井原方面から自転車で通学する生徒は、大寺付近の山側に崩落箇所がありますので十分に気を付けてください。

　先月２７日に行いました。志和口駅周辺のクリーン活動が、「中国新聞ＳＥＲＥＣＴ」の９月４日版で紹介されました。
　この記事によって、芸備線の一日も早い復旧への願いと、これまでの感謝の気持ちがより伝わったと思います。
　（ＨＰへの転載につきましては、中国新聞社の許諾を得ています。）

２年生の数学の様子です。関数の授業ですが、線香に火をつけて１分ごとの長さを測り、時間とともに変わっていく線香の長さを紙に記録しました。活動を取り入れた授業で、生徒たちも真剣に取り組んでいました。

　百日草・ケイトウ・千日紅など、田舎の家の庭ではどこでも見られた花々ですが、こうして生けられると、野の花の凛とした強さを感じます。
　白木中学校にある数カ所の手洗い場には、この生け花が絶えることがありません。見る度に心が癒やされます。野の花や庭の花を、そっと花瓶に生けてくださる人たちの「こころね」に感謝です。

　三篠川の豊かな流れは、「三篠の流れひとすじに 真実の道求めゆく」と本校校歌にもうたわれ、その景観がもたらす多くの恵みには、誰もが愛着と誇りを持っています。しかし、未曾有の大雨がこの河川を脅威に変えてしまいました。
　私たちはここから学ばなければならないと思っています。それは、自然への畏敬の念を忘れず、故郷を守り慈しむ心です。

　さて、休校のまま夏休みに突入した本校も、８月２３日より授業を再開できました。
　子どもたちの歌声やあいさつが響く学校に戻り、感慨ひとしおです。芸備線の不通によるＪＲ代行バスでの登下校で、遅れ等の様々な困難はありますが、多くの皆様にご尽力いただいたお陰で通学できるようになりましたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
　とりわけ代行バスの運行時刻について、ＪＲ西日本担当者様が親身に相談に応じてくださり、再開に向け不安を抱える中、大変心強く感じました。学校事情を詳細に聞き取っていただいた上に、日々状況の変わる交通事情を踏まえて「子どもたちの学校生活に支障をきたさないように」と工夫改善を繰り返してくださいましたことなど、心より感謝いたしております。

　また、寸断された道路事情にも関わらず、早々にお見舞いいただいた方々、温かい励ましの電話をかけてくださった皆様、本当にありがとうございました。さらに、支援物資（雑巾・土嚢袋）を届けてくださった広島市の中学校、広島市ＰＴＡ協議会様には重ねてお礼申しあげます。
　「何かお力になれることはありませんか。」この言葉に何度も励まされたひと月でした。今後も、地域・ＰＴＡ・学校が一丸となり、豊かで美しい自然の中で心豊かな子どもたちを育ててまいります。どうか、より一層のご支援ご指導を賜りますようお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校長　

今日の放課後、部活動の生徒を中心に１００人ほどの生徒が参加して、志和口駅周辺の清掃を行いました。線路に入る許可をいただき、線路内やフェンスにひっかかっているカヤなどを拾いました。回収した土のう袋は軽トラック４杯分になりました。

夏休みも終わり、前期後半のスタートです。今年は例年よりも早い休み明けです。休み明け集会では校長先生の話や部活動の表彰がありました。１時間目には、順覚寺の住職をされている楢崎先生のお話がありました。ボランティアの話などについて、生徒は熱心に聴いていました。

　広島平和文化センター平和記念資料館の講話者、川本省三様のお話を全校生徒で聞くことができました。学童疎開で原爆を免れた子どもたちは8,600人。孤児となって壮絶な人生を送られた人も少なくない。原爆は、ヒロシマを焼き尽くしただけではない。生き残った子どもたちの人生をも変えた。川本さんは、原爆で亡くなられたお母様の生前の言葉「おまえはなんでもやればできるんだから。」を胸に、被爆者への偏見や差別に耐え、力強く生き抜いてこられました。生徒へのメッセージが心に響きました。
　「いじめや差別のない世界をつくってください。そのためには、しっかり話し合ってもらいたい。しっかり食べて学んでもらいたい。そして、まず自分に自信を持って、周りから認められ信頼される自分になってください。」と。

　最後に、生徒全員に川本様の手作り「紙ヒコーキ」と「折り鶴（羽根が動く）」をいただきました。願いのこもったプレゼントに生徒も感激でした。
　

　「折り鶴」を献納したこと、碑文の意味、「青い空は」の歌詞「青いままで伝えたい」の思いに言及した、分かりやすい報告会でした。代表として責任を果たしてくれた執行部のみなさん。早朝よりありがとうございました。

