最新更新日:2024/06/07 | |
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脱穀体験
今日は先日刈り取った稲の脱穀を行いました。
昔ながらの道具、「千歯こき」と「とうみ」と使わせていただきました。 「千歯こき」は鉄製のくしのような歯が並んだ道具で、歯の部分に稲穂をかけて引いて籾(もみ)を外します。子どもたちにとっては力のいる作業で、一生懸命踏ん張っては脱穀をしました。 「とうみ」は漢字で「唐箕」と書きます。穀物に混じったちりや籾殻(もみがら)などを選別して 取り除く農具で、箱の中に風を送る装置を作り、籾殻などを吹き分けます。これは、風の加減が難しく、地域の方にコツを教えていただきながら作業をしました。 これらの道具は江戸時代から大正時代の農具として活躍した農具です。子どもたちは「千歯こき」と「とうみ」を体験することで、農業の大変さを感じていました。 現代では、機械をつかって脱穀しています。今回は昔の道具と平行して、脱穀機の体験もさせていただきました。昔は足踏み脱穀機を使っていたことや、脱穀機がどうやって発明されたのかも教えていただきました。脱穀機体験は、ひとりひとり脱穀機に稲を入れていく作業ですが、大きな歯が回っているところに手を入れないように慎重に行いました。 安全に気をつけながら、機械の便利さを感じていました。 残りの作業は籾摺り(もみすり)と精米です。籾摺りと精米は地域の方がやってくださるそうです。本当にありがとうございます。 籾摺りと精米が終われば、お楽しみの収穫祭。今年は野外活動で食べるご飯も、ここで育てたお米を使う事を計画しています。新米の味が楽しみです。 |
広島市立温品小学校
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