２年生に進級してひと月が経ちました。学活では、２年１組のよいところとおしいところを考えていました。
　よいところは、「仲がよいところ。」「優しい人が多いところ。」など、みんなプリントにいっぱい書いていました。「おしいところがない。」という人もいましたが、「先生が話しているときにしゃべっているところ。」「給食の残りが多いところ。」など正直に書いている人もいました。
　よいところとおしいところ、どちらもよく伸びていくように学級目標を考えます。

　国語科では、漢字辞典を使って漢字を調べていました。国語辞典で言葉を調べるときには「あいうえお順」でしたが、漢字辞典の調べ方には読み方や画数、部首などいろいろあることがわかりました。知らない漢字を調べるときも便利ですね。

　教室でチョウを育てるそうです。今日は、幼虫の世話の仕方を学習していました。
　手で直接触らないことやえさの与え方などを興味津々で聞いた後は、学年園でモンシロチョウの幼虫を探しました。キャベツが大好物のアオムシをたくさん見つけたようです。タマゴも見つかったかな？

　給食室では、毎日おいしい給食が大きな鍋や釜でつくられています。冷房設備のない給食室は、夏になると室温が高くなり、給食の先生たちの作業は大変になります。
　そこで、業務の先生たちが屋根にスプリンクラーをつけて散水しています。暑さが少しでもやわらぎ、作業が楽になればという工夫です。
　初夏を前に、業務の先生たちが屋根に上って、スプリンクラーの点検や修繕、雨どいの清掃などをしてくれていました。

　図画工作科では、ビー玉が転がる作品に取り組んでいます。工作用紙に切り込みを入れて立たせる仕組みや丸みをつけて転がす仕組み、穴を開けて落とす仕組みなど、いろいろなアイデアを形にしていました。思いどおりの仕組みができると満足そうで、思い通りにいかないと、どうすればいいのか考えて工夫していました。

　音楽科では、鍵盤ハーモニカで「かえるのがっしょう」を練習していました。親指で鍵盤を押さえ、タンギングを上手にしながら「ド」の音を繰り返して演奏できたら、合格シールを貼ってもらえます。
　子どもたちは、熱心に練習してシールをゲットしていました。

　道徳科では、「自由」について考えていました。子どもたちは、家庭での生活を振り返り、「時間制限をされないこと。」「思い通りにできること。」「束縛されないこと。」などが自由であることだと考えました。
　家族に自由を奪われていると感じていた子どもたちも多かったようですが、「それは誰のため？」という先生の問いに「自分のため。」と全員が答えていました。本当の自由とはどんなことなのかグループで話し合いながら考えを深めていました。

　今日の献立は、小型パン。せんちゃん焼きそば、レバーのカレー風味揚げ、オレンジ、牛乳です。
　せんちゃん焼きそばは、食物せんいを多く含む切干しだいこんを使っているので、この名前がつきました。食物せんいには、おなかの調子を整えたり、生活習慣病を防いだりするなど、健康な体を保つための大切な働きがあります。野菜たっぷりで歯ごたえがよくておいしいですね。