最新更新日:2024/04/23
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違うからこそどちらもいいね あなたと私

3月1日 感謝の思いを込めて

 まだまだ寒い日もありますが,校庭に咲き誇る梅の花に春の温かさを感じます。
 令和3年度も最終月となりました。校舎内を回ると,算数の問題を考えていたり,図工の作品を仕上げていたり,学年末のテストに取り組んでいたりと,子どもたちは学習に励んでいます。その様子から,学習がまとめの時期になっていることを感じます。6年生の教室では,卒業制作のオルゴール作りや卒業文集の下書きなど,卒業に向けた準備が着々と進んでいます。
 今年度は4月に「挑戦」という言葉を掲げて取り組んできました。途中であきらめかけたりくじけたりしそうになっても,仲間の存在や励ましが力となり,乗り越えようと努力する子どもたちの姿がありました。困っている友達の存在に気付いて知らせる子どもたちの姿もありました。新型コロナウイルスで今年も例年通りのことができませんでしたが,思いやりや優しさは今の矢野南っ子たちに着実に受け継がれています。私たち教職員も,コロナ禍でできることを考え知恵を出し合い,最良と思う方法を模索してきましたが,保護者の皆様には学校の取組を直接見ていただく機会が減ってしまったことを,申し訳なく思っています。
 一方で,多くの方にご支援をいただき,この1年を送ることができました。PTA役員の皆様をはじめ,登下校の見守りや野菜の栽培・収穫にご協力いただいた地域の皆様,各ボランティアの皆様,出前授業の講師の皆様。何より保護者の皆様には,ご家庭で日々の準備や言葉かけ等で多大なご理解とご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
 6年生は18日に卒業式を迎えます。1年生から5年生は25日が修了式です。これまでの学びと成長を振り返りながら,次の学年に向けての準備を進めてまいります。

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2月1日 睦月から如月へ

 今日から2月です。3日は「節分」,そして4日は「立春」となり,暦の上では春の到来です。これからの2か月は,樹木の生長に例えると,春になって開花していくための大事な準備期間であるといえます。矢野南小学校の一見枯れ木に見える幹や枝も,その内側では芽吹く準備を着々と進めています。冬の間に蓄えてきた養分によって春に美しい花を咲かせることができるよう,今のこの時期を大切にしていきます。
 コロナ禍にもかかわらず,子どもたちは何事にも一生懸命に取り組もうとする姿,友達と力を合わせて頑張り,喜びを分かち合おうとする姿を見せてくれています。そんな子どもたちの姿に負けないよう,私たち教職員もたくさんの栄養を蓄えていきたいと思います。
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1月7日 新年あけましておめでとうございます。

 令和4年,2022年がスタートしました。冬休みが終わり,子どもたちの元気な声が戻ってきました。1月からの3か月間は各学年のまとめの時期であり,4月からの進学・進級の準備期間となります。子どもたちには目標をしっかりともって活動し,一日一日を大切に過ごしてほしいと願っています。
 令和4年も子どもたちが安心・安全に学校生活を送ることができるよう,教職員一同努力してまいります。保護者の皆様,地域の皆様の一層のご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。
〈今年は寅(壬寅)(みずのえとら)年〉
 寅は十二支の3番目で,子年にまいた種が芽を出して,新しい成長の礎になる時期と言われています。子どもたちの多様な可能性を信じ,それを伸ばし育てていくことで,大きな成長につなげていきたいと思います。

学校だより12月号より 「感謝の会」を行いました

 11月24日(水)、日頃ボランティアとして子どもたちの安全を見守ってくださっている方々へ、感謝の思いを伝える「感謝の会」がありました。今年はコロナ対応のため、代表で7名の方をお呼びして、テレビ放送で行いました。
 今から16年前、2005年11月22日、矢野西小学校1年生の木下あいりさんが下校中に誘拐され、尊い命が奪われるという痛ましい事件が起こりました。二度と悲しい事件を繰り返してはならないと、多くの地域の方や保護者の方々が、今日までずっと見守りを続けてくださっています。
 「感謝の会」では全員で黙とうを捧げ、冥福を祈りました。そして、6年生の代表児童が「人ごとのように思わず自分のこととして、自分の命を守るためにはまず何ができるのかを考え行動していきたい。」と述べ、感謝の言葉と共にペンダントを渡しました。青少協会長の山根さんからは、「みんなが安心して登下校できるように、放課後や休みの日も安心して遊べるように、地域も保護者もみんなであなたたちを見守りしています。」というお言葉をいただきました。
 これからも自分の命は自分で守ること、見守ってくださっている方々に感謝の気持ちをもつことを大事にしながら子どもたちを育ててまいります。

