最新更新日:2024/06/19 | |
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牛田の昆虫たち 〜エビガラスズメ〜写真の幼虫は、1年生が学級園で見つけました。かなり大型のイモムシのため興味はあるけど戸惑った様子だったので、扱い方などを伝えると、すぐにみんなの人気者になりました。17日(月)には、なんと5年生の先生たちが、図書室にいたのを発見しました。おそらく、蛹になる場所を探してうろうろし、どういう経路を辿ってか、図書まで行ってしまったようです。部屋の中で見ると、驚きますよね。外に連れ出してもらっていたので、おそらく土の中で蛹になれるでしょう。 1枚目の写真は、左が頭で、近くに見える脚は、3対6本で成虫の脚になります。右端の角が、尾角です。セスジスズメに比べると、かなり短く、とがった形をしています。腹の先からふんが出かかっているのが見えるでしょうか。2枚目は、ふんをしたところです。この黒い丸いふんの大きさで、幼虫の大きさも場所も分かります。野外で、採集をするときは、このふんや食痕といわれる葉を食べたあとを頼りに幼虫を探します。 3枚目は、エビガラスズメの成虫です。腹部の赤いラインがエビを連想させるためエビガラという名前がついています。2020年の標本です。今の時期、大きくなった幼虫を見かけることがあるかもしれません。迷っていたら、外に導いてあげてください。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |