最新更新日:2024/06/05 | |
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研究授業 〜2年生・国語科〜さて本時の目標は「推敲の観点を基に,より分かりやすい手紙に直すことができる。」です。例文で実際に推敲を行い,推敲の「観点・目的・方法」を明確にしてから自分が書いた下書きを推敲します。 さらに4人グループで回し読みして推敲を重ねます。視点が変われば新たな気づきがあり,気づきを出し合うことでみんなの手紙が「より良いもの」に磨き上げられていきます。 最後に書いた評価表の,「一言コメント」の欄が小さな文字でびっしりと埋まっていたことが,今日の授業の「学びの深さ」を表していました。 研究授業 〜2年生・数学科〜今日の目標は「2つのグラフの交点を求めることができる」。前時に2元1次方程式のグラフについて学んだことを利用します。 段階をおって難易度が増すように仕組まれたA,B,Cの3問に挑戦です。自力解決にチャレンジし,周りの仲間と相談し,先生の質問に答えながら,「答え」だけではなく,どうすれば求められるのか,なぜその求め方なのか,「理由」と「意味」を大切に1問ずつ進んでいきます。最後の問題は特に難しいので,オリジナルのホワイトボードも活用して,しっかりと時間をとって取り組みます。 時間内に全員が解決とはなりませんでしたが,自力解決の時も,グループの時も,発表や説明を聞くときも,「分かりたい,解けるようになりたい」の思いが,生徒の皆さんの真剣さから伝わってくる授業でした。 研究授業 〜1組さん・国語〜今日は,女の子がデパートの人混みで,お母さんと間違って知らない人の手を握ったお話を教材として,「書かれていないことも考えて読もう」をめあてに学習します。 まずは音読。一文ずつ,先生と,生徒だけで,難易度を上げながら繰り返し読んで内容を捉えます。次は内容の確認。読みとったことをホワイトボードに自分の言葉で文章にします。 そしていよいよ中心発問「なぜ握ったか? どう思ったか?」に挑戦です。 ここまでていねいに読み込んだことを元に,作者の気持ちにより添って考えます。 書かれていないことを「推察」するという難しい課題でしたが,「自分で考え(想像し)て書く」ことに,全員がチャレンジできていました。 研究授業 〜1年生・美術科〜やり方の分からない生徒や先生に確認してほしい生徒は,先生の所に行ってアドバイスをもらいます。その他の生徒は,前回の続きから作業を始めます。作業進度は違いますが,それぞれの課題に集中して取り組みます。 生徒が途切れると机間指導を行い,短い言葉でアドバイスをします。 状況を見ながら,ユーモアを交えて指示を行い,全体を調整します。 最後に片付けの指示を行い,次時の持参物の説明をして,記録カードに記入をします。 生徒一人一人が,自分のやるべきことを理解して取り組み,充実した1時間でした。 研究授業 〜1年生・英語科〜さて,今日の目標は「be動詞と一般動詞を区別して疑問文を作る」。期末テストの出来がよくなかった内容です。学びの中心は4人グループでのカードゲーム。ゲームを通して分からないところは自然に教え合い,励まし合って少しずつ理解していきます。ゲーム後は違いを言葉で整理します。この作業で,「何となくの理解」から「仕組みを理解」へ深まります。 先生が準備した「しかけ」通りに楽しく授業に参加すると,自然に理解が深まっていく,「楽しく学べる」英語の授業でした。 研究授業 〜3年生・国語〜前時に学習したことを改めてプリントに整理してから,「何を書くか」の課題を確認します。「わかる? わかる?」先生が問いかけますが,生徒の頭の上には「?」が浮かんでいるかのような反応です。「分からんよね,それでいいんよ。だから目標を目指して頑張ろう!」 ここで初めて目標「考えを深めて自分の意見をまとめる」を確認します。目標に必然性があるので,その後の活動もとてもスムーズです。 そして今日のメインの4人グループ。考えを深めるため,中学生の実態を出し合います。課題が「自分事」なので主体的に取り組むことが出来ます。随所に安心感とモチベーションを高める工夫があり,全員が最後まで集中し続けています....そして黒板に貼りきれないほどの意見が出ました。達成感を共有します。 最後は出た意見を元に「私の考え」を各自が書きます。 集団と個が見事に連動した,「豊かで深い学び」が実現した授業でした。 研究授業 〜1年生・英語科〜今日の目標は,「he/she/him/herを使い分けて,ペアで会話をしよう」です。 いつもの「Chants」「New Words」に続いては,本日メインの活動の「背中にいるのはだあれ?」ゲームの始まりです。 背中のカードの人物は誰なのか,英語で質問をやりとりしてあてるゲームです。