最新更新日:2024/06/11
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今年度も元気いっぱいの子どもたちの様子、学校のさまざまな取り組みを保護者・地域の皆さまに発信していきたいと思います。

全体朝会(冬休み明け)

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児童のみなさん、あけましておめでとうございます。
冬休み中に大きな事故もなく新しい年を迎え、みなさんが、元気な顔を見せてくれたこと、先生達はとても嬉しく思っています。
冬休み前にお話ししたように、新しい年を迎えて、今年はこれをがんばろうという目標を立てた人も多いと思います。目標を立てただけで終わってしまうことのないように、目標を達成できるように続けてほしいと思います。
さて、今日は干支の話をします。今年の干支のうさぎではなく、去年の干支、虎に関係するお話です。ことわざに「虎の威を借る狐」という言葉があります。ちょっと難しいですね。
虎の威の「威」は威張ったり、人をおどしたりする態度です。「借る」は借りるの意味。ですから、この言葉は、虎のこわさを借りた狐、ということです。強い者の力を借りて威張ることをいいます。
こんなお話があります。あるとき虎に食べられそうになった狐が言いました。「私は天から百獣の王に選ばれている。私を食べると天罰がくだってしまうぞ。嘘だと思うなら私についてきなさい。」
そして、狐は虎を従えて歩き出します。すると、なんということか狐の姿を見た他の動物達はみんな逃げていくではありませんか。
でも、みなさんにはわかりますね。これは狐を見て逃げたのでなく、狐の後ろをついて歩く虎を見てみんな逃げ出したのですね。たくさんの動物が逃げる姿を見て、虎は狐の話を信じて食べるのをやめました。これが虎の威を借る狐というお話です。
これは、ドラえもんの中に出てくる、スネ夫がジャイアンと一緒に「そこどけ、そこどけー」と威張っているのと似てますね。
みなさんには、虎の威を借りるのではなく、一人一人が強い人になってもらいたいと思っています。強いというのは力が強いということではありません。強い心のことです。何事にも一生懸命取り組み、あきらめない強い心、少しのことではくじけない強い心です。
ドラえもんは、のび太くんをたびたび助けます。それはいつか強いのび太くんになってほしいからです。先生達やおうちの人は、みなさんのドラえもんです。困ったことがあれば助けるけれど、いつかみなさんが、さらに強い心を持ってくれることを願っています。
3か月経つとみなさんは一つ上の学年になります。学年が上がるごとに強い心を手に入れられるように毎日を大切に過ごして欲しいと思っています。
それでは、みなさんのこれからの活躍を期待しています。

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