最新更新日:2024/06/11
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今年度も元気いっぱいの子どもたちの様子、学校のさまざまな取り組みを保護者・地域の皆さまに発信していきたいと思います。

修了式

児童の皆さん、おはようございます。きのうはあゆみを受け取り、がんばっていたことやこんなところに気をつければ、もっと良くなるなどの話をしてもらったと思います。そして今日は、修了式、庚午小学校の一年間の終わりの日です。みなさん一人一人が、一年間よく努力し、終わらせたということを証明するものです。
4月からは一つ学年が上がり、新しい一年生が入って来ます。ですから皆さん全員が、お兄さんやお姉さんになります。庚午小学校の先輩として、一人一人がお手本となる行動を心がけていきましょう。
さて、今日は「努力のつぼ」というお話をします。
皆さんが、何かを始めようとか、今まで出来なかったことをやろうと思った時に誰もが、神様から「努力のつぼ」をもらうのだそうです。
そのつぼの中に一生懸命「努力」を入れていくと、それが少しずつたまって、いつか「努力」があふれる時がきます。努力があふれる瞬間が、できなかったことができるようになるときです。
また、つぼには、いろいろな大きさがあります。例えば、「明日は、忘れ物をしないようにしよう」というときは、ほとんどの人が簡単にできるでしょうから、きっと小さなつぼですむでしょう。でも、「大会で優勝したい」「試合に勝ちたい」などというときには、たくさんの努力をしなければならないので大きなつぼが必要になることでしょう。少しのがんばりでできることは小さなつぼ、たくさんがんばらないとできないことは大きなつぼです。
みなさんは、こんな経験をしたことはないでしょうか。逆上がりができるようにとか、なわとびができるようにがんばっているとき、友達は出来たのに、自分はまだ出来ない・・・・。同じようにがんばっているのに、どうして自分はできないんだろうということがあります。こうなるのは、同じ事を頑張っていても、つぼの大きさが、人によってそれぞれ違うからです。小さなつぼで済む人もいれば、大きなつぼが必要な人もいるんですね。
そして、「努力のつぼ」には、もう一つ特徴があります。それは、つぼの大きさは自分では分からないのでどれだけ頑張ればいいか、知ることができないということです。
あと1日、努力すればできるようになる。あと1回、努力すればできるようになる。
そんなふうに分かればいいのですが、それは誰も分かりません。ですから、あきらめないことです。あきらめたら終わりになります。
努力をしているときは、本当にしんどくて辛いものです。努力をしても、努力をしてもできないと嫌になってしまうこともあるでしょう。
でも、「努力のつぼ」というのは、決して消えたり、無くなったりしません。
あと1日で出来るようになるかもしれないのにあきらめたら、もったいないと思います。これまで苦労して頑張ってきた努力は、間違いなく、そのつぼにたまっています。少しずつですが、水がたまっていくのように確実にたまっているのです。
ですから、あきらめずに、休まずにつぼの中に努力を入れていけば、いつか必ず、あふれる瞬間がきます。何かを始めようとか、今まで出来なかったことをやろうというときには、このことを信じて、あきらめずに挑戦し続けてください。

全体朝会(冬休み明け)

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児童のみなさん、あけましておめでとうございます。
冬休み中に大きな事故もなく新しい年を迎え、みなさんが、元気な顔を見せてくれたこと、先生達はとても嬉しく思っています。
冬休み前にお話ししたように、新しい年を迎えて、今年はこれをがんばろうという目標を立てた人も多いと思います。目標を立てただけで終わってしまうことのないように、目標を達成できるように続けてほしいと思います。
さて、今日は干支の話をします。今年の干支のうさぎではなく、去年の干支、虎に関係するお話です。ことわざに「虎の威を借る狐」という言葉があります。ちょっと難しいですね。
虎の威の「威」は威張ったり、人をおどしたりする態度です。「借る」は借りるの意味。ですから、この言葉は、虎のこわさを借りた狐、ということです。強い者の力を借りて威張ることをいいます。
こんなお話があります。あるとき虎に食べられそうになった狐が言いました。「私は天から百獣の王に選ばれている。私を食べると天罰がくだってしまうぞ。嘘だと思うなら私についてきなさい。」
そして、狐は虎を従えて歩き出します。すると、なんということか狐の姿を見た他の動物達はみんな逃げていくではありませんか。
でも、みなさんにはわかりますね。これは狐を見て逃げたのでなく、狐の後ろをついて歩く虎を見てみんな逃げ出したのですね。たくさんの動物が逃げる姿を見て、虎は狐の話を信じて食べるのをやめました。これが虎の威を借る狐というお話です。
これは、ドラえもんの中に出てくる、スネ夫がジャイアンと一緒に「そこどけ、そこどけー」と威張っているのと似てますね。
みなさんには、虎の威を借りるのではなく、一人一人が強い人になってもらいたいと思っています。強いというのは力が強いということではありません。強い心のことです。何事にも一生懸命取り組み、あきらめない強い心、少しのことではくじけない強い心です。
ドラえもんは、のび太くんをたびたび助けます。それはいつか強いのび太くんになってほしいからです。先生達やおうちの人は、みなさんのドラえもんです。困ったことがあれば助けるけれど、いつかみなさんが、さらに強い心を持ってくれることを願っています。
3か月経つとみなさんは一つ上の学年になります。学年が上がるごとに強い心を手に入れられるように毎日を大切に過ごして欲しいと思っています。
それでは、みなさんのこれからの活躍を期待しています。

後期始業式

 今日から後期が始まります。残り半分の学校生活をみんなで楽しく過ごし、次の学年や中学校に向け大きく成長してほしいと願っています。

 さて今日は、「秘密の親切」というお話をします。秘密というのはだれにも気づかれないことです。誰かのために気づかれないようにしながら、何か親切な行動をするということです。

 今までに、親切にしてもらってうれしかったことを思い出してみましょう。たとえば、教科書を忘れたとき、隣の人がそっと見せてくれたこと。急に雨が降ってきて、友達の傘に入れてもらって濡れずに帰ることができたこと。けがをしたとき、高学年の人が保健室に連れて行ってくれたこと。どうしていいかわからないとき、友達が「どうしたの?」と声をかけてくれたこと。こんな経験はありませんか?

 わたしたちの生活は、たくさんの人に囲まれ生活しています。ですから、友達や家族に何かしてもらった時には、うれしくありがとうという気持ちになります。そして、自然に今度は「お返しをしたいな。」と思うようになります。

 ここでみなさんに考えてほしいのは、自分から友達や家族、みんなのためにどんなお返しができるかということです。いろいろな方法が浮かんでくることでしょう。

 例えば、みんなのためであれば、押しピンが外れた作品やプリントをそっと直す。靴箱の靴のかかとをそろえて整頓する。教室や廊下に落ちているごみを拾って捨てる。などちょっと考えただけでもすぐにできるものがありますね。おうちでは、家族のためにどんなお返しができるでしょうか。気が付いたら実際にやってみましょう。

 ここで忘れてはいけないルールがあります。最初に言ったようにこれは「秘密の親切」ですから、やったことを誰にも話してはいけません。自分だけの秘密にして心の奥にしまっておきましょう。ただし、校長先生には、内緒でそっと知らせてください。みなさんがどんな秘密の親切を考えて、実際に行ったのか、どんなお返しをしたのか教えてくれるとうれしいです。

