最新更新日:2024/05/21 | |
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6月18日 今日の給食ごはん 小いわしのから揚げ きゅうりの塩もみ 金時豆の甘煮 ひろしまっこ汁 牛乳 6月の給食のテーマは「日本型食生活について知ろう」です。日本型食生活は、ごはんを主食とし、汁ものおよび主菜、副菜からなる食事の形を基本としたものです。また、毎年6月は、食育月間です。今日は、ごはんに汁ものと3種類のおかずがそろった一汁三菜の献立を取り入れています。魚や肉、野菜、海そう、豆類などいろいろな食品を組み合わせることで、栄養素をバランスよくとることができます。また、ごはん中心の食事のいいところは、和・洋・中ともよく合うおかずが、たくさんあることです。健康で長く暮らしていくためにも、「日本型食生活」の良さを、考えていきたいです。 今日は、年に1回しか出ない「金時豆の甘煮」が出ました。給食は前日調理ができないので、当日作ります。乾燥の金時豆を水から煮て沸騰させ、その水を捨てて次にまた水を入れ、今度は中火から弱火でコトコトと煮ていきます。豆をくずしてはいけないし、早くから調味料を入れて煮ると豆が硬くてやわらかくならないし、かたい時に調味しても味がつかない。作るのに本当に大変な献立の1つです。甘煮を作る担当の給食室の先生は、給食で作るのが初めてだったので、1回家で作られてみたそうです。本当に頭が下がる思いです。今日は煮崩れしてなく、とてもおいしい甘煮が出来上がっていました。子どもたちも好き嫌いが分かれ、残すことが多いのですが、今日はよく食べていました。先生の気持ちが通じてよかったです。 6月17日 今日の給食パン フライドチキン アヒアコ ミニトマト クラウンメロン 牛乳 聞きなれない今日の給食「アヒアコ」ですが、キューバの伝統料理で、具だくさんで、鶏肉とじゃがいもを使ったシチューのような料理のことです。広島県は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、キューバ共和国のホストタウンになっています。そこで、今日はキューバの伝統料理を給食に取り入れました。給食では、オリーブ油に、にんにくを入れて香りをだし、鶏肉・たまねぎ・セロリーを入れて炒めます。その中に水とじゃがいもをいれて、じゃがいもが煮とけるくらいコトコトと煮ていきます。コーンを加えてコンソメ・塩・コショウで調味し、牛乳・生クリームを入れて出来上がりです。シチューよりもさらっとしていて、色が真っ白なスープが出来上がりました。生クリームが入っているので、濃厚なのかなと思ったのですが、とても食べやすく、おいしかったです。 そして、今日はデザートに、給食で登場するのは2回目となる、静岡県が産地のマスクメロンの種類の1つ「クラウンメロン」が出ました。今日もいい箱に入り、紙に包まれたメロンが届きました。さすが、高級メロン。いい香りといい甘さで、とってもおいしかったです。給食の見本をみたたくさんの子どもたちが「やった!メロンだ」「今日メロンがついてる!」と言っていました。ニコニコなんだかこちらまで嬉しくなります。ミニトマトをメロンのあとに食べると、すっぱく感じるだろうなぁ、先にミニトマト食べてほしいな、と思っていました。どの順番で食べたのか少し不安でしたが、ミニトマトもよく食べていました。ミニトマトも甘くておいしかったです。 6月16日 今日の給食親子丼 小松菜のからしあえ チーズ 牛乳 小松菜は、江戸時代の初めころから栽培されています。栄養が豊富で、カロテン・ビタミンC・カルシウム・鉄などを多く含んでいます。特に骨や歯をじょうぶにするカルシウムの量が多く、成長期の子どもたちにはしっかり食べてほしい野菜です。 今日の小松菜は、ひろしまそだちの小松菜です。広島市では、市内農林漁業者が市内で生産した「新鮮・安全」な“ひろしまそだち”農林水産物や、広島広域都市圏の農林水産物を通じた地産地消を推進しています。令和3年6月から開始する「ひろしま地産地消の日」をご存じですか?広島産物を消費する日として「ひろしま産day」をキャッチフレーズとし、「産」を数字の「3」とSunday(日曜日)の「Sun」にかけて、毎月第3日曜日を「ひろしま地産地消の日」とするそうです。