最新更新日:2024/06/05 | |
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後期始業式どこの学年や学級でも、うなづいたり反応したりしながら校長先生のお話を夢中で聴く児童の姿が印象的でした。「後期もがんばろう!」という、前向きな気持ちが伝わってきます。 【校長先生のお話】 皆さんは、新たな目標を持ち、今日の始業式を迎えていますか。 あたらしい目標に向かって、夢に向かって、魅力ある人となるように、後期も一生懸命努力してください。先生方もしっかりとサポートしてくださいます。困ったことがあれば、何でも相談し、自分の力を大きく伸ばしてください。 また、6年生にとっては小学校生活が残り111日になりました。卒業する日に、6年生全員が充実した小学校生活だったといえるように、一日一日を大切にしてもらいたいと思います。 牛田小学校は、今から148年前の9月30日にできました。とても歴史のある学校です。148年間で牛田小学校を卒業した人は19391人です。 これは148年前の校舎の様子です。教室はとても小さな部屋で3つ教室がありました。この当時の主な乗り物を通してどんな生活をしていたのかを伝えます。人が車を引っ張って人を運んでいました。人力車と言います。 104年前の校舎と卒業生の様子です。先生の数は9人で子供の数は約350人でした。この当時の主な乗り物は馬車でした。 92年前の校舎です。運動場は戦争の訓練のために使われることがありました。戦争に行く人や戦争に必要な物を運ぶため、広島駅から宇品港まで鉄道が走っていました。 74年前の校舎です。原子爆弾で校舎が大きく壊れた後に建てられた校舎です。2階建てで18教室ありました。この当時、車が街中でも走るようになりました。 53年前の校舎です。鉄筋コンクリートで3階建ての校舎となりました。お家でも車を持つ人が増えてきました。 それから53年経った今、皆さんは、6階建ての素敵な校舎で学んでいます。 運転をしなくても自動で走る車が見られるようにもなりました。皆さんが活躍する10年後には、空を飛ぶ車が見られると言われています。 今、皆さんがこうして落ち着いて学ぶことができるのは、たくさんの先輩方が、賢くなるために一生懸命に学んできたからです。これを伝統といいます。皆さんが一生懸命に学び、一人一人の夢が叶えられる学校にしていきましょう。 また、学校をたくさんの方が支えてくださるからこそ、安心して学ぶことができています。 今日は、牛田小学校を支えてくださっている方の一人を紹介します。出口裕子さんです。 出口さんは、牛田小学校に25年間、毎月何度も学校に来てくださっています。出口さんが学校に来てくださる理由は、学校に花を飾ってくださっているからです。 出口さんに、なぜ、花を飾ってくださるのかを尋ねると、「皆さんが喜んでくださることが嬉しくてやっています。学校に来ると、いろいろな人に声をかけてもらえるので、人のあたたかさやつながりを感じ、自分の心が満たされています。お花は枯れたり、水やりの手間があったりするので、面倒だなという思いもありましたが、花のある学校にすることが当たり前になり、花がないと寂しいと思うようになりました。お花という天から授かったものを飾ることで、心が落ち着き明るい気持ちになっています。そんな花を子供たちや先生方が目にされることで、私と同じような気持ちになれたらと思い、花を飾っています。」 皆さんも出口さんが飾った花から元気や優しい心をもらいましょう。 最後に、後期は運動会があります。どのチームが協力し、一生懸命に取り組み、そして挨拶や掃除、廊下を走らないなどのマナーを守っているのかもしっかり見たいと思います。皆さんの活躍を楽しみにしています。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |