最新更新日:2024/04/19
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「明 浄 直」 明朗で、きれいな心を持ち、素直で実行力のある人になろう

平成30年度 広島市立高陽中学校 卒業証書授与式 式辞

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式辞に先立ち、昨年7月の豪雨災害では、広島県内外において多くの方の尊い命が失われました。ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。
 緑豊かな私たちの町、高陽の地も大きな被害を受け、その復旧、復興に地域を挙げての取り組みが続いています。私たちは、日常の生活を送ることのありがたさや、絆の大切さを再確認いたしました。
 一日も早い復興を願ってやみません。

式 辞

 穏やかな日差しが差し込み、春の陽気を感じることができるようになりました。本日は、高陽中学校第70回卒業証書授与式を挙行するにあたり、本校PTA会長 渡瀬 博文様、広島県議会議員 東 保幸様をはじめとして、多くのご来賓の皆さま、保護者の皆さまのご列席を賜り卒業生の門出を祝福できますことを本校教職員を代表いたしまして、深く感謝し、厚く御礼申し上げます。
 
 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。今日は皆さんが掲げた生徒会スローガン「いい味噌つくって味を確かめよう」の集大成の日でもあります。
 先ほど、晴れの舞台に立った皆さん、一人一人の顔を見て、卒業証書を授与いたしました。
 広島市の卒業証書は、原爆の子の像へ捧げられた折り鶴を再生したものです。平和の象徴であるヒロシマに捧げられた折り鶴を再生した証書を手にし、改めて世界の人々の平和への思いを継承して欲しいと思います。

さて、私は皆さんとは、平成29年の春、この高陽中学校で出会いました。冬には、兵庫県豊岡市へ修学旅行、スキー実習に同行しました。その時のあどけない笑顔が思い出されます。そして3年生となった今年度は、高陽中学校にとって創立70周年を迎えた年でもありました。
 悪天候のため2日間、順延となりましたが、「全力闘志」のテーマのもと、各色が団結してやり遂げた体育祭。10月に行われた文化祭では、素晴らしいパフォーマンス・発表ができ、テーマ「笑顔」に込められた想いが、心に響き、70周年記念にふさわしい文化祭を作り上げてくれました。
 本校の節目にあたり、最高学年として授業、行事、生徒会活動、部活動、ボランティア活動などに一生懸命に励む皆さんの姿が、本校の歴史に新たな1ページを残しました。
 様々な場面で見せてくれた3年生の姿が、1・2年生にとって、あこがれと目標を与えてくれたと思っています。
 そして何より、皆さんは、この高陽中学校をとても愛してくれました。
 本当に最後までありがとうございました。今こうして向かい合うと、皆さんの確かな成長を感じられます。

 卒業生の皆さんの門出にあたり、2つのことを話します。

 1つ目は「志高く生きて欲しい」ということです。
 冒頭にも触れましたが、7月に起きた「豪雨災害」は、高陽の歴史、皆さんの生活を大きく変えた未曾有の災害でした。
 あの大ピンチの時、私たちは、今、何をすべきか、真剣に考えて行動し、皆さんの力と共に地域の復興へ向けて力強く踏み出しました。
 また、市内各中学校からの支援、地域を問わず、復興のために、たくさんの人が集まりました。
 人とのつながりのありがたさ。温かさ。人が人のために尽くすことの大切さを強く感じました。それを見てきた皆さんだからこそ、自分は何をすべきか真剣に考え、人とのつながりを大切にし、人のために尽くす大人になるよう、「志」高く生きて欲しいと強く願います。

 2つ目は、「かけがえのない自分自身を大切に生きる」ことです。
 時代が、平成から新しい時代に向かって一歩一歩力強く進んでいます。グローバル化や情報化が進展する社会の中、将来の変化を予測することが困難な時代を前にした皆さんは「自分の道」を自分で開拓しなければなりません。
 「道」は歩くから道になります。歩かなければ道はできません。それぞれの進路で、自分の力、持ち味を伸ばそうと努力し学び続けながら「自分の道」を求めることが大切です。まず、「かけがえのない自分自身を大切に生きることです」。皆さん一人一人が持っている「良さ」をこれからの生活の中で、磨きながら「自分らしく生きていく努力を続けてください」。同時に、決して「学びから逃げてはいけません」。