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「南っ子の秋」

 秋のさわやかな晴天のもと,令和3年度の運動会を開催しました。今年のスローガン「ためて解放 南っ子」を掲げ,心も体も解放させて,力いっぱい競技や演技をしました。特に6年生は,南っ子のリーダーとして運動会を立派に運営しました。5年生は見事なサポートぶりを発揮していました。そのような姿を下学年はあこがれのまなざしで見つめていました。こうして矢野南小の運動会の歴史は引き継がれていくのだと思います。保護者の皆様には,あたたかい応援をたくさんいただき,ありがとうございました。運動会を経験した子どもたちは,また一つたくましく成長したと同時に,困難を共に乗り越えた大きな仲間となりました。この頑張りがさらに様々な取組につながっていくことを願っています。
 さて,今年の5月に6年生を対象に全国学力・学習状況調査を行いました。その結果から,「友達と話し合うとき友達の話や意見を最後まで聞くことができる」,「友達と協力するのは楽しいと感じる」,という児童の割合が非常に高いことが分かりました。これは,本校が大切にしてきた「『違いを認め,互いに寄り添う』授業づくり」の取組の成果が大きいと言えます。自分との考えや思いの違いに気付きながらきき合う授業,班や学級の友達と相互に関わり合う授業は,一人一人の存在や思いを大切にするという本校が目指す平和教育の根幹をなしていると言えます。
 11月11日は,矢野中学校区(矢野中学校,矢野小学校,矢野西小学校,矢野南小学校)の教員が本校に集まり,授業研究会を行います。2年生算数科,3年生理科,5年生国語科の授業を公開します。他校の先生方に,仲間と共に磨き合いながら生き生きと授業に参加する子どもたちの様子をみていただきたいと思います。
 11月19日〜20日は5年生の野外活動,そして29日には土曜参観が予定されています。子どもたちが節目節目で自分の成長を確かめながらさらに伸びていけるよう,「南っ子の秋」を充実させてまいります。

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10月「食欲の秋」

 暑かった夏も終わりを告げ,季節は「秋」へと移り変わっています。「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」・・・といいますが,やはり「食欲の秋」を欠かすことはできません。
 学校給食では「秋」をテーマにした献立が登場しました。9月21日に,行事食として「お月見」メニューの月見汁が給食に出ました。その日はちょうど「中秋の名月」でした。ご家庭でもお団子を用意されましたか。
 学校では,給食を通して,豊かな心情をはぐくむ食習慣の形成と,食を通した自然や文化,社会を見る力の育成を目指しています。そのため,日々の給食指導の充実,地場産物の活用,食育と教科等の関連指導を図っています。
 本校でも給食調理員が力を合わせ,子どもたちの笑顔を思い浮かべながら給食をつくっています。給食時間には,給食委員会の児童が日々の献立とひとくちメモをお知らせしています。今は新型コロナウイルスの対応で「黙食」となっていますが,子どもたちがおいしそうに給食を食べている様子を見てうれしく思っています。今後も,おいしく,楽しく,感謝して給食を食べることができるよう,食育を推進してまいります。

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9月1日 日頃の備えを大切に

 今年の夏も、全国各地で大雨による災害が発生しました。広島県内においても、7月から8月中旬にかけて記録的大雨に見舞われました。テレビや新聞による報道を見て、胸がしめつけられる思いです。本校も、体育館に避難所が開設されました。
 学校では、災害や事件・事故、感染症対策など様々な取組を進め、子どもたちが安心、安全に生活し、学ぶ環境を整えています。今年度も新型コロナウイルス感染防止のために取組は制限されますが、命を守る学習として、火災発生を想定した避難訓練について学んだり、緊急時に備えて班別集団下校を行ったりしました。7月には土砂災害防災学習も行いました。また、水泳の授業はありませんでしたが、水の危険性について知り、自分の身を守る学習を各学級で実施しました。
 登下校時には、保護者や地域の多くの方々に、子どもたちの安全を見守っていただいています。ありがとうございます。
 8月27日より、広島県は新型コロナウイルス対応のための 緊急事態宣言が発令されました。これからも、感染症対策、災害の備えや日々の見守りにおいて、学校と保護者、地域の皆様と協力していくことが大切であると考えています。子どもたちが笑顔で過ごすことができるよう、ひき続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。  
                         学校長 新 田 美 穂

