最新更新日:2024/05/23
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やさしく まっすぐ たくましく

夏休みに向けて(6年生)

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 夏休みが目前に迫っています。
暑い中ですが,子どもたちは頑張っています。

 6年生教室では,真剣に討論する子どもたちの姿があります。6年生の子どもたちは討論がとても好きで,子どもたちのリクエストで夏休み前に取り組むことになりました。
 今回のテーマは,
「学校にまんがを持ってきてもよいか」
 肯定派と否定派に分かれて意見を戦わせます。
 肯定派は,「まんがを読むことで将来が開かれるから」や「同じ時間読書をした場合,小説よりまんがの方が脳に多くの情報を取り込めるから」という意見がありました。
 否定派は,「まんがより小説の方が創造力が育つから」や,「学校に学習と関係ないものは持ってきてはいけないから」などという理由がありました。

 討論を優勢に進めるためには,何と言っても前準備です。インターネットで調べたり,校長先生や他の先生方に事前にインタビューをしたりしていた班もありました。どの班も根拠をしっかりと持って取り組むことができていました。
 周囲で観察や判定している人全員が,各チームの意見を聞いて適格なアドバイスやコメントを述べていることに子どもたちの成長を感じました。

被爆体験を聴く会(6年生)

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 被爆体験を聴く会がありました。今年は,笠岡貞江さんという方がお話してくださいました。このように被爆された方から,直接お話を聴けるのは本当に貴重な機会となっています。山田小学校の子どもたちはいつもに増して真剣にお話を聴いていました。

 笠岡さんは,被爆当時中学1年生でいらっしゃったそうです。その日はたまたま建物疎開の作業を休まれていて,助かったそうです。お父さんとお母さんは広島の町に建物疎開の作業に出ておられ,亡くなったのだそうです。大切な家族を失った悲しみ,平和への願い,笠岡さんの言葉からたくさんの思いが伝わってきました。

 6年生は,今年ピースサミットへの参加や平和ノートを使っての学習,そして今回の被爆体験を聴く会と平和について学ぶ機会が多くあります。平和集会に向けて,みんなで決めたスローガンは
「身の周りのひとりひとりを大切にし,笑顔の花を満開にする」です。
笠岡さんが,語られたご家族のお話を聴き,改めて身近な家族や友達を大切にしようと感想に書いていた人もいました。ここから夏に向けて学びを深めていきます。
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広島市立山田小学校
住所:広島県広島市西区山田新町二丁目21-1
TEL:082-272-5726