最新更新日:2024/06/07 | |
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ジャガイモ掘りに行ったよ(山本幼稚園)目指すジャガイモ畑は、幼稚園から1.8Km、子どもの足で歩いて40分ほどの山の中腹にあります。空のリュックサック、水筒を持って出発です。しばらく坂道を上り、水分補給をしながら山本の町を眺めます。 汗びっしょりで畑に到着すると、地域の方々がにこにこと出迎えてくださり、疲れも吹きとびました。 ジャガイモたちは、土の中でまるで家族のように根っこでつながり、子どもたちを待っていてくれました。軍手をはめて、手で土を掘り起こし、「あ、あった!」「大きい〜」と次々と歓声をあげながら、ジャガイモを収穫します。土を触るのが少し苦手な子もいましたが、無事ジャガイモに出会えるとホッとしたように、そして大切そうに袋に入れます。 収穫の後には、もう一つの大仕事が待っています。この大収穫のジャガイモを自分たちで幼稚園まで持って帰るのです。収穫したジャガイモのうち、自分で持ち帰れそうな量を調整しリュックサックに入れます。「全部、持って帰れる!」と宣言する子。「ちょっとだけ減らす。」と慎重な子。袋で持った時は重かったのに、背中に背負うとそうでもないことに気付く子。重い荷物を背負っての帰り道は、本当に大変でしたが、みんな弱音をはくことなく黙々と歩いて帰りました。話をする余裕がなかったのかもしれません。 「あ〜重かった。」「大変だった。」とリュックサックをおろした途端、思わずため息。でもその表情は満足そう。誇らしそうに4歳児さんにお裾分けし、家にも持ち帰りました。翌日のお弁当にはいろいろなジャガイモ料理が入っていて、お家の人との楽しい会話が目に浮かぶようでした。 地域の方の優しさ。土の匂い、感触、温かさ。そして収穫の喜び。子どもたちが背負って帰ったリュックサックには、ジャガイモだけでなくそんな直接体験と感動がぎっしり詰まっていたことでしょう。 写真 上 坂をあがっていくと、山本の町が眼下に見えます。 写真 中 「あ、あった!」「どこどこ」 写真 下 ぎっしりとジャガイモが。「重いけど、頑張って持って帰るよ。」 |
広島市立基町幼稚園
住所:広島県広島市中区基町20-3 TEL:082-228-3888 |