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7月 「ゲンの麦刈り」から平和へ

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 4年生が心をこめて育ててきた「ゲンの麦」が、いよいよ刈り取りの時を迎えます。矢野南小学校での収穫は、今年で9年目となります。昨年は麦の実りが思わしくなく、「麦じい」こと、麦栽培のサポートをしてくださる沖本さんが、夏休みに新しい畑を作ってくださいました。大切に育ててきましたが、残念ながら今年も思うように実りませんでした。
 4年生は、3年生の時の平和学習で、「はだしのゲン」の苦しくても真っすぐに伸びる麦のような生き方を学びました。たとえ麦が実らなくても、子どもたちは平和を手づくりすることを学び、命や気持ちを大事にする心を育んできました。書写では「麦」という字を力強く書きました。被爆樹木についても調べていきます。ゲンの生き方から学んだことを様々な場で生かし、心も体も成長させていきながら、節目となる「二分の一成人式」を行って5年生へと進級していきます。
 他の学年においても、矢野南小学校の「平和プログラム」を栄養にして、命の大切さと平和への思いをふくらませています。7月14日の平和集会、8月6日の平和のつどいでは全校で思いを共有し、各学年の取組を発信します。子どもたちと平和への歩みを一歩ずつ進めていきます。

6月 朝の風景

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 「おはようございます。」のあいさつと共に,矢野南小学校の子どもたちはそれぞれの学年の靴箱へと向かいます。晴れた日は,グラウンドに出て元気に遊びます。
 登校して来た1年生は,6年生が遊んでいる場所を通って靴箱に行きます。知り合いの6年生を見つけて駆け寄って行くと,6年生は優しく頭をなでたり抱きしめたり。1年生は笑顔でいっぱいになります。友だちとトラブルになって泣きながら登校して来た時には,自分たちの遊びをやめて話を聞き,相手の友だちと仲直りの握手をさせていることもありました。
 このような6年生の姿を見る時,矢野南小学校に受け継がれてきた「優しさ」を感じずにはいられません。私たち教職員も,子どもたちの心に宿る「優しさ」を大切に育てていきたいと思います。
 さて,今日から6月です。緊急事態宣言が20日まで延長されました。学校では,感染防止対策をさらに徹底し,子どもたちの毎日が充実していくよう力を尽くしてまいります。保護者の皆さまのご理解,ご協力をよろしくお願いいたします。

麦で育てる心

 「麦秋」―麦の秋と書くことから,この言葉は秋のころを思い浮かべますが,実は,麦が実り熟する5月〜6月のころを指します。
 今,学校の屋上にある「みのりの庭」では,青々とした「はだしのゲンの麦」の穂があたたかな風に揺れ,来月行われる収穫の時を待っています。この麦は,毎年4年生が3年生の頃から約1年間,小さな種から金色の麦になるまで育てています。先日は,4年生全員で麦の畑に鳥よけのネットを張りました。
 きびしい寒さの中でも芽を出し,まっすぐに伸びる麦。矢野南小学校の子どもたちが麦のように元気にたくましく,そして命を大切に育ってほしいと願っています。
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新しいスタートの時

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 一斉に咲き誇る色とりどりの花が,新しいスタートの時を告げています。そして,平和の森の被爆樹木2世たち(サクラ・ナツミカン・アオギリ)も新しい芽を出しています。
 矢野南小学校は,創立24周年も迎えました。令和3年度は,明日1年生38名を迎え,全校児童308名となります。今年度は10名の教職員が就任し,矢野南小学校に新しい風が吹いています。
 学校教育目標「違いを認め合い 平和を希求する 子どもの育成」をもとに,子どもたちが自分のよさを知り,自信と誇りをもって毎日を過ごしていけるよう,教職員一丸となって指導にあたってまいります。
 保護者や地域の皆様方の一層のご支援とご協力をお願いいたします。
                      学校長 新田 美穂

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広島市立矢野南小学校
住所:広島県広島市安芸区矢野南四丁目17-1
TEL:082-888-6811