今年度の本校の研究テーマは、「わかる！つながる！算数科の授業づくり」で、取組としては2年目になります。
　今年度の副題は、『「わかったつもり」を「わかる」に変える協働的な学び』とし、集団解決の場面で、学習課題について、どのように考えたのか、既習事項を基に式や図、表、グラフなどを使って子ども達が考え、互いの考えを交流し合いながら学びを深めていくことを目指しています。
　子ども達は、算数の説明名人を目指して、日々頑張って取り組んでいます。

　１年生の給食の配膳は、６年生が担当しています。４時間目の授業が終わると、６年生はすぐに給食着に着替えて１年生教室に向かいます。１年生が少しでも早く給食を食べることができるように頑張って取り組んでくれています。１年生もとても静かに待つことができていて、素晴らしいです。

　４月３０日に、１回目の避難訓練を行いました。
　子ども達は、「避難時の４原則」（１，おさない　２，はしらない　３，しゃべらない　４，もどらない）を守って避難することができました。特に、６年生の参加態度は群を抜いて素晴らしく、避難場所となっているグラウンドで、静かに素早く整列し、サッと座って下学年の手本となりました。さすが、井口台小を牽引する６年生です。頼もしい限りです。

　放課後、先生達が集まって研修をしています。今年度も、算数の学力向上に向けて、授業改善を進めていきます。この日は、先生達で目指す児童像を共有し、授業改善に向けて取り組んでいくことを確認し合いました。

　１年生は、今日からひらがなの学習です。最初の字は「あ」です。ゆっくりと書き順や形に気を付けながら、大きく丁寧に書いていました。

　入学したばかりの１年生は、毎日５つのグループに分かれて下校しています。通学路別に赤コース、青コース、緑コース、黄コースに分かれ、さらに、放課後児童クラブに行く子ども達はピンクコースに入り、各コースごとに先生達が引率し、下校しています。

　４月になり、最高学年に進級した６年生の子ども達は、さっそく入学式の会場づくりや入学式のリハーサルに真剣に取り組み、力を発揮しています。井口台小学校のリーダーとして、今後の活躍も楽しみです。

　正門から校舎に向かう坂道の両側にある花壇では、今、芝桜が満開の時を迎えています。目にも鮮やかなピンクの花が咲き誇る中、子ども達は元気に登校しています。

　４月９日（水）に、令和７年度広島市立井口台小学校第４２回入学式を行い、４１名の新１年生が入学しました。入学式には６年生も参加し、１年生を後ろから温かく見守っていました。６年生の代表児童が挨拶をした後、１年生は、「ドキドキドン１年生」を大きな声で元気よく歌ってくれました。
　６年生は、これから１年生とペアになって、いろいろな場面で１年生のサポートをしてくれることと思います。

　ホームページをご覧いただきありがとうございます。　
　井口台小学校は昭和５９年に井口小学校より分離開校し、本年度で４２年目を迎えます。
　現在学級数は１７で、３１２名（４月１日現在）の児童が在籍しています。標高約１１０ｍに位置しているため眺めがよく、全教室からは瀬戸内海に浮かぶ島々を望むことができます。校歌でも歌われている標高３１２ｍの「鈴が峰」が学校の北東の位置にあり、佐伯区と西区を隔てています。
　本校では校訓「やさしく・つよく・正しく」を目指す子ども像として掲げ、学校教育目標を「豊かなつながりの中で、他者を価値ある存在として認め、共に助け合い、協力できる子どもの育成」として、子ども同士が互いに認め合い、関わり合い、学び合うことができるよう、教職員一同、日々教育活動に取り組んでいます。
　子どもたちの健やかな成長のため、保護者・地域の皆様と連携して、信頼される学校づくりに努めてまいります。今後とも本校教育活動にご理解とご協力をお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　広島市立井口台小学校　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　校長　新田　智子