11月2日(木)、地域の方をゲストティーチャーに迎え、脱穀体験と藁を使ったしめ飾りづくりをしました。脱穀は、歯の部分に稲穂をかけて引き、籾を外す千歯こきや、人工的に風を起こし、籾や藁くずなど、それぞれの重さごとに選別する唐蓑(とうみ)を使って行いました。いずれも、江戸時代や明治時代のころの稲作において広く普及していた農具です。脱穀後には、しめ縄づくりをしました。子供たちは「家に飾る。」「自転車に飾る。」と思い思いにしめ飾りを楽しみました。ほとんどの子供が始めて藁を触るなか、ゲストティーチャーの皆様にはご丁寧にご指導していただきました。さらに残った藁は、土に混ぜて肥やしにできるそうです。「稲には捨てるところはない。」とおっしゃっていた言葉が印象的でした。ゲストティーチャーの皆様、子供たちの貴重な体験に寄り添っていただきありがとうございました。