最新更新日:2024/06/27 | |
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後期始業式 学校長の話ところで,みなさんは,「ノーベル賞」という言葉を知っていますか。 最近,テレビのニュースで見た,という人もいるかもしれません。ノーベル賞というのは,いろいろな分野で世界的に大きな功績を残した人に与えられる賞で,世界で最も有名な賞と言っていいでしょう。今年は,残念ながら,日本人の受賞者はいませんでしたが,これまでに,日本人は28人が受賞しています。 ところで,日本人で初めてノーベル賞を受賞した人は誰か,知っていますか。 答えは,この人,湯川秀樹博士です。湯川博士は,「中間子の存在の予想」という研究により日本人初のノーベル物理学賞を受賞した人物としてあまりにも有名です。今日は,この湯川博士のお話をしたいと思います。 ここは,京都大学です。湯川博士は,この京都大学出身なのですが,この京都大学には,「湯川さんの質問」という言葉があるのだそうです。 湯川博士は,おじいさんになっても,母校である京都大学で開かれる若い研究者たちの発表会に積極的に出席していたそうです。まわりの学生は,小さな体でちょこんと座る老人が,まさかあの湯川秀樹だとは気がついていません。学生の発表が終わると,湯川さんは積極的に手を挙げて質問をしたそうです。 面白いのは,その質問内容です。さすがはノーベル賞受賞者で,ものすごく鋭いのかと思いきや,これがかなりトンチンカンなものだったと言うのです。すでに年老いた湯川さんにとっては,学生たちがみんな分かっているようなことが分からなかったのかも知れません。学生が, 「えっ,そんなことを聞くの。」 と思うような質問を,平気な顔で聞いたそうです。湯川さんにしてみれば,分からないことは聞かずにはいられなかったのでしょう。 ところが,そんな誰にでも分かっていたはずのことも,改めて聞かれると, 「あれ,そう言えばどうなんだろう。」 と考えさせられます。「分かっていた」のではなく,「分かったつもりになっていた」と気づかされるのです。そして,湯川さんの,この一見トンチンカンな質問が,新たな研究へとつながることも多かったのだそうです。 これが,京都大学で語りつがれる「湯川さんの質問」というエピソードです。ノーベル賞を受賞したからといってふんぞり返っていばるわけでもなく,子どものような好奇心で質問する湯川さんも,それを聞き流したりせず,ちゃんと受け止めた発表者の人たちも,どちらもとても素晴らしいと思うのです。 みなさんも,湯川さんのように,まちがいを恐れず自分の考えを思い切って言葉にしたり,それを聞いた周りの人たちのように,しっかりと耳を傾けたりしていってほしいと思うのです。そうすれば,毎日の学習ももっともっと深く,そして楽しいものになっていくと思います。このことを,ぜひ頭の中に置いておいてください。 人権教室・「人権の花」贈呈式始めに,子どもたちが考えた「湯来南っ子宣言」にも触れながら,「人権」についてお話をしていただきました。次に,アニメーションのDVDを観て,いじめや思いやり,そして人権について考えました。その後は,キャラクターの「人KENまもる君」が登場し,各学年に「人権の花」が贈呈されました。 最後に,児童代表が感想とお礼の気持ちを伝え,全員で記念写真を撮影しました。 体育館での人権教室・贈呈式を終えた子どもたちは,その後,教室に戻り,ワークシートに感想を書いたり,それを伝え合ったりしました。 前期終業式 学校長の話昨日と今日の2日間で,担任の先生からお家の方に,みなさんの「あゆみ」が手渡されます。学習したことがしっかり身に付いているか,友達と協力して楽しく学校生活を送ることができたか,何が良かったか,これからどんなことをがんばっていってほしいか,そういったことについて,先生からお家の方に伝えています。あゆみを見ながら,しっかりと前期のことを振り返ってみてください。 ところで,自分では一生懸命がんばったはずなのに,その成果が出ていないな,と感じている人もいるかもしれません。そんな人のために,「努力と成果の関係」について,ちょっとだけお話したいと思います。 これを見て下さい。横軸ががんばり,縦軸が成果を表しています。みなさんは,こんな斜め線のように,がんばったらがんばっただけ,成果が上がっていくと思っているかもしれません。ところが,実は,こんな風に力がついていくとは限りません。 人間の力というのは,このように階段のような上がり方をすることが多いのです。がんばって続けているのに,何も変わらない日が続きます。ところが,ある時,ぐんと成果が上がる瞬間がやって来るのです。