理科では、水と空気に続いて、金属の体積は温度によってどう変化するかを実験して確かめました。
　前回、金属の棒を使って温めたり冷やしたりしたときには、結果がはっきりと分からなかったので、今回は金属の球を使って実験しました。
　驚いたことに、金属の球は温めると輪を通らなくなりました。逆に冷やすと元通り通るようになりました。水や空気との変化の違いがよく分かりました。

　算数科では、大きな数の読み方や表し方を学習しています。算数ブロックの「１０のまとまりカード」と「ばら」を並べて「７６」を表しました。「１０のまとまり」を使うと便利なことが分かりました。大きな数をもっともっと数えてみましょう。

　塩ビパイプでつくった尺八にチャレンジしました。口の形と息を吹き込む角度がポイントです。なかなか音が出ずに、息があがる子どもたちでしたが、そのうちに少しずつ音が出せるようになった人もいました。
　聴くのとやってみるのとでは、大違いですね。先生は様々な音色が出せてすごいです。まだまだ、やってみたい気持ちがいっぱいの６年生でした。貴重な体験ができましたね。

　箏の体験会では、１人ずつ「さくら」を演奏しました。「ヒーハーフーハー　ヒーハヒロー」と音階を言葉で覚えながら爪で弦を弾くと、きれいな音色が響きました。自分で弾いた音が曲になっていることに感動する子どもたち。初めてでも、なかなか上手です。

　音楽科では、山本観山先生と清川紗衣先生に来ていただき和楽器の体験をしました。
　尺八と箏の特徴や音色、歴史などについて聞いたあと、「春の海」「六段の調」の演奏を聞きました。
　初めて実物を見たり生演奏を聞いたりする子どもたちも多く、日本の伝統的な楽器の荘厳な調べにうっとりとしていました。