校も爆心地にもっとも近い学校として,大きな被害を受けました。
○戦後はいち早く復興し,市場,問屋,小店が軒を連ね,戦前以上の繁栄をもたらしました。 
○本川を隔てた平和記念公園は年々緑が深まり,原爆ドームのたたずまいと,朝夕の平和の鐘の音は,平和を願う気持ちを強くさせてくれます。
○学校敷地内には被爆校舎の一部を保存した「本川小学校平和資料館」があり,今年度より土・日曜日及び祝日も開館することとなりました。

※写真は,南校舎から原爆ドームを撮影したものです。手前に写っているのが,本川(旧太田川)です。

本川小学校平和資料館

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 平和記念公園にある原爆死没者慰霊碑に刻まれた碑文「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」は,本川小学校平和資料館に展示しているものがもとになっています。当時の広島市長・浜井信三氏の依頼により,広島大学文学部教授であった雑賀忠義氏が揮ごうされたものです。資料館には,この他にも,被害の様子を撮影した写真や被爆した遺物などを展示しています。

 本川小学校平和資料館は,広島市が推進する「ピースツーリズム」のルートにもなっています。本日も17:00まで開館しています。お越しの際は,資料館へ一番近い北門よりお入りください。

 
 昨日は,本川小学校平和資料館へ国内外から100名以上のお客様をお迎えしました。どうぞ,それぞれの地域に帰られましたら,資料館で見たもの・感じたことを周りの方々へお伝えいただけたらと思います。

 
 

校歌

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校歌    作詞 斉藤 清衛
      作曲 永井 建子

一 緑の山々    海は白帆
  大広島の    真中に占めて
  千余の友連れ  意気高らかに
  そそり立ちたる 我等が学舎

二 見上ぐる空は  鏡と澄みて
  陽の輝きは   心にあふる
  睦び楽しむ   我等の家と
  そそり立つるは 本川小学

三 見下ろす太田の 川波静か
  音も朗らかに  舟歌流る
  行手遥かに   思いを載せて
  励む我等の   学舎ぞこれ

※本校の校歌は,昭和3年(1928年)に制定されています。同年には広島市で初めての鉄筋コンクリート校舎(現在,校舎の一部分を平和資料館として保存)が完成しています。歌詞から,この校舎を誇りに思う気持ちが伝わってきます。

パノラマ

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 平和資料館の地下室には,昭和44年に作製され平和記念公園内の平和記念資料館で展示されていた「パノラマ」を展示しています。このパノラマは平成4年7月に本川小学校へ寄贈されました。原子爆弾によって広島の街がどのようになったのか,被爆の実相の一端が一目で分かるようになっています。
 
 今日は,東京から来られたご家族が,このパノラマをご覧になっていました。

 新しい令和の時代にも,ここ本川小学校平和資料館は平和の大切さを伝え続けていきます。

子どもたちの声が響く場所

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 昨日は,運動場でソフトボールの練習試合が行われていました。子どもたちの掛け声が校長室に心地よく響いていました。平和資料館に来られた方にも,この子どもたちの声が届いたことと思います。

 資料館を見学される方には,痛ましい被爆校舎の様子から,被爆の実相を知っていただくことができます。願わくば,現在,この学校が,子どもたちの元気な声が響く場所となっていることにも思いを馳せていただきたいと思います。本川小学校の「過去」と「現在」を知ることが,平和の大切さを実感していただくことにつながるのではないかと思っています。

 本日も平和資料館を開館しています。多くの方のご来館をお待ちしています。
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行事予定
10/26 運動会
10/27 運動会予備日

校長室だより

学校だより

平和資料館

広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39
TEL:082-232-3431