最新更新日:2024/06/13 | |
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願いごと中学校特別支援学級の担任が,廊下に洒落た「願い笹」をつくってくれました。子どもたちの様々な願いごとが笹を彩っています。 私も何か願いごとを,宝くじかな,カープ観戦チケットかな,と思いながら,ふと考え直しました。 中国の行事と日本にあった棚機(たなばた)の物語が合わさった「七夕」は,もともと裁縫・手芸や機織りの技能向上や,長寿・豊穣・豊漁などを願う神事です。後に文芸の技能向上も願うようになったそうです。 古来,神事で行う神々への祈りは「契約」に近いものがあったと思います。懸命に生き,努力を重ねた結果が幸いなることを祈る。そうであるなら,七夕にせよ,初詣にせよ,個人の利益や欲得を願うものではないと反省しました。せめて,一所懸命努力を重ね,精進することを宣言し,その成果を願うべきものではないか。 森羅万象,諸事いろいろなことが起こる昨今,神々もきっと御多用のことでしょう。自分のことは自分の力いっぱい,一所懸命取り組みます。それを自分に言い聞かせる場にしたいと思います。 子どもたちにも,彼等の願いが叶うような積み重ねができるよう支えていきたいと思います。 「学ぶ力と心の力を伸ばします。」 願い笹にはそう書いた札を下げました。 似島小・似島学園小交流会2交流会には「みんなで楽しもう。」というめあてがあります。まず自分が楽しむことが大切です。でも「みんなで」も大切にしなければなりません。「交流」して「みんなで」楽しむためには,友だちがどれだけ楽しんでいるかを気にかけることがポイントです。この会が終わったとき,たくさん「楽しかった!」という声が聞かれるといいですね。みなさん一人ひとりが,どれだけたくさんの「楽しかった」顔や様子を見つけることができるか,それをめあてに活動に取り組んでください。 5つのコーナーでは,「楽しかった!」だけではなく,優しい気もちもたくさん溢れていました。 秋にはみんなで似島小学校に伺います。 似島小・似島学園小交流会1思えば昨年は大変な大雨の中,移動する似島小学校の子どもたちはびしょびしょになって来てくださいました。 今年は蒸し暑さの中,汗をびっしょりかいて,それでもとても元気よく交流会に参加してくださいました。 今回は似島学園小学校の子どもたちが工夫し,準備したゲーム大会。子どもたちはあっという間に仲良しになり,力を合わせ,声をかけあって伸び伸びと活動していました。 はじめの式で,子どもたちには「楽しむ」ことはどういうことか,次のように話しました。<続く> 優しいシュートとにかく大きい上に鍛え上げられた身体能力や技術。優しく教えてくださるのですが,一緒にプレーしていると圧倒される雰囲気があります。いつもの体育館がとても小さく感じられました。これが練習・努力の積み重ねのもつ厚みか,と一挙手一投足に感動しながら過ごしました。 ハンドボールのシュートはとても迫力があります。キーパーをするのは怖い気もするのですが,選手の皆さんは優しくパスをするようなゴールを次々と決めていきます。小学生相手,という配慮があるのかもしれませんが,キーパーの手足に触れないよう,ゴールできるスペースを見つけてすっとボールを流し込む感じです。プレースピードそのものは大変素早く,さすがプロフェッショナルです。したがって,ほんの一瞬の間に相手の動きの速さやその予測,ゴールとの距離やスペースを判断してボールを置いていくのでしょう。 相手をよく観る。言動を予測する。距離感を測り,隙間を見つける。 非常に勉強になるひとときでした。 |
広島市立似島学園小・中学校
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