最新更新日:2024/06/11 | |
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3月19日 第100回卒業証書授与式今,日本で,そして世界中で多くの人が新型コロナウイルスに苦しんでいます。感染の拡大を防ぎ,何より皆さんの健康と安全を守り,皆さんの周りの大切な人々を守るため,全国のほとんどの学校が休業になっています。このため,皆さんが心待ちにしていた一生に一度の卒業式を縮小した形で行う事を心苦しく思っていますが,皆さんの記憶に留まり思い出になることを願っています。 それでは,式辞を読ませて頂きます。 正門の桜のつぼみも大きくふくらみ,春の訪れを感じる今日の良き日,皆実丘小学校の歴史で節目となる第100回卒業生として巣立つ109名の皆さん,卒業おめでとざます。 本日,皆さんの卒業をお祝いするために,お呼びする予定でした地域の皆様には,それぞれのお立場からご支援くださいました。本日,ご臨席賜ることがかないませんでしたが,皆様の卒業をお祝いするお気持ちをたくさん伝えて頂きました。 さて,卒業生の皆さん,ただ今皆さん一人一人に渡した卒業証書は,六年間,色々な困難を乗り越え頑張ってきた証です。その証書に使われている用紙は,原爆の子の像に捧げられる,平和と希望の象徴である折り鶴を再生してつくられた物です。皆実小学校も,毎年,いしぶみの集いに向けて全校で作った千羽鶴を計画委員会の皆さんが代表で捧げています。広島市立の幼稚園から高校,特別支援学校で授与されます。受け取った皆さんが,世界中の平和への思いと願いを共有し,そして継承していくと共に,郷土,広島への愛着や誇りをもってもらいたいという願いが込められています。 卒業していく皆さん,皆さんの成長する姿をたくさん見せてもらいました。縦割り活動運動会,委員会,クラブ活動,どの学習や行事でも真剣に打ち込む姿は,みるべきものがあり,皆実小学校のリーダーとしての役割を十分発揮してくれました。皆さんが学習や体験を通して得た物は,尊い宝物になると信じています。 卒業にあたって,私から一つお話をします。 「念ずれば花開く」という言葉です。 皆さんがこれから歩む生活の中で,色々な夢や願いが生まれてくると思います。自分の思いをかなえるのは無理だと,決して諦めないでください。自分の夢に向かって一生懸命努力するのです。願わないことを手にすることはできないのです。 人は誰でも,「自分で」「自分を」「自分が」創るのです。育てるのです。伸ばすのです。 自分の夢の実現のために努力して欲しいと願っています。 終わりになりましたが,保護者の皆様,子ども達が立派に成長して卒業されることを心よりお祝いし,お喜び申し上げます。また,本校の教育に対まして,ご厚情,ご協力頂き,教職員と伴に感謝し,お礼申し上げます。ありがとうございました。 これからも,皆実小の発展を見守って頂き,側面からのご協力をお願い申し上げまして,私の式辞といたします。 |
広島市立皆実小学校
住所:広島県広島市南区皆実町一丁目15-32 TEL:082-251-2358 |