最新更新日:2024/06/10
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八幡東小学校 みんなの目標   かしこく やさしく たくましく

平和登校日

 今日は、今から75年前の昭和20年(1945年)8月6日、午前8時15分に広島に原子爆弾が落とされた日です。原爆によって、犠牲になられた多くの方々のご冥福をお祈りし、平和な世界を創っていくことを誓う日でもあります。人と人とが命を奪い合う戦争が、広島や長崎に落とされた原子爆弾を作り、使うことになってしまいました。二度と繰り返してはいけないことです。
 その思いを世界の人々に伝えるために、被爆地広島で生まれ、育つ皆さんには、大切な役割が二つあります。

一つ目は、「平和の継承」です。
原子爆弾により家族の未来を奪われた人たちの当時の様子を知ること、そして、悲しくつらい体験を語り継いできたお話を聞き、しっかりと記憶に残し、次の世代に伝え続けていくことです。継承の役割です。


二つ目は、「平和の実現」です。
皆さんにできる平和の実現とは、「安心して過ごせるいじめのない学校」を目指して、「友達やクラスメートの気持ちを知る」「自分の行動を考えること」なのです。
「友達やクラスメートの気持ちを知る」は、悲しい思い、つらい思い、うれしい思い などに気付くことです。そして、友達やクラスメートのことに気付き、知ることで、次は、自分の行動を考えるです。友達やクラスメートに対しての行動や声かけが、どんな結果につながってしまうのか、いい加減な気持ちや冗談半分な気持ちではなく、真剣に考えることです。悲しい思いは、絶対にさせない。うれしい思いは、何倍ものうれしさにするなどです。そのことが、人を思いやりの心となり、身近な平和が実現していくと思います。

 先ほど皆さんが見た式典で、広島市の小学生の代表が「平和の誓い」を発表してくれました。その中に、
「私たちの未来に、核兵器は必要ありません。」
「私たちは、互いに認め合う優しい心を持ち続けます。」
「私たちは、相手の思いに寄り添い、笑顔で暮らせる平和な未来 を築きます。」
「被爆地広島で育つ私たちは、当時の人々があきらめずつないで くださった希望を未来へとつないでいきます。」
とありました。
これからの皆さんの役割と広島の子供の誓いを自覚し、戦争のない平和な未来、核兵器のない未来になることを信じて、日々の学校生活の中で、一つ一つ取り組んで行きましょう。
 また、現在新型コロナウイルスの感染が再び広がりつつあります。一人一人が責任をもって、感染予防を行うことで、大切な命を守ることにつながります。これも皆さんが取り組むべき大切な平和学習です。気を抜かず生活してくださいね。
 自分たちの力で、大切な命を守る取り組みを行っていきましょう。

校長室前の掲示

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 「一人一人が輝ける学校」を目指して,いくつかのステップに分けて掲示が変化していく予定です。まずは,「笑顔のあいさつ」「目標をもつこと」を児童に話してきました。次のステップに向けて,全教職員で取り組んでいるところです。
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広島市立八幡東小学校
住所:広島県広島市佐伯区八幡東四丁目27-1
TEL:082-928-7261