 これから「秘密の親切」で学校やおうちが、にこにこ笑顔であふれることを願っています。それでは、みなさんの後期のがんばりを期待しています。

前期終業式

おはようございます。4月7日にスタートした前期も今日で終了します。今日までの半年間は、みなさんにとってどんな半年だったでしょうか。
「学校になれたよ」「友達がいっぱいできたよ」また「勉強を頑張ったなあ」「一日も休まずに学校に来たよ」などいろいろな振り返りをしていることでしょう。
そして、今週の水曜日、木曜日、そして金曜日の今日、今度は担任の先生から半年間の学習や生活の様子を、「あゆみ」という形で、おうちの人へおわたしします。もうもらった人もいますね。その中には、できたことやがんばっていたこと、もう少し頑張ってほしいことなどが記してあります。
「あゆみ」をもらったら、おうちの人と頑張ったことやこれからチャレンジしたいことなどを話し合い、後期に向けての目標を立ててみましょう。
また、この半年間も、新型コロナウィルスの感染が収まらず、学校での生活も我慢をすることが多かった半年でもありました。
マスクをつける。マスクを外すときはしゃべらない。給食は黙って食べる。手洗い・消毒をする。などたくさんありましたね。
そうした約束や決まりの多い学校生活にイライラしたり、不安になったりした人もいたことでしょう。
けれども、思い通りにいかないことにも前向きに学習し、仲間と協力しながら学校生活を送ることができました。また、我慢したことで強い心をもつことができました。
そして、みなさんががんばったことで、ようやく感染する人が少なくなってきました。今のような状態がこれからも続けば、再来週の体育参観日や6年生の修学旅行、芸術鑑賞会、延期になった5年生の野外活動などの行事を行うことができます。
そうすれば、たくさんのことを学んだり体験したりすることが増えてきます。それは、これからのみなさんの未来の可能性を広げることにもなります。
これからも、感染が広がることのないよう気を付けなければなりませんが、「みんなが安心して、そして楽しく通える学校」を作っていけるよう先生方と一緒にがんばろうと思っています。児童の皆さんも一緒にがんばりましょう。 それでは、火曜日にはみなさんが、元気に登校してくるのを楽しみに待っています。

夏休み前集会

 新しい学年になって、およそ4カ月が経ちます。今日は、4月の入学式や始業式でお話ししたことをみなさんと振り返ってみたいと思います。

 1年生には、入学式のとき、気を付けてほしいこと、がんばってほしいことを3つ言いました。
 一つ目は「交通事故に気をつけましょう」
 二つ目は「あいさつがきちんとできる子になりましょう」
とお話しました。今日まで交通事故に遭うことなく安全に生活することができました。また、いつも見ているあいさつも、ちゃんと立ち止まってあいさつをする人が増えてきてとてもよくなっていると思います。
 さて、三つ目は、お友達の悪口を言ったり、仲間はずれをしたりしないで、困っている人を助けてあげられる「心の優しい人」になりましょう。いうお話しましたが、どうでしょうか。「心の優しい人」になれたでしょうか。自分はどうだったか考えてみてくださいね。

 そして、2年生以上のみなさんには始業式で、二つのことをお話ししました。
一つ目は、1年生と同じあいさつです。朝のあいさつも、廊下などですれ違ったときのあいさつも自然にできる人がたくさん増えてきましたね。校長先生は本当にうれしく思っています。
 二つ目は、心の鏡の話でした。人を傷つけたり、仲間外れにしたり、いじめや差別をしたり、ずるいことをしようとしたりしたときには、心の鏡は曇ってきます。「今、心の鏡が曇っているな 」と分かるうちは良いけれど、いつも曇っていると、曇っていることさえ気付かなくなってしまう。そんなお話をしました。
 みなさんの「心の鏡」は、今、どうなっていますか。ピカピカに輝いていますか。それとも曇っていますか。曇っていることにも気づかない人はいませんか。平和のつどいでも言ったように、私たちにできる小さな平和、「ありがとう」や「ごめんね」の言葉で認め合い、許しあうこと、仲間に寄り添い、助け合うこと、こうした自分の周りを平和にすることができればみなさんの心の鏡は、輝くはずです。また、いろいろなことに挑戦し、充実した夏休みにすることで、ますます心の鏡は輝くことでしょう。
 それでは、明日から夏休みです。心の鏡をみがきながら、健康と安全に気を付けて過ごしましょう。そして、8月29日には、みなさんと元気な顔で会えることを楽しみにしています。