 最後になりましたが、保護者の皆様に、一言、お礼を申し上げます。
 皆様の大切なお子様を、3年間お預かりして参りました。ご期待に添えなかった点も、多々あったと思いますが、生徒たちはたくましく成長し、今日の日を迎えることができました。これもひとえに保護者の皆様方の温かいご支援とご協力があったおかげだと深く感謝しております。  
 
 地域の皆様には、いつも生徒たちへの温かいご支援をいただき感謝申し上げます。私たち教職員は、この高陽中学校が地域の学校として、皆様のご期待にお応えできるよう、これからも 努めてまいります。今後ともご支援を宜しくお願いいたします。
 本日卒業いたします104名は、私たちのかけがえのない宝です。これからも地域の皆様に支えられて成長していきます。そして、未来の地域を支える人材として輝いてくれるはずです。今後も厳しく、温かい目で見守っていただきますようお願いいたします。

 卒業生の皆さん
 一生懸命、心を尽くして頑張れば、いつか必ず、結果はあらわれます。
 「人事を尽くして天命を待つ」
 皆さんの未来を信じて、式辞といたします。

   平成31年3月12日 広島市立高陽中学校長 芝山 潤一郎

平成30年度 修学旅行を終えて 校長挨拶

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 高陽中学校修学旅行団、無事この広
島の地に帰ってまいりました。
 天候にも恵まれ気持ち良く修学旅行
を終えることができました。みなさん
の日頃の行いが良かったからだと思い
ます。
 さて、みなさんはこの三日間の研修
や体験、そして集団行動によって多くのことを学んだと思います。今日の自分は昨日の自分と違っているのではないでしょうか。
 出発前、みなさんにお願いした「み・そ・あ・じ」の実践の場であること加え、次の三つのことをお願いしました。
 
 一つ プラス言葉を使う
 二つ きちんと人の話を聴く
 三つ 誰でも少しずつがまんする
 
 どれも良くできていたと思います。

 たとえば、写真の時並ぶのが速かったですね。食事の時、早く食べ終わっても、じっと待っていましたね。
 バスの中でのレク係の準備したゲーム、楽しかったですね。
 添乗員さん・インストラクターさんの話にもしっかり反応していましたね。室内での過ごし方、公共の場でのマナー等、高陽中学校の代表として恥ずかしくない行動ができ、みなさんの確かな成長を実感することができました。
 このようなみなさんと団長として一緒に修学旅行ができたことをうれしく思います。

 さあ、ここからは「心のスイッチ」の切り替えです。2月18日(月)〜試験週間・絆学習会が待っています。

 最後に、今回の修学旅行が、このように安全に、快適に、スムーズにできましたのは、近畿日本ツーリストの皆さんやサンショウ(写真屋)様、現地スタッフの皆様が準備やご配慮をしてくださったおかげです。心より感謝申し上げます。

「生徒会選挙」…生徒会役員選挙にあたって

 今日まで選挙活動を頑張ってくれた立候補者、推薦責任者の皆さん。お疲れ様でした。同時にありがとうございました。よく頑張りました。
 さて、今日の生徒会役員選挙には二つの大きな目的があります。
 まず一つ目の目的は、「みなさんの代表を誰にするのか。高陽中学校の未来を誰に託すのか」ということです。
 生徒会の役員に立候補し、自ら生徒会活動の運営に力を発揮しようと立候補してくれた生徒。あるいは、高陽中学校の生徒会活動を運営するために立候補してくれた生徒に責任を持って投票する。みなさんにとって二つの役割、責任があります。
 生徒会活動は生徒の自治活動であり、生徒会規約に則って運営されます。特に生徒会行事の運営にはみなさんが選出した生徒会役員が中心となって企画運営するもので、高陽中にとって有意義で活力の生まれる行事が作られることが望まれます。
 そのためにも「今回の生徒会選挙で代表を誰にするのか。高陽中学校の未来を誰に託すのか」大切な選挙なのです。投票するみなさんも生徒会活動をより良いものとなるよう真剣に考え、責任を持って投票してください。

