最新更新日:2024/06/07 | |
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学校朝会での話 その1この写真は,文化の祭典でステージに立った5年生の様子です。この日,5年生は,客席から大きな拍手を受けました。歌い終わった5年生も満足した表情になり,指導してきた先生方も笑顔になり,保護者の方もとても喜んでくださいました。その様子を見て,私は,5年生を心から誇りに思いました。 たてわりウォークゲームラリーでは,5年生がリーダーを務めました。次の写真は,ゲームコーナーで説明を受けるとき,小さい学年に席を譲って,そのそばにそっと立っている様子です。次の写真は,ゲームコーナーで小さい学年にゲームを譲り,後ろからそっと見守っている様子です。5年生が優しいリーダーとして育っていることが分かり嬉しくなりました。最高学年になるまで,あと3か月。この調子で,リーダーとしての力を蓄えてほしいと思います。 さて,こんなふうに活躍している5年生を見て,私は最高学年の6年生に感謝したいと思います。6年生は4月から学校のリーダーとして様々な場面で,手本を示してきました。自分たちが活躍して褒められるだけでなく,手本を示すことで,後輩を確実に育てています。私は,6年生に真のリーダーの姿を見せてもらっている気がします。卒業までの残り3か月もよい手本を示し続けてください。5年生や6年生の姿を見て,ここにいる1年生から4年生の人たちもきっと育っていくはずです。 5年生の訪問者たち「校長先生,文化の祭典のとき,お忙しいのに来てくださってありがとうございました。」 「本番では,今までで一番きれいな歌声で歌うことができました。」 「2000人もの人の前で,平和を発信することができました。」 「聴いてくださった人に,わたしたちの思いが伝わったと思います。」 「最高学年になっても,歌や発表を頑張ります。」 など,一人一人が自分の言葉でお礼の気持ちと抱負を伝えてくれました。 子どもたちには,わたしの方こそ,お礼を伝えたいと思います。わたしは,文化の祭典の日,5年生から大きな感動をもらいました。心からありがとう。最高学年に向けて,これからも一緒に頑張りましょう。 パフォーマンスこのウォークゲームラリーは,各委員会が考えたゲームコーナーをたてわり班で協力しながら楽しく回ります。寸劇を交えたルールの説明に,子どもたちは大喜びでした。 子どもたちのパフォーマンス力には,いつも感心します。真面目に考える場面では真剣に,心から楽しむ場面では愉快に楽しく,そんなめりはりのあるところが本川小学校の子どもたちのよさだと思います。 誇りこの子たちは,この日まで,「地球星歌〜笑顔のために〜」を何度練習したことでしょうか。歌詞に込められた,優しくて深い意味を本校での平和学習とも結び付け,何度も何度も考えました。合唱のご指導をいただいた竹本建治先生から「この歌を本川小学校の子どもが歌うことに意味があるんだよ。」と教えていただき,爆心地に最も近い学校の子どもとして自覚をもってこの歌に向き合ってきました。 写真は,当日,広島文化交流会館 広島文化学園HBGホールの大きなステージに立つ子どもたちの様子です。普段はあどけない5年生の子どもたちが,堂々としていて,大きく立派に見え,それだけで涙腺が緩んでしまいました。歌に想いを乗せて,これまでの学習や練習の成果を出し切りました。澄んだ歌声,子どもらしい歌声,優しい気持ちが伝わる歌声・・・子どもたちの声にまた涙腺が緩みました。大きなステージに立ち,すばらしい歌声で,平和の大切さを表現した子どもたちを心から誇りに思います。 歌詞の中に,「あなたの毎日が世界を創り,愛する想いが地球へと広がる」とあります。これからも,子どもたちと日々の生活を大切にしていきます。 リーダーのバトン4月に,6年生の子どもたちにそう伝え,本川小学校のリーダーとして育ててきました。様々な経験を重ね,今,よきリーダーとして,下学年の子どもたちに手本を示し続けてくれています。 