　８月５日（日）の「保護者集会」では、通学方法や通学路の状況など、現在の中学校が把握しているしている情報や取り組んでいることをお伝えすることができました。また、保護者の皆さんから学校が把握していない情報をいただいたり思いをうかがうことができました。ありがとうございました。
　前期後半のスタートにむけて引き続きご協力をお願いいたします。
　
　

　白木中学校卓球部は、７月２５日(水)・２６日(木)に福山市体育館で行われた「広島県中学校卓球選手権大会」の女子団体戦と個人戦（男女合わせて４名）に出場し熱戦を繰り広げました。そして、女子団体チームはみごと３位に輝きました。
　断水や交通遮断の中で練習ができない日々が続きましたが、ＰＴＡの皆様の援助や、保護者の方の支え、そして、部員たちの日頃からの努力が今回の成績につながったと思います。
　各部活動では、３年生にとって最後の大会となる総合体育大会が始まっています。引き続き応援をお願いします。

連日猛暑の中、部活動頑張っています。多くの３年生は、この夏が終わると引退です。３年間の集大成の夏ですね。

　１２日間の断水が、昨夜復旧しました。あれほどの被害状況の中、昼夜を徹して復旧作業にあたってくださった、水道局をはじめとする作業に従事された方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。何よりの活力になりました。
　また、断水中にはトラックに給水タンクを常設して、一日中使えるよう毎日ご準備くださった保護者の方。本当に助かりました。トラックごと設置してくださったため、お仕事にも支障をきたしたのではないかと思います。おかげさまで１７日から、子どもたちの笑顔が学校にもどりました。
　家庭も断水のため、運動後のシャツを自分で洗って干してから下校する生徒もいました。はじめてもみ洗いを経験した生徒もいたようです。

ありがとうございます。本当にありがとうございます。おかげで白木町にも少しずつボランティアの方が集まってきてくださるようになりました。すでに、各小学校区では、大人に混じって中学生もお手伝いしています。
　高南社会福祉協議会のボランティア募集で、毎日参加している中学生もいますが、決して頑張りすぎないでください。この猛暑です。休む勇気も必要です。途中で止めてもいいのです。無理だけはしないでください。
　本来なら、白木中学校生徒の活躍を写真でご紹介したいところですが、被災された家屋での撮影は心情的にできないことと、他のボランティアの方にも申し訳ない思いで写真掲載はいたしません。みなさんの頑張りも善意も、十分理解していただいてます。繰り返しますが、無理だけはしないでくださいね。

　山縣ＰＴＡ会長を含む、各小学校区８名の役員に集まっていただき、各小学校区の現状、ご家庭の様子、近隣の様子など、詳しく情報を共有しました。各担任が家庭訪問で情報収集した時点では知り得なかった多くの情報を寄せていただき、直接お話しを伺うことの大切さを痛感しました。ご多用の中ありがとうございました。
　会では、学校で作成した被災地図を細かく確認しあったり、現在の保護者の不安や要望を伺うことができました。そして、保護者の皆様全員の声を聞く機会を早急に設けることが必要ではないかと話し合いました。
　そこで、８月５日（日）9:00〜11:00まで、保護者集会を図書室で開催したいと思います。このような状況下、お集まりいただきにくいことは重々承知しておりますが、ぜひお互いの心配事や子どもたちの様子を共有し、子どもたちのためにできることを共に考えていきたいと思います。ご無理のない範囲で、ご協力をお願いいたします。（安心メールでも配信いたします。）

　なお、工事車両が頻繁に行き交うようになったり、従来の徒歩や自転車通学路も迂回するしかない場所があったりで、混乱も多いと推察します。くれぐれも無理をして登校されず、安全を優先させてください。細かい部分の道路情報は、学校で日々集約しています。お電話いただければ回答できますので遠慮無くお問い合わせください。

　大変に日々を送られているにもかかわらず。「学校は大丈夫ですか。」「元気坂はくずれてませんか。」と、学校の様子を心配する声を数多くいただきました。ありがとうございます。
　白木中学校は、断水していることを除けば、校舎、体育館、グラウンドとも大丈夫です。「元気坂」も大丈夫です。（写真：７月１３日（金）撮影）

