最新更新日:2024/05/31
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五日市南小学校 学校教育目標 「一人一人の可能性を伸ばし,心豊かなたくましい子どもを育てる」

令和3年広島市安全なまちづくり功労表彰受賞

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美野盛生さんが、受賞されたことが広島市のホームページに掲載されました。

冬休み後集会〜校長講話

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学校で勉強することは、本来は楽しいものだと思います。
勉強すれば知らなかったことを知ります。
できなかったことができるようになります。
友達と話し合ったらわかった!前に勉強したことを活かしてこの問題が解けた!練習を続けたらできるようになった!
勉強できることは幸せなことだと思います。
ところが、「まちがいをこわがる」気持ちが勉強の邪魔をします。
初めからなんでもわかっている人はいません。
勉強する時に間違えるのは当たり前です。
テストで間違えたことのない人なんていません。
でも、人前で間違えたら恥ずかしくなると思います。
なるだけ、間違えたくない。そう思います。無理もありません。
そこで、「教室はまちがえるところだ」という詩を皆さんに紹介します。
蒔田晉治さんの詩です。蒔田さんは静岡県生まれの小中学校の先生で、版画や作文の指導が得意な方でした。絵本にもなっています。五日市南小学校の図書館にも置いてあります。機会があれば、借りて全文を読んでみてください。私は学級担任の頃には、この詩を教室の見えるところに掲示していました。

「教室はまちがうところだ        まきた しんじ

 教室はまちがうところだ 
 みんなどしどし手を上げて
 まちがった意見を 言おうじゃないか 
 まちがった答えを 言おうじゃないか

 まちがうことを おそれちゃいけない
 まちがったものを わらっちゃいけない
 まちがった意見を まちがった答えを 
 ああじゃあないか こうじゃあないかと
 みんなで出しあい 言い合うなかで 
 ほんとのものを 見つけていくのだ

 そうしてみんなで伸びていくのだ 
 いつも正しくまちがいのない
 答えをしなくちゃならんと思って 
 そういうとこだと思っているから
 まちがうことがこわくてこわくて  
 手も上げないで小さくなって
 黙りこくって時間がすぎる  
 しかたがないから先生だけが  
 勝手にしゃべって生徒はうわのそら
 それじゃあちっとも伸びてはいけない

 神様でさえまちがう世のなか 
 ましてこれから人間になろうとしている
 僕らがまちがったって  
 なにがおかしいあたりまえじゃないか」


間違いの一つもない授業、間違えるのが怖くて誰も発表しない授業、スムーズに流れてもそれは勉強ではないと思います。その教室の一人一人が本気で考えて、自分の考えを思い切って口に出すことが大切だと思います。
大事なのは、聞いている人が、誰かが間違えても笑ったり馬鹿にしたりしてはならないことです。そしたら安心して、発言できます。安心して間違えられます。
そして、どこが間違えているのか、みんなで考え、正しい答えを見つけていくことが本当の勉強だと思います。そうして得た力は、一人一人の本当の力になります。
間違いを乗り越えてつかんだものは強いと思います。

そんな学級をみんなでつくりあげたいです。
そんな学校をみんなでつくりあげたいです。

残り、3カ月で今の学年は終わります。4月になると、進学・進級、新しい出会いがあります。自分の成長が実感できる1年にしましょう。以上で私の話は終わりです。

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広島市立五日市南小学校
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