最新更新日:2024/06/13
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子どもに自己実現力を

言葉を育む

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 広島県国語教育研究大会 芸北・北部大会に参加しました。
 「きつつきの商売」「おばあさんのすーぷ」などで有名な児童文学作家 林原 玉枝 先生の講演を拝聴しました。先生のお話しになる言葉は一つひとつがとても温かく,お人柄が伝わります。勉強になるのは勿論ですが,講演後に優しく大らかな気もちになりました。私たちは林原先生のように言葉を使うことのできる「言語主体」を育成しなければならない,という理想を得ることができました。

 では,温かな言葉,相手に気もちよく伝えることができる言葉とは何か。講演の中で先生から少し手がかりをいただいています。

「言葉を育むことは心と体を育むこと。」
 子どもの生活環境やかかわり合う大人のもたらす言語環境によって,子どもは美しい日本語を獲得していくものです。「大人に愛されていた記憶」が子どもにとって最も大切なものなのです。
 このように仰いました。

「大人に愛されていた記憶」
 学校において,それは授業づくりそのものではないか。学級づくりを言うのでないか。そう考えました。子どもたちの向上心・知的好奇心を満足させる授業,子どもたち一人ひとりの居場所のある学級づくり。それが「学校で愛されていた記憶」でしょう。

 優しい言葉の中にも奥の深いお話でした。


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