最新更新日:2024/04/25
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志を高くもち,心豊かで,あきらめない子どもを育てる

令和5年度を迎えて

 広島市立狩小川小学校は,明治42年(1909年)9月1日,狩小川尋常小学校として開校し,今年度,創立115年を迎えます。令和5年度の児童数は,新1年生21名を加え,総勢150名,9学級(特別支援学級3学級を含む)となっています。
 本校の学校教育目標は「志を高くもち,心豊かで,あきらめない子どもを育てる」として,子どもの発達段階に応じた「基礎的基本的な力(学力)」の確実な定着,生活行動の改善で「健やかな体(体力)」の育成,「認め合い,支え合う関係(生活力)」の醸成等の取組を積み重ねています。
 一人一人の子どもに充実感や達成感を体感させることで,主体性が生まれ,将来の夢を具現化して,「志」を高くもつことになり,生活基盤が安定することで,何気ない日常にありがたみや幸福館を感じることで,「心豊か」になり,自信をつけることで自尊感情が高まれば,「あきらめない」強さを持つことにつながるものと考えています。
 そこで,学校においては,目標を達成するための教育,育ててくれている地域や人々に感謝するとともに,貢献できる教育等が不可欠となるのです。日々の学習では,「探求型」の学習を効果的に取り入れ,「主体的な学び」「対話的な学び」「課題発見・解決の学び」の3つの要素を兼ね備えた「豊かで深い学び」を実践することとしています。子どもたちが「なぜだろう。」と疑問をもち,「知りたい。できるようになりたい。」と主体的に取り組むようになれば,「わかった。できた。」等を体感することにつながるはずです。本校教育の充実・発展のためにも,保護者・地域の皆様,御理解・御協力をよろしくお願いいたします。

《目指す学校像》
・活力のある学校(主体的に,意欲的にものごとに取り組んでいる。)
・安全・安心で,信頼される学校(子どもたちの居場所や拠り所がある。)
・美しく落ち着いた環境の学校(整理整頓がなされ,集中している。)
・”まちぐるみ”教育を推進する学校(学校運営協議会等と方針を共有する。)

《目指す学校像》
・よく考える子(根拠を持って解決することができる。)
・思いやりのある子(気持ちを考え寄り添うことができる。)
・たくましい子(あきらめずに最後までやり切ることができる。)
・地域を大切にする子(地域の良さがわかり,誇りに思うことができる。)

《目指す教師像》
・(自立・自律)学校経営計画に基づき,職務を誠実に遂行する。
・(協働)「チーム」の一員として協働し,質の高い教育を実践する。
・(向上)指導者としての資質向上を図り,人間性を豊かにする。
・(規範)観られていることを意識した言動を心掛け,自己改善を推進する。

 子どもは,周りにいる大人の言動から,様々なことを学習し,身に付けていきます。そのため,周りにいる大人は,よき手本とならなければなりません。私たち大人が,子どもにとって,「あこがれ」や「目標」となれるよう,常に観られている意識をもち,説明できない言動,説明に苦慮する言動等を慎み,自らを律する必要があります。「大人は子どもの教育環境」を推進してまいりますので,お願い申しあげます。
                        (校長 白石 隆)

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広島市立狩小川小学校
住所:広島県広島市安佐北区上深川町1345
TEL:082-844-0023