6月20日がその日になっています。広島は、海の物・山の物が豊富な県です。しっかり食べたいですね。 6月15日 今日の給食ごはん さばの梅煮 即席漬 豆腐汁 牛乳 料理の旨味を出すために欠かせないのが「出汁」です。今日の豆腐汁の出汁は、昆布とかつお節からとっています。昆布を水につけておき、火にかけて沸騰する直前に取り出します。そして、かつお節を入れて沸騰したら火を止め沈むまで待ちます。これをこすと、おいしい出汁の出来上がりです。手間がかかりますが、だしのうま味がたっぷりの豆腐汁、とてもおいしかったです。 日本料理では、昆布・かつお節・いりこ・しいたけなどで出汁をとりますが、中華料理では鶏ガラや中華ハム、貝柱、えびなどで、韓国料理では牛肉や鶏肉などで、西洋料理では、牛・鶏・魚などの動物質の素材に、玉ねぎ・にんじん・セオリなどの香味野菜を加えたものなどで出汁を取ります。世界各国さまざまな出汁があって、味も種類も奥深いです。 6月14日 今日の給食ごはん 豚じゃが ごま酢あえ 牛乳 ごまの種類は、外の皮の色によって、白・黒・金の大きく3種類に分けられます。世界には色や形、大きさなど様々なごまがあり、その数約3000種といわれているそうです。白・黒・金で若干含まれる量の違いはあっても栄養成分はほとんど同じだそうです。成分の約50%は脂質で、次に約20%がたんぱく質、次に炭水化物です。その他にもビタミンEを多く含んでいます。ビタミンEは体を若々しく保つ働きがあります。しっかりかんで食べるといいです。 給食では、白ごま・黒ごま・半分すった白炒りごま・ごま油など様々なごまの加工品を使います。特に、今日のようなごま酢あえや、ごまあえなどはいつも「すごい量のごまだね。」と給食室の先生方と話をしながら、半すり白いりごまを入れていますが、とても香ばしくおいしく仕上がります。ごまのおかげでうす味でも野菜がたくさん食べられます。ご家庭でもぜひいかがでしょうか。 6月11日 今日の給食たこめし かきたま汁 牛乳 たこめしは、釣り船の上で、「たこの炊き込みごはん」として作られ、親しまれてきました。広島県は、瀬戸内海に面しているため、魚介類がたくさんとれます。瀬戸内海では、4月から8月にかけて、たこ漁がさかんに行われています。給食では、約23キログラムの大量のたこを40分かけてやわらかくなるまで煮ます。そして、やわらかくなった、たこと油揚げ・ごぼう・にんじんと一緒に甘辛く煮て、三つ葉で彩りをそえました。緑の色がとてもきれいで、たこもやわらかくとてもおいしい「たこめし」ができあがりました。 今日の給食とは関係ないのですが、「昨日は何の日か知っていますか?」と給食室のA先生に問題を出されました。私がすごく悩んでいると「昨日は、小いわし漁の解禁日です!」そっかぁ!給食放送などで話をすることがたまにありますし、ニュース番組などで見ますが、正直あまり気にしてはいませんでした。それが、給食室のB先生が九州のご出身で、小いわし漁の解禁が毎年楽しみなんだそうです。6月に入ってからこの日が待ち遠しく、昨日小いわしのパックを4つ買われたとか。給食で小いわしのから揚げは食べるけど、私たち2人はあまり食べないよね・・・とA先生と話をしました。B先生はその後、「広島の財産ですよね。」とニコニコとおっしゃっていました。なんだか心が洗われる気分になりました。そして、そんな素敵な財産がある広島を大切にしたいなと思いました。仕事の帰りにスーパーによってみようかな。みなさんはご存じでしたか?6月10日は、小いわし漁の解禁です。 6月10日 今日の給食小型黒糖パン ミートビーンズスパゲッティ グリーンサラダ 牛乳 今日は木曜日、パンの日です。今から8000年〜6000年ほど前、古代メソポタミアでは、小麦粉を水でこね、焼いただけのものを食べていました。これがパンの原形とされているそうです。その後、古代エジプトで偶然に「発酵パン」が誕生しました。空気中の酵母菌がついて自然に発酵し、翌日それを焼いてみたらいつもよりふっくらしておいしかったそうです。 日本には、今から400年くらい前に伝わりましたが、戦後、学校給食が多くの学校で実施されるようになると、パンが多く流通されるようになったそうです。歳がばれてしまうのですが、私が広島市内の小学校で働きだした頃は、パンの日が週に2日ありました。