最新更新日:2024/06/07
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やさしく まっすぐ たくましく

しんちゃんの三輪車(1・2年生)

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 「『戦争』という言葉を聞いて、思い浮かぶことは何ですか?」子どもたちは、「こわい。」「爆弾。」「鉄砲。」「山が崩れる。」「バリケード。」「兵隊さんがかっこいい。」「人が死んでしまう。」「悲しい。」「日本を守る。」「バリケード。」等々、
次々に色んなことを子どもたちは言いました。お話・絵本・テレビなどで、少し知識はあったようです。保育所や幼稚園の時代に、聞いた人もいるかもしれません。
 今日のお話は、いつも読み聞かせに来てくださっている、河さき先生が、絵本の一部を読み聞かせしたり、写真を見せて説明してくださったり、子どもたちの質問にわかりやすく答えてくださったりしてくださいました。
 三輪車の写真は、さびて、ぼろぼろになっているもので、でも、ちゃんと三輪車の外形を保っています。しんちゃんが、大喜びしてきみちゃんといっしょに遊んでいた頃は、もっとぴかぴかの三輪車だったことでしょう。
 元気だった頃のしんちゃんとおねえちゃんの写真も見せていただいて、その後の現実に起こったことを知っていくうちになんともいえない気持ちになりました。原爆資料館に展示してある、自転車や写真だそうです。
 子どもたちも、具体的にあげてくださった亡くなった人の数や、生き残った人もやけどをしたり、けがをしたり、心に悲しみと怒りをいっぱいもったまま生きていかれたことを聞いて、子どもたちなりに感じていました。
 最後の方で、「シュモーおじさん」の絵本も読んでいただきました。シュモーさんはアメリカの方で、原爆のことを知り、自分にできることは何か考えた末、みんなが集まれる家を作ることを始められました。そして、21けんもの家をたててくださったそうです。
 子どもたちが今日聞いたお話は、一つの入り口、きっかけにしかすぎません。これから、その時のことや戦争や平和ということに目を向けて考え、質問して知識を得ていってほしいです。知れば知るほど、新しい疑問が湧いてきます。今日の子どもたちは、まさにそういう様子で、時間が足りなくなるほど質問してきました。
 子どもたちも、大人も、どうして戦争が始まるのか、それを回避するのにはどう行動したらいいのか、考えていかねば…。そんな思いで子どもたちと一緒に学んでいきます。また、通信でも様子を紹介しますので、おうちでもぜひ、話をしていただけたらと思います。
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