 二つ目は、有権者(選挙権を持ち政治に参加する)の意識を持つきっかけにしてほしいということです。君たちが有権者となる年齢は今年20歳から18歳になりました。自らの意思を政治に反映させる日は、そう先の話ではないのです。それまでに政治に参加する意識が備わっていなければなりません。そのため、民主主義の基本である選挙を正しく理解できるよう、学校の生徒会役員選挙を実際の選挙に近い形で行います。選挙の告示をはじめ公正、円滑に選挙を進めるための選挙管理委員会の活動や、立候補者や応援者の選挙運動などを通して選挙活動を行うこと。また、投票は実際の選挙で使用している『投票箱』や『投票記載台』などの選挙用具を広島市選挙管理委員会からお借りして行います。
 これから迎える世の中は、技術の進歩やグローバル化(国境を越え、様々な国の人たちの考えや価値観を地球規模で考えていく)がますます進行する社会となります。社会科の授業はもとより、新聞やニュースなど様々な情報から、何が大切なのか、しっかりとした自分の意思が持てるように成ってほしいと思います。今回の生徒会選挙が有権者としての心がけを作るきっかけになることを願っています。

「文化祭」 学校長あいさつ

「文化祭」 開会式ごあいさつ

 今年度の文化祭も保護者の皆様、地域・OGの皆様にも参加していただき、まちぐるみによる文化祭となった事を大変うれしく思います。
 さて、生徒のみなさん今年の文化祭のテーマは「笑顔」です。
 このテーマのもと、全員が一丸となって文化祭を成功させましょう。そして今日1日が心に残る秋の日になることを期待しています。
 また、この文化祭では、「人前で発表する力」はもちろんですが、「見たり」「聴いたりする」側のマナーを学ぶ場でもあります。
 全ての行事が終了したとき、この会場が笑顔で包まれていることを願っています。
 終わりになりましたが、保護者・地域の皆様、本日は早朝より御来校いただき、誠にありがとうございます。どうぞ最後までご覧いただき、ご声援くださいますようお願いいたします。なお、今日一日、高陽郷土史館を開館しております。あわせてご案内い申し上げ、開会のごあいさつとさせていただきます。

10月12日(金)11月行事を更新しました。

 詳しくは、右サイドメニューの行事予定からご覧下さい。

「体育祭」来賓あいさつ・学校長あいさつ

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「体育祭 開会式」 来賓あいさつ 
 
 第59回体育祭の開催、誠におめでとうございます。
 7月の大雨により、この高陽中学校区においても多くの被害が発生しました。生徒の皆さんも、学校も休校が続き、これまで当たり前だった生活がすっかりと変わり、不安で一杯だったかと思いますが、学校が再開し、こうして体育祭が開催できることに感謝をし、取り組んでいただければと思います。そして、今年のスローガンは「全力闘志」と聞いておりますが、この体育祭において、全力で”覇気”のある強い思いをぶつけていただきたいと願っています。そうすることでこの体育祭が「ド・ド・ドォー!」と、盛り上がることを期待しています。そして、みなさんの頑張りが、ご来場いただいているみなさんに、最高の「元気」を届けてくれるものと信じています。
 暑い中ではありますが、けがのないよう「全力闘志」で頑張ってください!

                       広島市立高陽中学校
                       PTA会長 渡瀬 博文


「体育祭 開会式」 学校長あいさつ

 みなさん、おはようございます。
 ご来賓の皆様、保護者の皆様、そして地域の皆様には、早朝よりお越しいただき、第59回体育祭が開催できますことを心から感謝申し上げます。
 さて、生徒の皆さん、今年の体育祭は天候に恵まれず、大雨警報による「臨時休校措置」を含め、2日間の順延となりました。今朝は、曇り空とはなりましたが、みなさんが心待ちにしていた体育祭当日を迎えました。今年のスローガンは「全力闘志」です。今日は、厳しい暑さの中「全力」で取り組んできた練習の成果を余すことなく発揮し、このグラウンドに皆さんの笑顔と闘志ある姿が見られることを楽しみにしています。みなさん、心に残る一日にしましょう。
7月には豪雨災害、記録尽くしの暑さとなった今年の夏でしたが、たくさんの方々の温かなご支援を受けて、生徒たちは元気に明るく、ここまで頑張ることができました。生徒たちは、地域の復興、学校の再開に向け、支えてくださった全ての方々へ感謝の気持ちを込めて今日一日全力を尽くしてくれるはずです。どうぞ最後まで、温かい御声援をよろしくお願いいたします。
 最後になりましたが、近隣の皆様には、先日来、練習や準備等で、ご迷惑をおかけしております。ご理解を賜りましたこと厚く御礼申し上げ、開会のごあいさつといたします。

