令和３年３月２５日　修了式　挨拶　高陽中学校

全ての１・２年生の今年度の教育課程を全て終了したことを、認め、皆さんの進級を認定します。
今年度を振り返ると、コロナウイルスの感染拡大により、皆さん、家族、世界中でそれぞれが、不安を抱えながら過ごしてきました。ようやくワクチン接種も始まりましたが、感染リスクをゼロにすることは極めて困難な状況です。
まだ、『誰が感染しても不思議ではない』という状態は、今後、しばらくの間続きます。
でも、皆さんが、マスクの着用や手洗いといった基本的なことを、粘り強く続けたことによると思われますが、高陽中での感染者はゼロになっていることに心より感謝します。
ところで、皆さん、前期終業式で話をしたことを、覚えていますか？　
皆さんは、多くの人に支えられて、過ごしてきたはずです。今もです。だから、一区切り、今日、一年の終わりに「ありがとうございました」という言葉がよく似合うと思いませんか？　
笑顔を忘れず、思いやりや感謝の気持ちを行動に移してみませんか。
身近な家族や友人などに、少し勇気をもって、「ありがとう」という言葉を発してみてください。担任の先生に「一年ありがとうございました」。部活が終わった後、顧問の先生に「一年ありがとうございました」。家に帰った時、家族に、「一年が無事に終わりました。ありがとうございました」と言ってみてください。びっくりされるかもしれません。でも、きっと言った方も、言われた方も温かい気持ちになれるはずです。と言うようなことを皆さんに伝えました。覚えていますか？
実際、耳にし、心温まりました。なんか少し力が沸いきたような感じがしました。うれしかったです。元気になりました。
今日で学校の一年、令和２年度は終わりますが、皆さんを支えてくれた人たちへの感謝の気持ちを忘れずに、新しい、令和３年度を迎えてください。お願いします。
ここで皆さんに、改めて伝えます。「ありがとうございました」。
皆さんの新たな次の年へ、元気で明るいあいさつが交わされている姿を期待して、修了式の挨拶とします。　　終わります。