それからは,どんどん上がっていく。みなさんにも,そんな経験はありませんか。何度チャレンジしても跳べなかった跳び箱が,ある日突然跳べるようになった。ある日,急に逆上がりができるようになった。一人で自転車に乗れた。といったことです。 これはどういうことでしょう。実は,目には見えませんが,がんばったことは,人間の体の中にしっかりたまっています。ただ,人間の体は透明な入れ物ではないし,これまでの努力の量を道具ではかることもできませんから,自分の中にどれだけの力がたまっているのか,それを見ることはできません。しかし,努力したことは,間違いなく自分の中にたまっていきます。そして,ある日,コップから水があふれ出すかのように,目に見える形で現れます。それが,この瞬間です。 そして,ある時からまた,伸びが止まってしまう。けれど,がんばって続けていると,またぐんと上がる時がやって来る。それを繰り返しながら,人間の力はついていくのです。だから,今回,がんばったのに,思うように成果が出なかったという人も,この瞬間を目指して,あきらめず頑張り続けて欲しいのです。 それから,前期はがんばれなかったな,と思う人がいたら,その人は,後期,ぜひ自分の目標を立て,このスタート地点に立ってほしいと思います。 1年生 イメージを膨らませて最初は,題名を伏せたまま,曲を聴き,思いついた題名を発表し合いました。「白雪姫」「崖の上のポニョ」「ねこの恩返し」「動物の歌」や,先日聞いた「広島交響楽団」も出てきました。その後,「何かの動物が出てくるよ」とヒントをもらうと,すぐに「ねこ」と子どもたちは気付きました。猫の鳴き声が聞こえたのだそうです。 もう一度,曲を聴き直してみると,「本当だ」「確かに」と,大勢の子が声を上げました。それから,鳴き声に合わせて手を挙げたり,体を動かしたりして,楽しく鑑賞しました。 創立148周年今の湯来南小学校の校舎は,旧校舎が54年前の1968年,新校舎が38年前の1984年にできたそうです。その前は,木造の小さな校舎だったということです。 児童数が一番多かったのは,28年前の1994年で,567人が通っていたそうです。 改めて,湯来南小学校の歴史の深さを感じるとともに,これまでの歩みと伝統を大切にしていきたいと思いました。 広島交響楽団オーケストラ音楽鑑賞教室2素敵な時間はあっという間に過ぎ,最後は,アンコール演奏もしていただきました。 会の終わりに,児童代表の6年生が,心を込めて今日の感想とお礼の気持ちを伝えました。 今日は,子どもたちにとって,本当に貴重な経験となりました。このような機会を与えてくださった,広島交響楽団の皆様,下野竜也様,そして関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 広島交響楽団オーケストラ音楽鑑賞教室1オーケストラの演奏が始まると,その迫力と美しい楽器の音色,そしてその音楽の素晴らしさに,子どもたちは圧倒されっぱなしでした。プログラムもとても工夫されていて,勢いがあって体が思わず動いてしまうような楽しい曲,情景が目に浮かびうっとり聞き入ってしまう美しい曲,また,いろいろな楽器の特徴が際立つ曲など,その中身の濃さも最高でした。 6年生 3校交流2校時は,全員で顔合わせを行った後,グループで話し合い,役割決めを行いました。3校時は,グループで協力しながら楽しくゲームを行い,自分たちが大切にしたいことを確認し,班の目標を考えたり,予定を立てたりしました。 本番では,みんなで立てた目標をしっかりと意識し,充実した修学旅行にしていきたいですね。 3年生 太陽の動き東西南北の方位が十時の線で書かれた大きな黄色の色画用紙の中心にペットボトルを立て,その影を写し取ります。遮光板で太陽のある方角も確かめ,それも書き入れます。これまでに,時間を変えて3回調べそうです。 5時間目の理科室では,結果を班ごとに発表し,それをもとに,この後14時20分のペットボトルの影と太陽の位置について,みんなで予想しました。そして,いよいよ運動場に出て,予想を確かめました。予想は見事に当たったようです。 1年生 マット遊び次は,3回ゆれたら,勢いをつけて立ち上がり,ポーズ。上手く行ったり,行かなかったりするものの,みんな楽しそうです。 その次は,耳の横に手のひらを上向きに持ってきて,後ろに倒れて,マットに手でスタンプを押し,その勢いで立ち上がる技にチャレンジです。 少しずつ変化する運動の中に,前転や後転へとつながっていく道筋が見えました。 6年生 ナップザック作り見ていると,グループや友達同士で教え合ったり,手伝ったりしていて,自然と行動できる姿が素敵だなと感じました。 