第51回 入学式

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あたたかな春の光と色とりどりのチューリップの花が、今日の入学式を祝っています。
穏やかな春を迎えたとはいえ、世界中で、そして日本で新型コロナウイルス感染症の収束の兆しが見えない状況が続いています。このような中ではありますが、保護者の皆様の深いご理解とご協力をいただき、第51回入学式が挙行できますことに、心より厚く御礼申し上げます。
さて、136名の一年生のみなさん、入学おめでとうございます。今日からみなさんは庚午小学校の一年生です。
皆さんが入学してくる日を、二年生から六年生までのお兄さんやお姉さん達、そして、みなさんの横にいる先生方は、とても楽しみに待っていました。もうすぐ、国語や算数などの勉強が始まります。ほかにも、絵をかいたり、運動場で走ったり、朝顔を育てたりもします。はじめてのことがたくさんありますが、失敗をおそれず、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。何か分からないことや困ったことがあっても、お兄さんお姉さんや先生方が優しく教えてくれるので安心してください。

それでは、小学生になった皆さんに三つお話があります。

まず、一つめは、「交通事故に気をつけましょう」ということです。これは命を守るということですから一番大切なことです。学校に通ってくるときや帰るとき、車や自転車に十分に気をつけてください。交通ルールを守って、安全に来てください。
二つめは、「あいさつ」がきちんとできる子になってください。お家の人、お友達、先生、近所の人たちに、大きな声で、「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」のあいさつができるようにしましょう。このときに立ち止まってできるともっと良いと思います。まずは、学校に来るときにあいさつをして、気持ちよく一日をスタートさせましょう。
三つめは、心の優しい人になってください。お友達の悪口を言ったり、仲間はずれをしたりしないで、困っている人を助けてあげられる人になりましょう。また、人に助けてもらったら、「ありがとうございます」、人に迷惑を掛けたら「ごめんなさい」と素直に謝りましょう。そうすれば、優しい人になれます。お友達もたくさんできます。
そして、一日も早く庚午小学校の生活に慣れて、学校を大好きになってください。

令和4年度 始業式

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 2年生から6年生の皆さん、進級おめでとうございます。暖かな春が皆さんを祝福しているように思えます。みなさんは担任の先生はだれだろう。誰と一緒になるのだろう。どんな勉強がはじまるのだろう。とワクワクドキドキしながら今日の日を迎えたことと思います。

 それでは、新しい学年の始まりの日に、皆さんに頑張って欲しいことを2つお話します。
 1つ目は、「さわやかな あいさつ」が響き合う学校にしてほしいことです。
「おはよう」「こんにちは」「さようなら」、挨拶は、言っても言われてもよい気持ちになります。あいさつが気持ちよくできると、勉強も生活も何でも楽しくできるようになります。家族、友だち、先生、お客さまなどだれにでも、爽やかなあいさつができるように頑張りましょう。校長先生は、去年一年間、校門でみなさんを迎えましたが、気持ちの良いあいさつをする人が増えてきて、とてもうれしく思っています。
 2つ目は、心の鏡の話です。これまでもお話をしてきたことです。心の中にある見えない鏡のことです。 心の鏡は、みなさんが生まれてきたときからもっているものですが、赤ちゃんの頃の鏡はピカピカで、何の汚れもなくピカピカに輝いています。でも、それがだんだん曇ってしまうことがあります。どんなときだか分かりますね。
それは、人の体や心を傷つけたり、いじめや差別をしたり、ずるいことをしたりすると心の鏡は曇っていきます。自分をみつめたとき、「今、自分の心の鏡は曇っているな 」と分かるうちは良いのですが、いつもいつも曇っていると、だんだん曇っていることが普通になってしまい、曇っていることも気付かなくなってしまうのです。そうなってしまうと、心の鏡は汚れたままで、輝きがなくなってしまいます。
 みなさんの「心の鏡」は、今、どうなっていますか?ピカピカに輝いていますか。それともちょっと曇っていますか。もし、曇っているのなら、今日から磨いていきましょう。磨くのは、決して難しいことではありません。人に対してイライラして怒ったり、いじめや差別をしたり、ウソをついたりしないで、すっきりした気持ちで過ごせばいいのです。人を助けたり、どんなことにも一生懸命に努力したり、誰にでもやさしい気持ちで接したりすればいいのです。   
 そうすると 「心の鏡」はピカピカに輝いていきます。今日から、新しい仲間との学校生活が始まります。心の鏡を磨きながら、みんなが笑顔で過ごせるように頑張りましょう。

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広島市立庚午小学校
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