                        広島市立高陽中学校
                        校 長 芝山 潤一郎


「夏期休業日」を迎えるにあたって

 先ほど、「まちこみメール」「Webページ」でお知らせいたしましたとおり、明日7月18日(水)〜8月19日(日)まで『夏期休業日』といたします。
 西日本豪雨から11日が過ぎようとしていますが、被災された方々におきましては、心からお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
現在、校区内の避難指示・避難勧告は解除されておりますが、被災地域の復興状況、通学における交通手段の確保等、日常を取り戻すには、まだ少し時間がかかると考えております。

 夏期休業日を迎えるにあたり、生徒のみなさんにお願いしたいこと、考えてほしいことがあります。
 それは、皆さんが中学生だった「この夏のこと」を忘れないでほしいということです。
 「命」を守ること、そしてその「命」を守るために多くの人たちが立ち上がっていることです。ここ高陽中学校区においても被災された方々とともに、被災地の復興に向けて手を携えて活動してくださる多くの保護者、地域の皆様、ボランティア、行政、企業の方々など、実に多くの人たちが、現在この時も懸命の努力をされています。
 皆さんも改めて今、自分に何ができるかをぜひ考えてみてください。義援金を寄付したり、電気やエネルギーの節約に努めたりと様々あります。学校で学習できる「ありがたさ」を感じている人もいるかもしれません。あたりまえの日常を「幸せ」ととらえ直し、自分ができることを精一杯する。皆さんの前向きな意識や行動する元気な姿が、被災地で暮らす人々を、この地域を元気にしていくのであり、今後も大切なのだと思います。
 さて、こうした中、地元小学校に出向いて、ボランティア活動に参加する生徒のみなさんが多くいました。すばらしい行為として感動するとともに、深く感謝します。
 3年生にとっては最後の夏(部活動)になります。限られた時間の中での活動となりますが、感謝と誇りを力に変え、市大会出場を目指し、躍動し続けてほしいと思います。
 
 今年の夏は、猛暑、酷暑が予想されます。皆様、なにとぞご自愛ください。8月19日(日)までの『夏期休業中』、健康で安全で有意義な時間が持てますことを願い、ごあいさつとさせていただきます。

                       広島市立高陽中学校
                       校 長 芝山 潤一郎
                       教職員一同

平成30年度「ごあいさつ」

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広島市立高陽中学校「Webページ」にお越しいただき、誠にありがとうございます。
 本校は、昭和24年に狩小川・深川・落合・口田・福木の5か村組合立の学校として創立しました。その後、昭和30年に狩小川・深川・落合・口田の4か村が合併し、高陽町が誕生し、高陽町立高陽中学校と校名を変更しました。さらに昭和48年の広島市との合併に伴い、広島市立高陽中学校として現在に至っております。昭和51年に落合中学校が分離開校するまでは、高陽町内唯一の中学校であったことから、安佐北区内で多くの卒業生が活躍しておられます。毎年、同窓会が開催されるなど、同窓会活動が盛んなことも大きな特色です。また、校内敷地内には、生徒・保護者・地域のみなさんが苦労して収集された民具や史料などを収蔵展示している高陽郷土史館(昭和44年開館)があり、学校の宝となっています。
今年度より、 河内琢爾 前校長先生の後を引き継ぎ、4月に校長を拝命いたしました。112名の新入生を迎え、平成30年度がスタートいたしました。生徒たちも年度始めの新しい出発に期待・不安・緊張感もあったようですが、学校内では、爽やかで気持ちの良いあいさつが交わされ、日々の学校生活を頑張っています。
『明・浄・直』明朗で、きれいな心を持ち、素直で、実行力のある人になろう。「豊かな人間性を持ち、自ら考え、正しく判断し、行動できる生徒の育成」という本校教育目標のもとに、今まで多くの生徒や諸先輩方により築かれ、地域に育てられてきた素晴らしい伝統を継承し、さらに本校教育の一層の発展、生徒の健全な成長のために精一杯努力してまいります。
今後とも、皆様のご意見を頂戴しながら、学校、家庭、地域が一体となって、教育活動の一層の充実・発展に努めてまいりたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
                 第16代校長 芝山 潤一郎
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学校行事
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4/4 安全点検

学校より

広島市立高陽中学校
住所:広島県広島市安佐北区深川六丁目22-6
TEL:082-842-0022