その後、週に1日と減っていきました。ご飯は主にエネルギーのもとになる大切な食べ物ですが、回数は減っても、パンも大切な食べ物です。今日の給食は、ミートビーンズスパゲッティと組み合わせているので、小型のパンで食べやすく残りがとても少なかったのですが、普段もしっかり食べてほしいです。 6月9日 今日の給食麦ごはん ホキの天ぷら きゅうりの赤じそあえ けんちん汁 牛乳 けんちん汁とは、鎌倉時代に建てられた建長寺(けんちょうじ)がいつのまにか「けんちん汁」となり広まった説があるそうです。けんちん汁は、根菜類やこんにゃく、豆腐などの材料をごま油で炒め、だしを入れて煮た汁もののことで、もともとは精進料理なので、かつお節や煮干しの出汁ではなく、昆布やしいたけで出汁をとり、肉や魚はいれていなかったそうです。地域によってはみそ味にすることもあるそうですが、給食では煮干しで出汁をとり、しょうゆと塩で味つけしています。給食ではたくさんの煮干しを出汁に使っています。煮干しを水につけると、釜の一面が煮干しになるくらいの量です。そんなたくさんの煮干しからとった出汁はおいしく、子どもたちの苦手なすまし系の汁だったのですが、今日は残りが少なくて、とても嬉しかったです。 6月8日 今日の給食ごはん 揚げだし豆腐 赤だし 納豆 牛乳 赤だしは、赤みそを使ったみそ汁です。みその種類には、米・大豆・塩・麹で作った「米みそ」、麦・大豆・塩・麹で作った「麦みそ」、大豆・塩・麹で作った「豆みそ」の3種類があります。その中で赤みそは「豆みそ」の一つです。熟成させる期間が長いので、その間に鮮度が落ちないように塩を多めに入れて作ります。 みそは、ことわざ・慣用句に使われていることが多く、「手前みそ」や「みそと医者は古いほうがいい」などいろいろあります。調べてみると面白いです。 給食の赤だしは、赤みそと中みそを使って作ります。そのほか具材として、じゃがいも・たまねぎ・にんじん・えのきたけ・わかめ・ねぎと、赤だしにはめずらしい切干し大根が入っています。初めは少し驚きましたが、切干し大根ってみそ汁にも合うんだなと思いながら食べました。赤だしは子どもたちは食べなれないせいか、なかなか食べてくれません。みそからパワーをもらえるよう、しっかり食べてほしいです。 6月7日 今日の給食玄米ごはん うま煮 はりはり漬 かみかみ昆布 牛乳 6月4日から10日は「歯と口の健康週間」です。よくかんで食べることは、むし歯の予防にとても大切です。かむことは、歯をじょうぶにし、あごも発達させます。また、脳が刺激されるので、頭の働きもよくなります。弥生時代の卑弥呼の食事は噛む回数が現代の食事の6倍だったそうです。そこから「ひみこのはがいーぜ」というキャッチフレーズが生まれました。 ひ:肥満予防 み:味覚の発達 こ:言葉の発音はっきり の:脳の発達 は:歯の病気予防 が:ガン予防 いー:胃腸快調 ぜ:全力投球 です。 今日の給食には、かみごたえのある玄米ごはん、うま煮に、こんにゃく・ごぼう。はりはり漬に、切干し大根。そして、かみかみ昆布を取り入れています。今日は59本のりっぱなごぼうが来ました。給食室の先生方が、包丁で59本のごぼうをトントン乱切りに切ってくれました。苦手な子が多いと思いますが、味が染みてとてもおいしかったです。今はやわらかい食べ物が多くなってきましたが、しっかり噛んで食べてほしいです。 6月4日 今日の給食麦ごはん 冷やししゃぶしゃぶ もずくスープ 牛乳 冷やししゃぶしゃぶの豚肉には、体を作るたんぱく質の他、疲れをとる働きがあるビタミンB1がたくさん含まれているので、夏バテにぴったりの食べ物です。 給食の冷やししゃぶしゃぶは、薄切りの豚肉をひたひたの水で炒め煮にし、水にとり冷まします。冷ました豚肉に、ボイルしたきゅうり、たまねぎ、にんじんを混ぜて作ります。今日のしゃぶしゃぶは、野菜がたくさん入っているので彩りもよく、見た目もとてもキレイです。また、しゃぶしゃぶのタレも給食室の手作りで、しょうゆ・酢・しょうがのしぼり汁・砂糖・塩・白すりごま、そして広島といえば!のレモン果汁を入れて作ります。レモン果汁が加わっているので、さっぱりとした味になります。見た目のきれいさと、さっぱりとした味で、残りがとても少なかったです。 