最新更新日:2024/06/07 | |
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数学科 研究授業今日の授業で一番印象的だったのは,「メリハリのついた授業形態」でした。宿題の答え合わせをする,先生の説明を聞く,自分一人で問題を解く,問いかけに対して挙手して発表する,4人グループで相談しながら問題を解く・・・・学習活動の種類や場面に応じて,「個」の学習,「グループ」の学習,「クラス全体」での学習が,適時切り替わっていきます。 特に,4人グループでの学習は活発でした。「合っとるかどうかわからんけど・・・」といいながらも自分の考えをグループに伝え,メンバーが反応することで思考を共有し,深め,解決に向かって近づいていく様子がうかがえました。 「分かりたい」の思いをグループで共有し,学ぶ姿が印象的な授業でした。 社会科 研究授業本時の目標は「地形の変化を読みとる」。昭和54年と平成20年に発行された2つの地図を比べて,広島市にどんな変化があったのかを調べます。変化を読みとるポイントを確認し,手順,評価基準,注意点などをまとめて説明したら,すぐに4人グループで活動開始です。最初に必要なことを全て確かめてからの活動なので,途中で活動が中断されず,集中力が続きます。 食い入るように地図を見比べ,誰かの気づきに「あ,ホントだ。すごい!」と素直に驚き,感嘆の声が上がります。机間を回る先生は質問攻めです。全員が活動に熱中し,活動を通して2つの地図の違いが明らかにされていきます。 活動が「学び」にそのままつながっていく,50分があっという間に過ぎた授業でした。 国語科 研究授業まずは教科書を音読です。一人ずつ交代してリレーで読んだ後,小さな声で全員がもう一度音読。書かれている内容について先生が問います。時間をおいて,改めて言葉を変えてもう一度質問。先生が問いかけたことの答えを発表してもらい,箇条書きで整理します。 こうやってクラス全員で確認したのは,「言葉の工夫とは何か」ということ。これを理解することが,本時の学習活動と目標を理解するには不可欠です。ゆっくりと時間をかけてクラス全員で理解したので,その後の学習活動はとてもスムーズでした。 その後取り組んだ課題は難しいものでしたが,「何をすべきか」を理解している生徒たちは,粘り強く,深く静かに考え続けます。 「この続きは次の時間に」・・・・次回が楽しみになる,そんな授業でした。 技術科 研究授業まずは基本事項の確認です。穴埋めプリントとプロジェクターで映したスライドを効果的に使い,サクサクと確認していきます。「分かる」ための工夫です。 今日のメインはグループでの作業・実験です。配られたたくさんの部品を自分たちで組み立てて行うのですが,どのように組み立てて実験するのかをカラー写真で説明したプリントが各グループに配られるので,生徒は迷うことなく取り組めます。「正確に作業する」ための工夫です。 また,やるべきことが明確で興味深い課題なので,どのグループも一気に課題に集中し,協力しながら次々と課題を解決していきます。 必要な情報と準備を元に,生徒が協力し,自ら学び合う授業になっていました。 美術科 研究授業最初に時間の区切りを示し,途中で残り時間を確かめます。生徒が自分で見通しをもって進められるよう,適切に声かけをしています。 作業の区切りには生徒が作品を先生に見せに行き,アドバイスをもらいます。短い言葉で状況に応じて的確なアドバイスが与えられます。ときには先生が実演です。言葉では伝わりにくいことも,一瞬で伝わります。 授業は,「一人ひとりが学び,成長する場」であることがよく分かる授業でした。 英語科 研究授業「聞きとって書き取る」「リズムにのせて発音する」「日本語を聞いて英語に直す」「聞きとった英語に関連した質問に答える」などの多種多様な学習内容・学習活動が,「個人」「ペア」「グループ」など,その形態を様々に変えながら授業が進んでいきます。 そのいずれの場面でも大型テレビが不可欠な存在となっていました。 一昔前には考えられなかったことですが,今後も英語の授業は進化し続けていくことでしょう。 |
広島市立祇園中学校
住所:広島県広島市安佐南区祇園五丁目39-1 TEL:082-874-0055 |