「正解したい!」の思いから,誰もが真剣に取り組みます。同じ型の質問を繰り返すことで,楽しみながら目標の達成に近づいていきます。 答え合わせの後はさらにプリントで定着を図ります。楽しかったで終わることなく,「書く」ことで自分のペースで整理することができます。 黒板に視覚的に示された流れに沿って楽しく授業に参加すると,自然に目標が達成される「しかけ」が仕組まれ,たくさんの笑顔が生まれた授業でした。 研究授業 〜2年生・家庭科〜今日のテーマは「パッケージは私たちに何を知らせているのだろう」です。加工食品のパッケージには何が,何のために書いてあり,何を教えてくれるのかを考察します。 生徒が自ら気づき発見するために,グループにいくつものパッケージが配られます。始めは何を読みとればいいのかすら分からなかった生徒達も,グループでの対話や先生からのアドバイスで,少しずつ気づき,疑問や驚きの気持ちを持ち始めます。発見したことは大きめの紙に書いて発表です。先生が発表の一つひとつを取り上げて解説することで,理解が広く深くなっていきます。 最後も「消費者に伝わるように細かな所まで表示してあると思った」という生徒の感想で締めたように,生徒の「活動とことば」が大切にされた授業でした。 研究授業 〜2年生 言語・数理運用科〜今回の単元は「エースピッチャーを打ち崩せ!」。ライバル球団のエースS投手の投球データを分析し,カープが打ち崩すためのトレーニングメニューを提案する単元です。カープが見事に二連覇を達成したこの時期にピッタリの単元です。 今日は,前の時間までにグラフに整理したデータを元に投球の特徴を分析し,自分の言葉でまとめます。そして4人グループで,さらに数名は全員の前で発表するところまで頑張ります。 思考力・判断力を伸ばすことを目指した今日の課題は,野球はよく分からない...という生徒には特に難しかったと思いますが,みんなが課題と正面から向き合っていました。 日頃から落ち着いて,集中して授業を受けていることがうかがえて,学級の力がよく分かる授業でした。 研究授業 〜1年生・保健体育〜最初に、オーバーハンドパスの手の形や膝の使い方などを、バレー部の生徒に手本を示してもらいながら説明しました。2人組に分かれて、まずはボールを真上に上げて直上パスの練習です。1人ずつ行い、終わったら見ていた人がアドバイスをして、交代します。「何ができて、何ができていないか」を相手に伝えます。自分では、分からないことも多いので、アドバイスを聞いて修正します。ペアワークがうまく機能しています。 最後に、振り返りを行い、今日の授業でできたことやできなかったことを整理します。しっかり身体を動かして、気持ちの良い汗をかいた1時間でした。 研究授業 〜3年生・理科〜実験の様子は動画で振り返ります。短時間で視覚的に,正確に振り返ることが出来ます。動画の後は先生の問いに生徒が答え,分かりやすく先生が板書する形で整理していきます。誰が指名されるのか分からないので,適度な緊張感の中で授業が進んでいきます。 最後はプリントに取り組みます。正しい知識を身につけることが出来たのか,各自が自力でプリントに取り組むことで,一人ひとりが自らの学びを振り返ることが出来ます。机間指導での質問にも,「なんでかね?」「黒板にヒントが」と返すことで,自分で考えることを促していきます。 柔らかな雰囲気で進む授業に生徒が安心して取り組んでいて,「個」の学びがしっかりと保証された授業でした。 数学科 研究授業今日の授業で一番印象的だったのは,「メリハリのついた授業形態」でした。宿題の答え合わせをする,先生の説明を聞く,自分一人で問題を解く,問いかけに対して挙手して発表する,4人グループで相談しながら問題を解く・・・・学習活動の種類や場面に応じて,「個」の学習,「グループ」の学習,「クラス全体」での学習が,適時切り替わっていきます。 特に,4人グループでの学習は活発でした。「合っとるかどうかわからんけど・・・」といいながらも自分の考えをグループに伝え,メンバーが反応することで思考を共有し,深め,解決に向かって近づいていく様子がうかがえました。 「分かりたい」の思いをグループで共有し,学ぶ姿が印象的な授業でした。 社会科 研究授業本時の目標は「地形の変化を読みとる」。昭和54年と平成20年に発行された2つの地図を比べて,広島市にどんな変化があったのかを調べます。変化を読みとるポイントを確認し,手順,評価基準,注意点などをまとめて説明したら,すぐに4人グループで活動開始です。最初に必要なことを全て確かめてからの活動なので,途中で活動が中断されず,集中力が続きます。 食い入るように地図を見比べ,誰かの気づきに「あ,ホントだ。すごい!」と素直に驚き,感嘆の声が上がります。机間を回る先生は質問攻めです。