今朝,学校朝会で,広島市の「文化の祭典」に出演する5年生が,その歌声を全校児童の前で披露してくれました。 1枚目の写真は,5年生の様子です。澄んだ声が体育館に響きわたりました。この5年生の子どもたちが,4か月後には,本川小学校のリーダーとなります。 2枚目と3枚目の写真は,5年生の様子を見守る6年生の姿です。1年前に自分たちが歌った歌を後輩が歌います。6年生は微動だにせず後輩の歌声に聞き入っていました。その姿は,リーダーのバトンを後輩に渡そうとしている先輩の堂々たる姿にも見えました。 5年生と6年生の姿を見て,また胸がいっぱいになりました。 平和学習発表会 終わりの言葉今,私は,心が震えるほどの感動でいっぱいです。きっと,最後までみんなの発表を聞いてくださった方々も私と同じ気持ちだと思います。一人一人が,心を伝えようとして,言葉を大切にしているのがよく分かりました。呼び掛けや歌の中の言葉を大切にしながら伝えましたね。だから,私の心には,みんなの心が真っ直ぐに伝わってきました。 みんなの発表を聞いていて,考えたことが二つあります。 一つ目は,本川小学校の平和学習は人とのつながりの中で進めることができているということです。これまでに,たくさんの方々に戦争や平和について教えていただきましたね。今日の発表を聞いていると,教えてくださった方の生き方や考え方に触れたとき,みんなの心が動いて,深い学習につながったことがよく分かりました。だから,お世話になった方々へ感謝したいと心から思いました。 二つ目は,本川小学校の平和学習は,この平和学習発表会がゴールなのではなく,スタートなのだということです。5年生の発表の中に,「平和を伝えると言葉で言うことは簡単です。でも実行するかどうかが問われるのです。」とありました。そのとおりだと思います。だから,今日で平和学習は終わりなのではなく,今日からが始まりなのです。平和の実現のために「笑顔でいる。」「挨拶をする。」など,具体的な行動を考えましたね。具体的に考えたことをこれから実行していきましょう。その行動が平和につながるのだと,みんなが実感したとき,そこに本当の平和が生まれるのだと思います。みんなの力で本当に平和な本川小学校にしていきましょう。 ※写真は,当日の発表の様子です。上から順に4年生,5年生,6年生です。 平和学習発表会 挨拶私は,本川小学校の子どもたちの声が大好きです。朝,正門の近くで響く元気よく挨拶をする声。全校合唱のとき,体育館に響く澄んだきれいな歌声。休憩時間に,運動場から校長室に響く楽しそうな笑い声。みんなの真っ直ぐな心が伝わってくるから大好きなのだと思います。 少し前に,こんな話をしたのを覚えていますか? 「子どもの声ほど,大人を元気づけるものはありません。子どもの声ほど,人の心を動かすものはありません。」 みんなの声から,いつも私は勇気と元気をもらっています。しかし,昭和20年8月6日,この本川小学校で,そんな子どもの声が響くことはありませんでした。代わりに聞こえてきたのは,痛みに苦しむ泣き声や叫び声でした。そして,約400人の子どもたちの大切な命が奪われてしまいました。今日は,その悲しい時代を想いながら,体育館に来てくださった方々にみんなの声を届けましょう。声を届けるということは,心を届けるということです。これまで,学習してきた平和へのあふれる思いを真っ直ぐに届けることができる,そんな発表会になることを期待しています。 ご来場くださいました皆様,ありがとうございます。爆心地に最も近い本川小学校は,平和教育を大切にしています。本川小学校が大切にしているのは,単に子どもたちに平和を語らせることにとどまるものではありません。大切にしているのは,学習したことを日々の生活の中に結び付けて,自分は平和の実現のために何をするのか,具体的な行動を考えさせることです。子どもたちの発表の中にそのことを読み取っていただくと嬉しく思います。プログラムの最後には,全校合唱「ぼくたちの学校 そして祈り」を予定しています。最後までゆっくりご観覧ください。子どもたちと一緒に平和について考えるひとときにしていただくと幸いです。 ※写真は,当日の発表の様子です。