いつも生徒のことを第一に思って行動されていた校長先生。イベントでは生徒達と一緒に楽しみながら喜び、また、悩んでいるときは元気が出るよう心から励まされました。
　生徒の手による国中づくりが行き詰まる危機にあったときは、本気で叱ってくださった校長先生との別れに、生徒たちも寂しさを感じていました。
　最後、校長先生と生徒の大きな「国中コール」で退場される様子はとても印象的でした。

　校長先生のお話から…大好きな国泰寺中学校で、やりがいのある教員生活を終わることが出来、とてもうれしく思います。
　生徒のみなさんは誇りをもって自分の人生をかっこよく生きてほしいです。
　そして、これからも「生徒の手による国中」をつくっていってください。
　
　「国中コール！！」
　「行け行け　国中」　「頑張れ　国中」　「負けるな　国中」　「笑顔だ　国中」

　ご卒業、おめでとうございます。
　厳粛なムードの中での卒業式でした。
　美しく大きな卒業生の歌声は在校生の励みとなると思います。これからはこの国泰寺中学校で得た思い出を糧にそれぞれの未来へと羽ばたいてください。
　
　広島市長　松井一實　様からは、生徒会活動の取り組みが評価され、受賞した「広島市民賞」や「広島グッドチャレンジ賞」のこと、人を思いやる気持ちや善いことを実践できるたくましい心、主体的な行動力を身に付けていくことの大切さ、そして広島で育ったことに誇りを持つ意味を卒業のお祝いと共にお話していただきました。

　校長先生からは、国泰寺中学校の「三本の矢」となる国中スピリッツ　校訓「実行の人」・「高志」・「校歌」をこれからの新たな船出にあたって心に持ち続け、国泰寺中学校の卒業生であることを誇りとして、夢と希望に満ちた、明るい人生を歩んでほしいという願いを込めた祝辞でした。

「写真　左」　一人ひとりが呼名に力強く答える様子は在校生のすばらしい手本となりました。
「写真　中央」卒業生の合唱は胸に響きました。
「写真　右」　式後の最後の学活は多くの保護者の方に見守られ、温かなムードでした。

　予行練習では、卒業生の呼名に対する力強い返事や合唱で美しく大きな歌声が高志館に響きました。
　１,２年生はお世話になった先輩たちに感謝し応援する気持ちを込めて、３年生は在校生に託す新しい未来へと羽ばたく希望を込めて、予行に励んでいるように思いました。
　
平成24年度　第64回　卒業証書授与式　
　日時：平成25年3月12日（火）　午前9時30分
　式場：広島市立国泰寺中学校　高志館