10月下旬の修学旅行に,この手作りナップザックを持って行く予定です。できたばかりのナップザッグ,早速活躍の場がやって来ます。 3年生 オーケストラの楽器子どもたちは,教科書に載っている楽器の写真を見ながら,その特徴を話し合ったようです。木管楽器(ファゴット,クラリネット,フルート,ピッコロ,オーボエなど)は,「細い」「木でできている」「吹くところが色々ある」,金管楽器(トランペット,ホルン,トロンボーン,チューバなど)は,「音が出るところが同じ形」「吹くところが同じ」「音を変えるボタンやスライドがある」,といった点に気が付いたようです。ピアノの音がどのようにして出ているのか,実際に見て確かめたりもしていました。 来週火曜日の午後,広島交響楽団が湯来南小学校に来てくださいます。写真で見た楽器だけでなく,他にもたくさん楽器が登場します。本物のオーケストラの演奏を生で聞くことができるなんて,なんと素敵なことでしょう。とても楽しみですね。 1年生 学年PTC前半のサイエンスショーでは,写真の雲がもくもくと動いて見えたり,風船が空中に浮かんだり,紙コップロケットが高く打ち上がったり,煙の輪が飛んできたり,と楽しく不思議な実験を次々と見せていただき,子どもたちは大興奮でした。 後半は,お家の方と一緒に,ビーズ・ストラップを作りました。このビーズは,紫外線を受けると色が変わるのだそうです。みんな,素敵なストラップが出来上がりました。 2年生 ひっ算黒板には,1円玉と100円玉の掲示物が貼られています。算数では,10のかたまり,100のかたまり,といった表現を使いますが,このかたまりをお金の硬貨に当てはめて考えると,分かりやすいですね。1円玉が10枚になると10円玉1枚に変身(両替),10円玉が10枚になると100円玉に変身(両替)というふうにすると,くり上がりを分かりやすくとらえることができます。 子どもたちは,数字で筆算を行った後,それをお金に換えて,もう1回確かめていきました。 6年生 修学旅行に向けて6年生の教室では,修学旅行に向けて,少しずつ準備が始まっています。今日は,バスの座席を決めたり,海響館,いのちのたび博物館,キッザニア福岡,さらにホテルや食事場所などの行き先について,タブレットで調べたりしていました。 子どもたちの表情からも,とても楽しみにしていることが伝わってきました。 こころの参観日
こころの参観日を5・6年生で実施しました。講師にSKY・HEART代表の吉永由紀子先生をお招きして行いました。
自分がいろいろな人に褒めてもらって自信を持てたことや客室乗務員時代に経験して心を揺さぶられた出来事など、エピソードを交えながら、『想う心』の素晴らしさ、大切さを伝えてくださいました。 「あいさつのポイント」 あ ・・・ 明るく 相手を見て い ・・・ いつも さ ・・・ 先に つ ・・・ つづけて一言(相手を想う気持ちを伝える) 「まほうのハッピーワード」 〇 ラッキー! 〇 ハッピー! 〇 ウィスキー! など、すぐにできることも教えてもらいました。 子ども達にとって楽しく心がポカポカする時間はあっという間に時間に終わってしまいました。 将来に希望が膨らむ時間となりました。 道徳参観日先日來の台風や,コロナの影響が心配されましたが,無事実施することができ,良かったです。 5・6年生は「心の参観日」で,5・6校時に体育館で,保護者の方と一緒に吉永由紀子先生のお話を聞く予定です。 5年生 初めてのミシン上糸をミシン針まで持ってくるだけでも,何か所も掛ける所があります。ミシン針の穴に上糸を通した後,下糸をセッティングして,それを上糸ですくい上げるのが,またひと苦労です。子どもたちは,試行錯誤しながら,だんだん要領をつかんできました。 いよいよ練習用布を使って,ミシン縫いにチャレンジです。はじめは,恐る恐るという感じでしたが,すぐに慣れてきて,途中からは,とても楽しそうな様子の子どもたちでした。 田んぼの様子不思議なことに,倒れている稲は中央のものばかりで,田の縁にある稲は大丈夫でした。先に来ていた業務員の先生と教頭先生が,その倒れた稲をひもで束ねて,起き上がらせてくださっていました。あともう少しで稲刈りなので,何とか復活してほしいと願っています。 マチコミメールに関するお知らせ
現在,マチコミメールがつながりにくい状況になっております。
先程,本校ホームページ「本日の登校について」でお知らせした同じ内容のメールを7時に送付しております。 ご不便をおかけしておりますが,どうぞよろしくお願い致します。 |
広島市立湯来南小学校
住所:広島県広島市佐伯区湯来町白砂3555-1 TEL:0829-86-0611 |