３月３日（金）の１６時から図書室において、今年度最後となる第３回学校協力者会議を開催しました。
　開会のあいさつで、橋本規子委員長は「二葉中学校を代表して文部科学大臣表彰の表彰状を広島市教育長様から直接受け取る際に、これまでの地域の皆様から寄せられた絶え間ない学校への支援を考えると、受賞の重みを痛切に感じました。」と述べられました。
　その後、上原敬子コーディネーターから、今年度の「まちぐるみ『教育の絆』プロジェクト」の取組内容と成果・課題について、常國敬太郎学校評価委員長から学校評価「最終評価」結果についての報告があり、その後は報告内容を受けて、委員の皆様と協議を行いました。委員の皆様から「報告内容が具体的でわかりやすく、学校の様子がよくわかる。」「自分たちの住む地域の学校がよくなり最高の気持ちである。」「地域での二葉中学校の評判はよい。地域連携の成果である。」「校長先生をはじめとする学校の努力に感謝する。」等、大変高い評価をいただきました。
　また、「自主的に行動を起こせる生徒を育ててほしい。」「文武両道を目指してほしい。」という今後の学校の方向性に係る貴重な提言もいただきました。
　一方で、授業を参観された際の感想として「いくつかの学級で落ち着きのなさを感じた。」という指摘もいただいており、今後の課題として学校が一体感を持って取り組んでいきたいと思います。
　協議の中で、生徒の実態に関する提言に対しては鴛渕達哉生徒指導主事、生徒の自主性育成に関する提言については土井紗代生徒会部長が、学校の現在の状況を踏まえて回答を行い、会議そのものが地域の皆様と学校が共に「明日の二葉」を考える貴重な場となりました。委員の皆様、本当にありがとうございました。
　閉会のあいさつで、和田晋校長は「文部科学大臣表彰は地域の応援あっての受賞であり、受賞の蔭には二葉学区３小学校（中山・尾長・矢賀）と一枚岩となって教育活動に取り組んできたことを忘れてはならない。二葉の力は地域の底力である。今後も二葉中学校は、運営委員会を中心とした組織的な集団指導体制で学校づくりを進めていく。応援してもらいたい。」と締めくくられました。
　二葉中学校は、今後も保護者・地域との連携・協働を積極的に展開した教育活動を、二葉の子どもたちのために積極的に展開してまいります。どうぞよろしくお願い申しあげます。

　卒業式にむけて、暮会後１０分間歌練習をおこなっています。３月１２日にむけて、明るく美しい歌声が教室や廊下に響いています。