給食委員会の子どもたちに「もずく好き?」と聞くと「好き。みんなおかわりしたがってました。」と教えてくれました。ぬるぬるしたものが苦手な子が多いので、どうかなと思っていたのですが、驚きました。意外な返事にびっくりでしたが、とても嬉しい出来事でした。 6月3日 今日の給食シナモンパン 鶏肉と野菜のスープ煮 ジャーマンポテト 牛乳 給食で出てくる揚げパンは、給食室でパンを油で揚げ、シナモンと砂糖を合わせて作る「シナモンシュガー」をまぶして作ります。 シナモンは、肉桂という木の皮を乾燥させて作ります。やわらかな辛みと甘味があるシナモンは、世界でもっとも古くから知られているスパイスで、紀元前2000年以上前にエジプトからシナモンを求めて航海に出たという記録もあるそうです。粉にして使うことが多く、甘味を引き立てる香りなので、お菓子に使われることが多いです。アップルパイによく使われますが、さつまいも、かぼちゃにもよく合います。また、カレーの隠し味にすることもあります。 シナモンは独特の香りがあるので、好き嫌いがハッキリ分かれることが多く、今日はどうかなと思っていたのですが、よく食べていました。揚げパン、すごいです。 6月2日 今日の給食【献立】 麦ごはん さけのレモン揚げ 大豆の磯煮 みそ汁 牛乳 さけは、川で生まれ海に行き3年から4年かけ、地球を半周するくらいの旅をして、卵を産むために再び生まれた川にもどってきます。鮭の身には、赤色や白色があります。それは鮭が食べたもので決まります。エビなどの赤色の成分があるものを食べていると、身の色が赤くなると言われています。鮭が卵を産む時期には、卵に赤い色が移るので、鮭の身が白くなり、卵である「いくら」が赤くなるそうです。 今日は、さけにでんぷんをつけ油で揚げたものを、しょうゆ・さとう・みりん・レモン果汁で作ったタレにからめる「さけのレモン揚げ」です。さっぱりして食べやく、みんなよく食べていました。 6月1日 今日の給食麦ごはん 豆腐と牛肉の四川風炒め 中華サラダ 牛乳 夏が旬のきゅうりは、栄養が少ないと聞くことがありますが、「Least calorific fruit」としてギネス世界記録に登録されているそうです。日本語に直訳すると「最も熱量(カロリー)が低い果実」だそうで、これがいつしか「世界でいちばん栄養が少ない野菜」と誤解されてしまったようです。しかしきゅうりは、カリウムなどのミネラルが含まれています。また、95%が水分なので、手軽に水分補給ができます。汗をかく夏にしっかり食べたい野菜ですね。 給食室にはいろいろな機械や道具があります。中華サラダに入っているきゅうりやにんじんは千切りにするのですが、包丁でするのではなく、裁断機という機械で切ります。大きな刃を回転させながら切るので、手を切らないよう集中し、野菜を切っていきます。切っている様子を子どもたちに見せるととても喜んでくれます。訪問給食などで早く見せられる日が来るのを楽しみにしています。 5月31日 今日の給食ビビンバ わかめスープ 牛乳 5月の給食のテーマ「地場産物について知ろう」ということで、今日はビビンバのほうれんそうと、わかめスープのねぎが地場産物として使われています。 ほうれんそうは、色の濃い野菜の仲間で、からだの調子を整えるカロテン、ビタミンC、血を作る鉄など体に大切な栄養素を多く含んでいます。秋から冬が旬の野菜で、広島県では北部でたくさん作られています。 今日のビビンバの中には、ほうれんそうの他に、牛肉・卵・もやし・ぜんまい・にんじん・キムチなどたくさんの材料が入っています。しょうがやにんにく、コチュジャンなどで味を付けたビビンバの具は、ごはんが進むおいしいおかずとなりました。 5月28日 今日の給食麦ごはん 肉じゃが 甘酢あえ 牛乳 肉じゃがは、広島県呉市や京都府舞鶴市で考え出された料理と言われています。肉とじゃがいも・糸こんにゃく・たまねぎ・にんじんなどをしょうゆ・砂糖などの調味料で味付けした煮物です。肉は今日のように牛肉を使うことが多いですが、豚肉を使うと「豚じゃが」という名前で給食に出ています。家庭料理の人気のメニューの一つで、「おふくろの味といえば?」というランキングを見てみると、どのランキングにも「肉じゃが」が上位に上がるほど有名な煮物です。 