上から順に1年生,2年生,3年生です。 長崎から本川小学校平和資料館をご覧になった後,平和学習発表会の高学年のリハーサルの様子を見てくださいました。また,子どもたちにお話もいただきました。 先生の 「ものは,いつか壊れてなくなる。人もいつか亡くなってしまう。でも平和への思いは,なくなることはなく,つながっていくものです。」 というお話は,子どもたちの心に残りました。先生の思いをしっかり受け止めて,明日の平和学習発表会へとつないでいきます。 平和学習発表会のご案内さて,本校では,平和学習発表会を次のように開催し,子どもたちが4月より積み重ねてきました学習の成果を発表いたします。 ぜひお越しいただきますよう,ご案内申し上げます。 日時:令和元年11月30日(土)9時30分〜(9時10分開場) 場所:本川小学校体育館 内容:学年ごとの発表 全校合唱 子どもに伝わるもの写真は,竹本先生から最高に褒めていただいて,笑顔の6年生の子どもたちの様子です。 「どうして,子どもたちは,この先生を前にすると,いい笑顔になるんだろう?」 「どうして,子どもたちは,この先生を前にすると,真剣な表情になるんだろう?」 子どもたちの様子を見ながら考えました。 そして,竹本先生が合唱を通して教えてくださることの価値が子どもたちの心にしっかりと伝わっているからだと感じました。 先生のご指導は,合唱の技術的なことだけでなく,物事に取り組む姿勢や態度,生き方まで教えてくださいます。その内容は,平和を大切にする子どもたちの心に響く内容です。私たち教員も多くのことを教えていただきました。 子どもの声が響く平和学習発表会の全体練習で,子どもたちに次のような話をしました。 「子どもの声ほど,大人を元気づけるものはありません。子どもの声ほど,人の心を動かすものはありません。」 「原爆投下後,本川小学校で授業が再開さるようになったとき,学校から響く子どもたちの声は,絶望の中にあった街の人々を元気づけ,勇気づけたことでしょう。」 「平和学習発表会では,見に来てくださる方々に,みんなの声を届けましょう。声を届けるということは,心を届けるということです。」 この話の後,声を届けるポイントを3つ話しました。早速,各学年の練習の中で,教員が子どもたちに意識づけてくれていました。 優しく柔らかい雰囲気今日は,本校への巡回指導の日でした。子どもたちの登校の様子を見守ってくださり,こんなお話をしてくださいました。 「本川の子には,優しい雰囲気がありますね。何だか,柔らかい空気が流れていますね。」 このことは,私自身も子どもたちに接していて感じるところです。そして,この子たちのこの雰囲気を大切にしていきたいと思っていたところです。ですから,このお話を聞いて,大変嬉しく思いました。 今日は,給食時間に放送で, 「皆さんのことをこんなふうに言ってもらってとても嬉しかったです。」 と子どもたちに伝えました。 ※写真は,2年生の音楽の時間の様子です。優しく柔らかい雰囲気が伝わってきます。 ありがとうございました出演した子どもたちが,どうぞ充実感に満ちて帰宅しますように,そして,家でもしっかりと褒めてもらえますように,そして,今日の発表が明日からの頑張りにつながりますようにと願います。 子どもたちを指導してくださった本川学区子ども会育成協議会の皆様,保護者の皆様,ありがとうございました。また,本日応援に駆けつけてくださった皆様,本当にありがとうございました。 そして,いつもいつも感動を与えてくれる子どもたちに感謝します。心からありがとう。 子ども安全の日今朝,保護者の皆様は「あいさつ当番」を,地域の皆様は「あいさつ運動」をとおして,子どもたちの登校の様子を見守ってくださいました。また,広島市教育委員会教育長の糸山隆様,中区役所の方,少年補導協助員の方,PTA会長は,正門のところに立ち,登校してくる子どもたち一人一人にあいさつをしてくださいました。 その後,体育館で「地域見守り集会」を開きました。平成17年に安芸区で起きた悲しい事件についての話や地域で安全を守ってくださっている方の話を聞きました。