最新更新日:2024/05/31
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やさしく まっすぐ たくましく

目が見えないということは(1年生)

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 今日は、福山から講師の方が来られて、みんなが安心して暮らせるように、どうすればいいか、特に、目の不自由な方についてのお話をしてくださいました。
 目が見えないというのは、周りに何があるかわかりにくい怖さがあります。便利になった世の中だけど、どの人にも暮らしやすい世の中になっているかどうかは、わからない。そのことを、携帯電話が、スマートフォンに変わってきたことを例に挙げて話してくださいました。つるつるの、ボタン無しの画面では、どこにどのボタンがあるのかわからない。ボタンのでこぼこを手がかりに、数字の位置を覚えて電話していた人にとっては、使いにくいものなのだと、そういえばそうだと改めて気づきました。
 白い杖をもった人が、杖を自分の前にすべらせながら何もないかどうか確かめて歩きます。また、杖でトントン周りを叩いて音を立てながら周りの人に目が不自由な自分が歩いていくことを知らせ、注意してくださいと伝えています。両手で白い杖を持って上に向けている人は、「困っています。手伝ってください。」のサインを発しています。こうした合図を知らない人がまだまだ多いので、手伝ってもらえることが少ないのだそうです。
 縦割り班に分かれて、ペアを作り、アイマスクをつけた人とその人を手伝って一緒に歩いていく人を交代で体験しました。手伝う人は、一歩先を歩くこと、声をかけながら「右に曲がりますよ。まっすぐ行きますよ。」など、方向を言葉にして伝えることなどが難しそうでした。
 ところどころにカラーコーンを置いて、ゆっくり歩いていきます。1人では本当にこわいけれど、誰かが傍にいて案内してくれると、安心してできたという子もいました。
 子どもたちの感想を読むと、「白い杖は、目が見えない人が使うための杖だとわかりました。」「本当に、大切な話だったんだ。」「目をつぶるとこわかったけど、人が隣にいたので怖くなかったです。」「目の見えない人に声をかけてあげたい。勇気を出したい。」など、それぞれいろいろなことを感じたようです。
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