じゃがいもに味をしみ込ませるように煮るのですが、あまり火を入れすぎるとじゃがいもがつぶれてしまう、かといって味がしみこまないとおいしくない・・。作る工程は難しくないのですが、意外と肉じゃがを給食で作るって難しいです。今日は、牛肉や野菜の味がじゃがいもにしみ込んで、口の中にじゃがいもを入れるとホロっとくずれるおいしい肉じゃがができました。 5月27日 今日の給食パン ビーフシチュー 三色ソテー 牛乳 給食のビーフシチューには、赤ワインが使われています。赤ワインには、アルコールやタンニンという成分が含まれており、肉や魚の臭みをとる効果があります。またアルコールは、肉や魚をやわらかくして、コクやうま味を出す効果もあります。今日は牛肉と野菜を赤ワイン・おろしにんにく・トマトケチャップ・お好みソース・トマトペーストなどの調味料と、給食室の大きな釜で手作りしたブラウンルウを入れてじっくりコトコト煮込んで作りました。 煮込む時は給食室の先生に任せ、そろそろ出来上がったかなぁと給食室に行ったら、開口一番、「今日は、とーーってもおいしいビーフシチューができました!!」「ブラウンルウを上手に作ってくれたから、さらにおいしいんです。」とおっしゃっていたので、味見をどれどれ・・・。うん!とてもおいしいビーフシチューが出来上がっていました。そんなやり取りが子どもたちには伝わらないので残念なのですが、今日はビーフシチューもソテーもパンも残りが少なかったです。給食室の先生方の思いが伝わったかな。 5月26日 今日の給食もぶりごはん 豚汁 牛乳 もぶりごはんは、瀬戸内海沿岸で昔から食べられている、郷土広島県に伝わる料理です。もぶりごはんの「もぶり」は「もぶる」ということで、「もぶる」とは広島弁で「まぜる」という意味です。もぶりごはんは、瀬戸内海でとれる魚介類と季節の野菜などを甘辛く煮て、具と煮汁をごはんに混ぜた料理です。 給食では、ちりめんいりこ、焼きちくわ、つきこんにゃく、にんじん、ごぼう、干ししいたけを油で炒めて、だし汁としょうゆ・砂糖、みりんで煮含めていきます。味つけを少し濃くし、ごはんが進むようなおかずにしています。干ししいたけのうま味と甘辛い味付けで、とてもおいしくできました。ごはんの上に具をのせ、じょうずに「もぶり」ながら食べてくれたのではないかと思います。 5月25日 今日の給食麦ごはん 麻婆豆腐 大根の中華サラダ 牛乳 麻婆豆腐の味付けで欠かせないものに、豆板醤があります。豆板醤は、そらまめで作ったみそに赤唐辛子を加えて作った発酵調味料です。少しの量でピリッと辛く、料理の味をひときわよくしてくれます。豆板醤は200年以上も前に、中国の四川省で最初に作られたといわれています。四川省は寒い地域なので、体を温めてくれる豆板醤が料理によく使われます。 1枚目の写真ですが、左上から、ごま油、おろししょうが、豆板醤、おろしにんにくです。写真は半分の量なので、約320人分の量です。ごま油でおろししょうが、豆板醤、にんにくを炒め香りを出し、豚肉や、たくさんの玉ねぎ・にんじんを炒め作っていきます。玉ねぎが新玉ねぎで甘味がありながらも、食べた後にピリッとくるとってもおいしい麻婆豆腐ができました。残りも少なかったです。 5月24日 今日の給食ごはん 赤魚の竜田揚げ ひじきの炒め煮 すまし汁 牛乳 今日のすまし汁の中にかまぼこが入っています。かまぼこは魚から作られていますが、意外と知らない子どもたちが多いです。かまぼこは、魚のすり身に調味料、でんぷんなどを加え板につけ、蒸したものです。すり身の原料になる魚には、スケトウダラ、グチなどが多く使われています。全国には、地元でとれた旬の魚を使ったかまぼこ製品があります。宮城県の「笹かまぼこ」愛知県の「じゃこ天」などもかまぼこの仲間です。また、富山県では縁起物をかたどった「細工かまぼこ」を結婚式の引き出物に出したりするそうです。 給食のかまぼこはスーパーなどで売られているかまぼことは少し違い、板に張りついてなく長さが約30cmくらいあります。すべってしまい切るのが少し大変なのですが、手を切らないよう気を付けながら切っています。かつお節と昆布のだしのきいた、とてもおいしいかまぼこ入りのすまし汁ができました。 |
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