最新更新日:2024/06/14 | |
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後期始業式 校長先生のお話
みなさん、おはようございます。
3日前の金曜日に前期の終業式をしました。さあ,今日から後期の始まりです。今年は、コロナウイルス感染症を予防するために、これまで大きな行事ができませんでしたが、後期には、運動会があります。そして、高学年には修学旅行や野外活動もあります。校外学習に出かける学年もありますね。気持ちを切り替えて、また新たな気持ちで学習やいろいろな活動に、しっかり楽しんで取り組んでほしいと思います。 今日は、1年生から6年生までのみなさんに、是非、知っておいてほしいことがあるのでそのことについてお話しします。 さて、これは、何でしょう。入学式や卒業式、運動会といった大切な式や行事のときに見たことがありますね。これは、校章旗といって、大町小学校だけのシンボルマークを旗にしたものです。みなさんの名札にもついていますね。 今朝はこの印、校章についてお話ししたいと思います。 この形を決めたのは今から49年くらい前の大町小学校の先生たちだそうです。大町小学校は49年前にできて、年で言うと今年49歳になります。ちょうど学校ができた49年前、先生方がどんな校章にするか相談され作られました。 まず、まわりにある矢のことですが、大町小学校が建っているこの谷のことを昔から「矢が谷」と言っているそうです。矢はその「矢が谷」を表し、二本あるのは、二本の矢が交わって支え合って協力するということを表しています。 次に二つの輪ですが、これは、一つは協力の輪。もう一つはなごやか・仲良くするという意味の和を表します。ここでも、協力して仲良くということを表しています。 輪の中には大町小と書いてありますが。小学校の小の字がちょっと変わった形になっていますね。小という字の一画一画は、みなさんが住んでいる、上大町・中須・下大町の三つの地区を表しているのです。この大町は大きく分けると上大町・中須・下大町の三つの地域からできているのです。 小という字は、また別のものも表しています。何でしょう。何かの形に見えてきませんか。そうです。山です。この地域の象徴である武田山を表しているのです。 皆さんが、毎日胸につけて見ている、この校章の形には、こんなに大町の地域への思いがいっぱい詰められているのですよ。 そしてこの形を決めた昔の先生たちは、大町小学校の子どもたちみんなが、平和で優しい心を持ち、協力し合う子どもになってほしいという願いをこの校章に込めたと聞きました。 ほかにも、学校が出来たときに作られたものがあります。何でしょう。そうです。校歌です。校歌も49年くらい前の先生方が作られました。どんな願い・気持ちで作られたのでしょうね。歌詞の意味を考えながら歌ってみてほしいと思います。そして、また学級でも話してみてくださいね。 今日は、「校章」についてのお話をしました。 校章や校歌に込められている大町小学校や大町小学校の児童のみなさんへの願いを忘れず、後期は、特に、「自分の思いを言葉で伝えること」「自分からあいさつをすること」を頑張ってほしいと思います。 これで、お話を終わります。 |
広島市立大町小学校
住所:広島県広島市安佐南区大町西二丁目24-1 TEL:082-877-5021 |