６年生が、待ちに待った修学旅行に行ってきました。出発前、３〜５年生のきこえの子どもたちは、６年生の無事を願って、また、「楽しんで行って来てね。」という気持ちを込めて、プレゼントを贈りました。
　プレゼントは、折り紙のお花や、お守りなど、一人一人が自分で考えたものを、心を込めてつくっていました。そして、プレゼントを渡す際には、５年生のリーダーが、「気を付けて、楽しんで行って来てください。」と、みんなを代表して、メッセージを伝えました。
　６年生は驚きながらも、嬉しそうにプレゼントを受け取っていました。

　きこえの教室では、８月２７日（水）に「夏のお楽しみ会」を行いました。今回は、「みんなで協力してソーメンチャンプルーをつくろう」との目標の下、３つのグループに分かれ、具材などについて話し合い、当日に臨みました。
　事前の話し合いでは、６年生がそれぞれリーダーとなり、進行しました。まずは、具材についての話し合いです。そこでは、みんなの好みの食材が違い、話し合いがしばし滞ってしまうことがありました。そんなとき、リーダーが、「みんなの好きなもので良いよ。」と譲ったのです。すると、「ちょっと苦手だけど頑張ってみようかな。」と仲間たちからも前向きな声が上がり始めました。リーダーの優しさに触れ、「ちょっと我慢してみよう。」という気持ちになることができたようです。早速、協力し合い、良いスタートを切ることができました。続いて、チームのネーミングを考えました。それぞれ自分の考えを出し合った後、みんなの意見を合わせ、上手く一つにまとめ、味のあるネーミングにすることができました。
　当日は、野菜を包丁で切るのに四苦八苦している仲間に気付いたリーダーは、「小さく切るといいよ。」と優しく声を掛けていました。それを見た５年生の仲間も加わって、「猫の手にするんよ。」と切り方のこつを実演しつつ、伝授していました。教えてもらった下級生の仲間は、先輩の手際良く切っている姿に尊敬の眼差しを向けつつ、早速「猫の手」にチャレンジしていました。
　みんなで丹精こめて作ったソーメンチャンプルーは、最高の出来栄えだったようです。