全員が活動に熱中し,活動を通して2つの地図の違いが明らかにされていきます。 活動が「学び」にそのままつながっていく,50分があっという間に過ぎた授業でした。 国語科 研究授業まずは教科書を音読です。一人ずつ交代してリレーで読んだ後,小さな声で全員がもう一度音読。書かれている内容について先生が問います。時間をおいて,改めて言葉を変えてもう一度質問。先生が問いかけたことの答えを発表してもらい,箇条書きで整理します。 こうやってクラス全員で確認したのは,「言葉の工夫とは何か」ということ。これを理解することが,本時の学習活動と目標を理解するには不可欠です。ゆっくりと時間をかけてクラス全員で理解したので,その後の学習活動はとてもスムーズでした。 その後取り組んだ課題は難しいものでしたが,「何をすべきか」を理解している生徒たちは,粘り強く,深く静かに考え続けます。 「この続きは次の時間に」・・・・次回が楽しみになる,そんな授業でした。 技術科 研究授業まずは基本事項の確認です。穴埋めプリントとプロジェクターで映したスライドを効果的に使い,サクサクと確認していきます。「分かる」ための工夫です。 今日のメインはグループでの作業・実験です。配られたたくさんの部品を自分たちで組み立てて行うのですが,どのように組み立てて実験するのかをカラー写真で説明したプリントが各グループに配られるので,生徒は迷うことなく取り組めます。「正確に作業する」ための工夫です。 また,やるべきことが明確で興味深い課題なので,どのグループも一気に課題に集中し,協力しながら次々と課題を解決していきます。 必要な情報と準備を元に,生徒が協力し,自ら学び合う授業になっていました。 美術科 研究授業最初に時間の区切りを示し,途中で残り時間を確かめます。生徒が自分で見通しをもって進められるよう,適切に声かけをしています。 作業の区切りには生徒が作品を先生に見せに行き,アドバイスをもらいます。短い言葉で状況に応じて的確なアドバイスが与えられます。ときには先生が実演です。言葉では伝わりにくいことも,一瞬で伝わります。 授業は,「一人ひとりが学び,成長する場」であることがよく分かる授業でした。 英語科 研究授業「聞きとって書き取る」「リズムにのせて発音する」「日本語を聞いて英語に直す」「聞きとった英語に関連した質問に答える」などの多種多様な学習内容・学習活動が,「個人」「ペア」「グループ」など,その形態を様々に変えながら授業が進んでいきます。 そのいずれの場面でも大型テレビが不可欠な存在となっていました。 一昔前には考えられなかったことですが,今後も英語の授業は進化し続けていくことでしょう。 音楽科 研究授業そしてスピーカーから曲が流れます。「これは何の楽器だろう?」「パイプオルガン!」・・・パイプオルガンの情報を先生が言葉で伝えてから初めて写真を見ます。自分のイメージとの比較で次々と感想が発表されます。「じゃあ音の出る仕組みは?」・・・グループで写真を見ながら探ります。先生から得た情報,写真から分かること,知っている楽器との比較・・・みんなの頭はフル回転です。数名の発表の後,先生から提示されたキーワードを元に,「音の出る仕組み」を説明する文章を自分で書きます。苦戦してはいますが,今日得られた情報をつないで一生懸命言葉にしていきます。 まさに今日の目標通り,「探る」授業となりました。 美術科 研究授業色の研究・色相環が完成した生徒は,自分の名前をレタリング。進度の違いには個別指導で対応します。色を塗る前に先生に確認してもらいにやってきた生徒のレタリングを,フリーハンドでササッと修正。「おー」っと感嘆の声が上がります。さすが!! 決して静まりかえった教室ではありませんでしたが,全員の手が止まることなく,自分がやるべきことに集中していました。 環境を整え,的確な指示を出すことの重要性を改めて確認できた授業でした。 保健体育科 研究授業
梅雨の合間に、3年生の女子が水泳の授業を行いました。今日の目標は、「服を着て実際に浮く方法を知ろう」です。これから夏にかけて水の事故が増えてくるので、しっかり着衣泳を体験してほしいと思います。最初に、服に空気を含ませて浮くことに挑戦しました。ほとんどの生徒が、うまく服の中に空気を入れることができなくて、苦労していました。次に身の周りにあるもの(ペットボトル等)で浮くことに、挑戦しました。これは、みんな良くできていました。最後は、バディを組んだ相手とお互いに見てもらって、教え合っていました。普段とは違う環境(服を着て泳ぐ)で、いかに冷静に対処できるかが問われます。
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広島市立祇園中学校
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