　学校は大丈夫ですが、三田大橋から上三田駅へ抜ける旧道や各河川沿いの道など、通行できない場所があります。（７月１３日（金）現在）
　移動をされる際には、経路の状態を確認して危険のないようお願いします。

　断水の続く中、大変な日々を送られていることと存じます。
　現在の状況に対して、白木中学校は、安心メールでお知らせしたような対応を行います。しかし、今後につきましては未確定な部分も多く、皆様のご意見やご協力を得ながら取り組んでいきたいと思います。
　つきましては、急遽ではありますが次のように拡大本部委員会を開きたいと思います。いろいろとご事情もあると思いますので、無理のない範囲で参加いただければと思います。

　日　時　７月１６日（月）９：００

　場　所　白木中学校　校長室

　参加者　本部委員，各地区校外委員

　　　　　　　くれぐれも無理をされないようお願いいたします。
　

　連日の猛暑の中、災害の対応等で大変お疲れのことと存じます。また、いまだに避難指示が出され、不安な毎日をお過ごしのご家庭もありますこと、心よりお見舞い申しあげます。
　このような状況下、昨日来学校からのアンケートに返信いただきありがとうございました。各ご家庭のご苦労やご心配を伺うことができ、ただただ共感するばかりです。
　白木中学校は、各小学校区と同じように学校再開を果たしたいところですが、様々な条件が揃わない中での再開は困難と判断しました。
　しかし、子どもたちが少しでも身体を動かしたり、仲間や先生とふれあったりできる機会を、保護者の皆様のご協力を得て作っていきたいと考えています。そこで、中学校では様々な状況を勘案し、次のように決定しました。


１．７月１７日（火）以降、８月２２日（水）までを夏季休業日とし、
　　８月２３日（木）から通常通り授業を再開します。

２．７月２３日（月）２４日（火）の三者懇談会は予定通り実施します。
　　　ただし、ご都合の付かないご家庭においては、担任が後日家庭訪問
　　　させていただきます。

３．夏休み中の「課題等」については、すべて三者懇談で配付いたしま
　　す。

４．８月７日（火）平和集会登校日は、今のところ実施する予定ですが、
　　「断水」がこの時点で継続していれば、実施しません。また、この日
　　の交通手段確保が難しい場合は無理をして登校させないでください。

５．７月２４日（火）に予定していました「地区懇談会」は、中止しま
　　す。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校長

　未曾有の豪雨から６日が経ちました。各地の被災状況が明らかになるにつれ、心を痛める日々が続いています。白木中学校区内においても、多くの皆様が被災され、加えて断水による苦難を強いられている状況です。皆様方のご心労をお察しするとともに、一日も早く平常の生活が取り戻せることを願うばかりです。
　白木中学校生徒１３６名につきましては、７月７日時点で生徒、ご家族ともに全員の無事が確認できました。しかし、床上浸水・床下浸水・生活道の崩壊・幹線道路の寸断・芸備線の不通・土砂崩れの危険・避難生活・断水など、通常の生活を取り戻せる目途がたっていないのが現状です。
　このような状況の中、白木中学生や卒業生がスコップを持って自主的に道路の土砂を取り除いたり、ご近所の浸水家屋の片付けを手伝う姿があちこちで見られました。校区を巡回し、家庭訪問からもどった教員がその姿を報告しあっています。入浴もままならぬ状況の中、少しでも自分にできることを行動に移す生徒たちの姿から、元気をもらった思いです。
　さて、学校再開の目途が立たぬまま、すでに一週間が過ぎようとしています。「安心メール」でお知らせしたように、学校再開に向けての情報収集を行っています。各ご家庭におかれましては大変な時ではありますが、一日も早く学校再開ができますよう、情報収集にご協力ください。メールでの返信が困難な場合は、学校に直接お電話いただければありがたいです。今後、学校再開に向けては、ＰＴＡ運営委員や学校協力者委員の方々、教育委員会等の意見を聞きながら検討してまいります。できるだけ、長期的な目途をお知らせできるよう努めます。
　予定通り、次のメール配信は１２日（木）午後５時です。今後の予定をメール配信しますのでご確認ください。
　　
　追伸
　　昨日、高南社会福祉協議会より「入浴施設の案内」をお知らせいただきました。この　ような重要情報が一人暮らしのお年寄りや高齢のご家庭には届きにくい傾向があると伺　いました。ぜひ、近隣の方々と情報を共有し合いながら、この非常時を乗り切っていた　だけたらと思い本校のＨＰに掲載しました。よろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　学校長