昨日、初めての給食の時に、「明日のメニューはね、パン、イチゴジャム、サラダ、シチューだよ。」と献立表を読み上げたら、歓声があがったことを書きました。
　楽しみにしている様子です。「パンと、ご飯と、どっちが好き？」と聞いて、手を挙げてもらったら、「どっちも同じくらい好き。」という子もいたものの、「パンの方が好き。」という子の方が、多かったです。
　パンにジャムをつけるのは、いろいろなやり方があっていいのですが、「見ててね。」と言って、パンをたてにして両手で持って、親指でぎゅぎゅぎゅっと溝を作ってみせました。そして、「この溝にジャムを、ぷっぷっぷっと入れて、食べるといいよ。」と言って、やらせてみました。
　食べながら、「みんなの好きな食べ物は聞いたけど、嫌いなものは、なあに？先生は、人参が嫌いなんだけどね…。」と、話すと、嫌いなものがたくさん出てきました。なす、ピーマン、豆、かぼちゃ、ねぎなど、やっぱり野菜が苦手な人が多かったです。「…でも、食べたら、おいしい！って思うこともあるから、ちょっとだけでも食べてみようね。
野菜は、体にいいんだよ。」と話しました。
　今日は、もう一つ、体にいいものが。小さい袋に入った、いりこのような小魚です。ぽりぽり食べられます。「ちょっとかたいよ。」という声も聞きました。「かむ力もついてくるし、これは、骨や歯を丈夫にしてくれる食べ物なんだよ。」と、がんばって食べるように勧めました。
　豆が嫌いと言っていた子も、「シチュー、おいしい！」「これ、大豆が入ってるんだよ。嫌いだったものが食べられて、よかったね！」と拍手。
　食べることは楽しみだし、おいしく食べられると嬉しいです。そして、自分の体を作ってくれる大事な材料です。少しずつ、こういう話もしていこうと思います。
　さて、明日は、カレーです。子どもたちのうれしそうな顔が見られることでしょう。