最新更新日:2024/06/07
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親子読書(2年生)

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桜守のはなし 佐野籐衛門:作 講談社

おかあさんへ
 ぼくがこの本で一番心にのこったところは、ほかの花は太ようにむかってさくのに、さくらは、かならず下をむいてさく。それだけ、人をつつみこんでるのだそうです。
 もう一つは、三月ごろつぼみがふくらんでいるようすを「笑いかけ」とよぶところです。さくら守のおじさんが、さくらをどれだけ大切に思っているか、よくわかることばだなあと思いました。(ゆいと)

 ゆいとへ
 この本を読んで感じたことは、桜守という仕事がとても大変だということはもちろん、桜って何だか人間によく似ているなあと思いました。
 桜という木は、光・土・水・鳥、そのうちのどれか一つでもバランスが崩れると弱ってしまう、とてもデリケートな木です。だけど、かまいすぎても、自分でなんとかしようとする力を弱くしてしまうから、そっと手を差し述べてあげることが大切なんだそうです。
 お母さんは、この本でとても心に残る一節があります。
「桜は守り育て、継いでやらなければ絶えてしまう木なんです。守ると言っても保護する訳やない。ちょっと手をそえてやるぐらいでええんですわ。家族を見るのと同じです。大切なのは見守るということです。」
 子育てに通じるものがあるなあと、心にジーンときました。あと二か月もすれば、桜の季節です。一年の内で、桜を見るのは、満開の時の5日間だけど、桜守の人たちは残りの360日、たくさん愛情を注いで、私たちの目を楽しませてくれ、心を温かくしてくれているんですね。
 お母さんにとって、とても感慨深い一冊でした。(お母さんより)
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