最新更新日:2024/04/19 | |
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G7サミットについてG7サミットとは、世界をリードする7つの国とヨーロッパの国をまとめているEUという組織の代表者が集まり、世界で起こる様々な問題の解決に向けて話し合う会議のことをいいます。 皆さんは、G7サミットに参加する国と参加国のリーダーの名前を覚えましたか。 世界をリードする国のリーダーが来られるので、たくさんの方々が、世界各地から広島に来られます。 国のリーダーの家族やリーダーを支える人、それぞれの国のテレビ局や新聞社の人、各国のリーダーを守る警察官など、2万人近くの人が、このサミットで広島に来られると言われています。 広島でサミットが行われるのは、なぜでしょうか。 世界では戦争が起こっています。もしかしたら、原爆のような核兵器が使われるのではないかという不安な状況になっています。 そのため、日本の岸田首相は、原爆によって多くの命が奪われた広島ほど、二度と核兵器を使ってはいけないことや平和の大切さを訴えられる場所はないと考えられ、広島でサミットが行われることになりました。 4月3日、牛田小学校の卒業生である小倉桂子さんがテレビ局の取材で学校に来られました。小倉さんは、約40年間、毎年2,000人の広島に来られる外国の方々に、原爆の被害について話をしておられます。 サミットのリーダーに伝えたい小倉さんの思いを、皆さんに紹介します。 「今、世界では戦争が起こっていて、核兵器を使うかもしれません。このことを考えると泣きそうな思いになります。でも、あきらめません。外国の方々が原爆被害のことを知ることで、核兵器は二度と使ってはいけない誓う姿をたくさん見てきたからです。 広島に集まるG7のリーダーの皆さんには、被爆者の声を聞いてほしいのですが、まずは、資料館で遺品を見てほしいです。黒焦げの弁当箱の向こうには食べられないまま焼かれた子、作った母親がいます。リーダーの皆さんには広島で想像力を膨らませて「こうしてはいられない」と考え直す機会にしてほしいのです。 サミットを通して、平和の大切さが全世界に伝わり、戦争が起こらない世界になることを願っています。皆さんもサミットで世界の皆さんが幸せになることを願ってください。 |
広島市立牛田小学校
住所:広島県広島市東区牛田旭一丁目14-45 TEL:082-228-2592 |