そして,自分たちにできる防犯について考えました。 本川小学校の子どもたちは,いつも多くの大人の目で大切に見守られ,温かい声を掛けていただいています。「地域の子どもたちを地域で大切に育てる」という本川学区の皆さんの温かい思いが伝わってきます。 学校では,引き続き,子どもたちの防犯意識を高めるための取組みを大切にしてまいりますので,保護者の皆様,地域の皆様には,今後ともご協力をよろしくお願いいたします。本日は,寒い中,子どもたちのためにありがとうございました。心から感謝いたします。 平成31年度 平和学習発表会のご案内日時 令和元年11月30日(土)9時30分〜 会場 本川小学校 体育館 内容 学年ごとの発表及び全校合唱 写真は,昨年度の5年生(現在6年生)の発表の様子です。 心に残る言葉先生は,「掃除をしていない庭に落ち葉が溜まっていると,ちっとも綺麗ではない。しかし,丁寧に掃き清めた庭に舞い落ちた葉は,同じ落ち葉でも美しい。だから,いつも場を美しく保ちなさい。」と教えてくださったのでした。外掃除の当番をしていたときに聞いたこの言葉は,子どもだった私の心にすっと入り込みました。今から40年以上前の話です。 ふとしたときに思い出す先生の言葉。今,私は,子どもたちの心に残り,生き方の指針ともなる言葉を残すことができているだろうか。落ち葉を掃きながら考えました。 写真は,朝,美化委員の子どもたちが体育館前の落ち葉をきれいに掃いているところです。 小学校生活写真は,今日の休憩時間の6年生の様子です。この子どもたちが,この運動場で遊ぶことができるのも,あと残り4か月ほどとなりました。小学生のうちに,しっかり遊び,楽しい思い出をたくさん作っておいてほしいと思います。 平和のために校舎からは,5年生の澄んだ歌声が聴こえてきます。「地球星歌〜笑顔のために〜」の練習をしていました。 先日,竹本建治先生に合唱の指導をしていただいたとき,「この歌を本川の子が歌うことに意味があるんだよ。」と教えてくださいました。 子どもたちの前には,原広司さんの原爆ドームの絵があります。子どもたちが,この絵に向かって「私は祈る 平和のために」と歌っているとき,竹本先生の言葉を思い出し,鳥肌が立ちました。 子どもたちは,原広司さんを含めて,様々な人々の平和への思いや願いを学習してきました。その思いや願いをしっかりと受け止めて,歌で表現している子どもたちの姿。 静かに澄んだ朝,子どもたちの歌声がますます心に染み込みました。 どうぶつの ひみつ クイズ子どもたちの作ったクイズです。 問題「ネコの爪は,いつも引っ込んでいます。では,何をするとき爪を出すでしょう。」 答え「木に登ったり獲物を捕まえたりするとき。」 問題「犬は,はじめの1年で,人の何歳まで成長するでしょうか。」 答え「16歳まで成長します。ちなみに2歳からは,1年に6歳分ずつ,12歳からは2歳分ずつ成長します。」 2年生の子どもたちにとっては,本の中から問題と答えになりそうな文章を見つけ出すことや,問題と答えにふさわしい文章を書くことは,難しい学習ですが,上手に作っていて,嬉しくなりました。 また,「すごいな。」「びっくりしたな。」「友達に伝えたいな。」という思いをもって本を読んでいくことも大切なことですが,そのような箇所をきちんと選ぶこともできています。 写真は,友達の作ったクイズを読み,本の中に答えを見つけ出している子どもたちの様子です。 驚き!1年生の成長「靴そろえ」「着替え」「ごみ捨て」「朝の準備」など,自分たちの生活を様々な角度から振り返って,できるようになったことを見付けていました。何よりも驚いたことは,1年生が話合いの一つのアイテムであるミニホワイトボードを使いこなしていることです。ミニホワイトボードは,友達の意見を可視化したり,共有したりすることができ,話合いを活性化することができます。1年生は,今後もこのミニホワイトボードを様々な学習場面で有効に活用してくれることでしょう。 |
広島市立本川小学校
住所:広島県広島市中区本川町一丁目5-39 TEL:082-232-3431 |